週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

夫婦滝オフ会 その3  貝の口滝から夜間トレック

2011年11月16日 | 自然写真 滝

11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。

記念写真撮影を終え、夫婦滝を後にしたのは午後2時18分。元来た道をもどり、貝の口滝への分岐まで戻る。
201111131444_155 この間、Kurenaikaiさんのすぐ後ろについたのだが、その身軽さに驚いた。確かに若いのだが、私より重い荷物を背負って(偶然にも、ザックは同じメーカーの同じタイプ)、ストックも突かずバランスよく歩いていく。四つんばいになるような梯子を降りる際も、軽快に降りていく。
右の写真に写る梯子を、私は梯子の方を向いて降りていたのだが、上からKUWA氏の「危ない!」の声。と同時に梯子の上を滑るように落ちていく石。梯子の上端にあった石が、梯子が動いたことによって落ちてきたらしい。幸い脚を掠めただけで怪我もなかったが、ぐらついた石のある場合には注意が必要だと、実感させられた一瞬だった。
 分岐までもどり、小休止の後、岩場を降りていく。矢印はあるが道はない!。最後にわずかな踏み跡と不安定な梯子を伝って貝の口の滝へ。01

この滝は、高知の釜ケ谷の滝・徳島のフイゴ滝とならんで四国の三奇瀑と呼ばれているらしい。これで私もやっと三奇瀑制覇できた。

水流が岩を抉りながら方向を変えるため、上段と下段を一緒に見ることが難しい。上左が上段、右が下段である。

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201111131534_193 下段の滝壺の水の色が美しい。左の岩壁を登れば上段が見えるのだが、その時には下段が隠れてしまう。右の写真は少しでも上から撮ろうと岸壁をよじ登るまっすーさん。

この滝を覗き込むと、異世界を見るような感覚である。綺麗に削られた岩が、ここだけの世界を造っているような・・・。

午後3時45分、貝の口滝を後にして分岐点まで戻る。ここを更に上流に登ると、別の滝があるとKurenaikaiさんが確認したそうだが、時間的に難しそうなので、断念し、そのまま帰路に着く。

夫婦滝まで後1kmの標識を通過したのは午後4時35分、既に薄暗くなっている。5時を過ぎると道が見えなくなってきた。ここで皆ヘッドランプを装着するか懐中電灯を取り出す。しかしながら私は持ってきていない。以前は必ずザックに入れてきていたのに、最近明るいうちに戻ることが多かったので、油断していた。大失態である。私以外で持っていないのは海道さん。海道さんも今日に限って入れていなかったことを大後悔。

201111131752_205 なかちゃんとTAKAHAMA奥さんの間に入って、足元を照らしてもらいながら、ひたすら進む。

滑りやすい場所、梯子の下りる場所、渡渉する際には、みんなで足元を照らし、助け合って進む。このとき、先頭を行くのは当然おいわさん、そして経験者のKurenaikaiさん、最後尾をベテランのKUWA氏が務めてくれる。

201111131813_207 暗闇のなか、もっと不安になるかと思ったが、誰も不安を口にすることもなく、ひたすら前を行く灯りに続いて歩を進める。このときの状況について、おいわさんが分析しているが、全員が御来光の滝訪瀑経験者であることがもっと大きいかもしれない。秘境の滝訪瀑に伴う困難を十分理解しているからであろう。

さすがにノントラブルというわけには行かず、転倒したり滑ったりした人はいたが、全員無事車まで戻ってきた。おいわさんも滑った際に引っ掛けてズボンに穴が開いたと嘆いていたが、私も帰ってみるとズボンに鍵裂きがあった。

ともかくも6時40分、全員無事戻れたことを喜び合い、懲りずに次も宜しくと挨拶を交わし、別れる。おいわさん・海道さん・なかちゃん・まっすーさんを乗せて、りんりんパークまで戻ったのは7時15分。ここでおいわさんたちと別れ、まっすーさんとひたすら高速を香川に向いて走る。丸亀でまっすーさんと別れ、帰り着いたのは午後8時45分。体力的に余裕があるかと思ったが、車を降りるとどっと疲れが出てきてしまった。

 初めて女性を交えたパーティでの訪瀑、夜間トレッキングなど、初体験の多い、そして思い出も多い、すばらしいオフ会でした。皆さん、お疲れ様でした。

今日の走行距離268km 13,762歩

参加したみなさんのレポートはこちら

おいわさん: 出たがり家族のお出かけ日記
なかちゃん:四国の滝めぐり
海道さん:滝の思い出
まっすーさん:ますどこbyフォーサーズ
Kurenaikaiさん:紅会写真  

追記:最初に書いたおいわさんのサプライズ

12月10日より松山市内の喫茶店で個人写真展を開催! 詳細は追って連絡いただけるとのことなので、何とか都合をつけて行きたいものである。

コメント (2)
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