週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

やはり滝は直下で 美波町不動滝

2012年12月24日 | 自然写真 滝

 12月23日 美波町滝めぐりのつづきです。
 白滝を後にして、次の滝に向かう。(白滝は正確には牟岐町だが)。
201212231017_091  南阿波サンライン第一展望台からも見える不動滝。海岸へと降りる道からの正面遠望が右の写真。
 以前訪れた時、滝へ接近すると思われた道を辿ったが、夏の為藪に塞がれ接近を断念した。今回再びその道を辿ってみたが、やはり前回以上に進むことはできなかった。 接近をあきらめようと思ったが、Googleマップで見ると道が川を横切っているのにそれらしい橋がない。GPSで橋と道が交差する辺りを探っているうちに、下方に道らしきものがあるのに気付いた。水の流れは伏流となっているようだが、その河床跡に通路があるようだ。斜面を下りてその道路を辿る。振り返ってみると、トンネルがあり、それを通れば道の向こうに出られるが、入口に大きな蜂の巣。このトンネルがかっての川の跡だろう。
 道は少し行くと祭壇らしき石垣で消失する。その後は伏流する前の水の流れを辿って、沢を遡る。険しい岩場と藪を越えてたどり着いた滝の直下は、遠望した時からは想像できなかった素晴らしい姿だった。
01

 時間は10時50分。光の具合で虹が見える。

02

 

しっかり堪能して、不動滝を後にする。
 次の目的地は、少し南に下った二見海岸にある二見ケ滝。桂さんの情報を頼りに、道なき急斜面を下って何とか滝の上にたどり着いたが、崖を下りる術が見つからず、滝を見ることは断念。ロープを使えば降りられるらしいが、一人では挑戦し難い。あきらめて戻る途中のお土産は、間近で見たコゲラ。
201212231234_121

 二見ケ滝が見られなかったので、別の滝を訪れるつもりで、帰路を変更して脇町へ。
早朝出発だったので、眠くなって途中のPAで仮眠していると、天候は悪化して吹雪になってしまった。これでは滝訪問は無理なので、仕方なくR193をそのまま帰路に。仮眠の所為で時間的にも苦しくなっていたので良かったかも。
 帰宅したのは17時前。今年最後の遠征は、341km 8,459歩。目標制覇は成らなかったが、二つの滝で事実上の初訪瀑を達成して、充実した遠征だった。

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徳島 美波町滝巡り

2012年12月23日 | 自然写真 滝

 予報では徳島県南部は晴れ。お気に入りのポイントで朝日を撮ろうと、早朝4時前に出発。徳島県南部、牟岐町の大砂海水浴場に着いたのは6時過ぎ。少し早く着きすぎたので、30分ほど仮眠をとっていると、津波警報解除の放送があったような気がした。このエリアは津波には敏感だろうなと思っていたが、あとで調べても地震はなかったようだ、放送は聞き間違いだったのだろうか。
 そろそろ日の出の時間。水平線付近は霞んでいるようで、だるま朝日は期待薄だが、先日の失敗もあるので、準備を整える。今日は三脚を二台据え、D300sに120-400mm D5000には28-300mmをつけて動画撮影。
 太陽が顔を出したが、やはり薄い雲を透かしているため、残念ながらダルマは見えない。昇ってきた場所は予想より少しずれていたが、岩礁・釣り人が入っていい感じになるはずだった・・・。
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 雲の上から太陽が顔を出した。この場所からだと、岩や岩礁、釣り人、釣り船などを絡めらるお気に入りの場所なのだが。今回は残念。
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 7時50分装備を片づけて撤収。次の目的地は南阿波サンライン沿いにある白滝である。
この滝は以前訪れようとして場所が判らなかった。今回、桂さんのHPに、まっすーさんのレポートのおかげもあって場所をほぼ特定できた。
 当たりを付けた場所から、海岸に下りていく小道を進む。このエリアのもう一つの滝「水神の滝」の脇に出た。丸石と岩場の海岸線を少し北に進むと、「白滝」が見えてくる。
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 三段で10m程の滝だが、海辺に落ちる綺麗な滝である。砂地に落ちるため滝壷はないが、結構水量もあり、周りの雰囲気もあっていい感じである。この海岸は丸石が堆積しており、歩くと音が反響するよような不思議な音がする。そのせいだろうか、潮が引く時には「シャラシャラ」という、印象的な音がするので、滝の水音と合わさって不思議な感じである。
 岩壁に囲まれた閉鎖的空間での滝も、音の反響や、異世界的な雰囲気がいい感じだが、この滝のように開放的なのも、違った味わいでいい。
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201212230909_077  来た道を戻り、「水神の滝」を撮影。こちらは落差も小さく、滝間に倒木やごみが散乱していて雰囲気はよくない。

 岩肌に張り付くように咲く黄色い花。この辺りにはこの花が多く咲いている。まだ、名前を調べていないが、海崖に根を張り、この時期花を咲かせるのは、興味深い。
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 水神の滝からすこし南に下り、釣り人が付けたらしい道を登る。まっすーさんが紹介しているのはこちらの道だろう。車を停めた場所まで数百m車道を戻ることになったが、その間野鳥の鳴き声を楽しめた。

 さらに南阿波サンラインン沿いの滝を巡ります。

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同じ失敗を だるま朝日の季節

2012年12月16日 | 風景写真

 期日前投票を済ませ、晴れ予報でだるま朝日を期待していたのだが、目覚めたときは星も見えない曇り空。おまけに気温も高い。それでも取りあえず徳島に向けて車を走らせる。
 沖ノ洲に着いたのは6時過ぎ。晴れ間が見えてきていたが、水平線は雲に覆われ、やはり日の出は拝めそうにない。フェリー乗り場付近は大型船発着用に工事をしているようだが、既に何組かの釣り人と、カメラマンが一人。支店の同僚に聞いた新しいポイントで、どこから日が昇るか確認しようと思い、吉野川河口の新しい堤防に移動。明るくなるにつれ、堤防を走る人や散歩の人が増えてくる。7時になって陽が昇り始める。見ると水平線沿いには雲の隙間があり、陽が昇るのが見える。慌ててカメラと三脚を取り出す。
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 通常は日の出前に試し撮りをして設定を決めるのだが、今回はぶっつけなので撮っただけのものになった。それでも何とかダルマらしき姿に。
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 設定を変更する間もなく、陽は登りきってしまう。
Ds3_6219

Ds3_6231  2年前、徳島県南部の大砂海水浴場でだるまを狙った時も同じような失敗をしている。
雲を見て日の出は望めないとあきらめて準備していなかった為に、初めて見ただるま朝日を撮り逃したのだが、今回も同じである。いい状況とは言えないが、せっかくのだるまを撮り逃す失態を繰り返してしまった。教訓にしなくては。
 沖ノ洲に大型フェリー発着が可能になるのに合わせて、高速のICも予定されているようだ。おそらくその為につくられたのであろう「阿波しらさぎ橋」を渡って吉野川左岸に渡る。写真は左岸の河口から撮った「阿波しらさぎ橋」である。
Ds3_6242  先日徳島に来た折に、第十堰付近のススキが綺麗だったので、朝日に絡めて撮ってみようと思い、吉野川沿いを走る。しかしながら降り口を探してうろうろしている内に太陽が隠れてしまった。仕方なく、先日の同じコースで山越えしてまんのう公園へ。だが、今日はマラソン大会とかで、ヒマラヤザクラのある道が正午まで通行止め。時間つぶしに道の駅ことなみに戻り、美霞洞渓谷へ。
 左の写真は、美霞洞渓谷にある社の脇から撮影したもの。かろうじて上の段の渕が見える。渕の両脇は切り立ったがけで、覗き込むにはロープで体を固定しなければならないようだ。
 ちなみに、先週にはまだあった美霞洞温泉跡の建物が、撤去されていた。

 まんのう公園に戻ったのは正午過ぎ。ヒマラヤザクラは先週撮影したが、ある目的に使いたくて、しばらくこだわってみるつもり。
 先週より開花が進んでおり、また、道の反対側に更に2本の木があるのに気付いた。
 太陽は出たり隠れたり、青空も部分的に見えるだけで、今ひとついい状況ではないが、先週より少し気に入ったものが撮れた。
Ds3_6269
 今日は少し暖かいせいか野鳥が飛び回っている。確認できる程度に撮れたものは少ないが、その中の一枚。メジロのようだ。
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 しばらくはだるま朝日狙いの遠征が続くが、何とか滝への訪問も加えたい。来週はきちんと計画を組むことにしよう。

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冬の桜 ヒマラヤザクラ

2012年12月09日 | 自然写真 季節の花

 いきなりの寒波で山間部は雪予報。まだタイヤを冬用に交換していないので、滝巡りは今回見送り。朝日の撮影も無理そうだが、取り合えず早朝の徳島へ。
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 予想通り、沖ノ洲では雲に覆われていたので、海岸線を回っていい景色が撮れそうな場所を探すことに。

 地図を見ながらよさそうな場所を巡っていると、北の脇海水浴場に着いた頃に丁度朝日が顔を出した。島影をよけるには場所的にぎりぎりかも知れない。tomi3さんに教わったカシミールで、早く確認できるようにしなくては。

 日が見えたと思ったのに、すぐに雨が降り出した。次の目的に向かうため徳島自動車道にのると今度は吹雪に見舞われる。美馬ICで降り、国道438号で山越えをしようとしたら、「凍結 チェーン要」の表示。登るにつれ積もった雪が目立ち始める。
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 三頭トンネルを抜け、香川県側にでても雪は積もっていた。トンネルを出てすぐ、三頭山登山口では数人が山登りの順儀をしている。天候が回復すれば気持ちの良い登山になるかも。
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 道の駅ことなみを過ぎたところにある美霞洞渓谷。ちょっとした名所と聞いていたが、今まで寄ったことはなかった。国道から下りる道を見つけたのでちょっと寄ってみた。写真は奥にある雄淵・雌淵。三脚を据えて撮ってみたいところだが、滑りやすい足場を戻って三脚を撮ってくる気にはならなかった。機会を見てきちんと撮影してみたい。

 目的地はまんのう公園付近の町道。昨年、新聞でこの時期に咲くヒマラヤザクラの記事を見て、一度見てみたいと思っていた。

 まんのう公園西口ゲートの手前で町道に入ってすぐ、淡い色の花を付けた木を見つけた。探すつもりでなければ、見落としてしまうだろう。

 まだ咲き始めで、見つけられた木も二本だけ。淡い桃色の花はとても儚げで、この冬の季節にとても会っているような感じがした。

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 この冬のうちにもう一度訪れてみたい、そんな思いを抱いてまんのう公園を後にした。

 風が強く、天候が不安定なので今日のお出かけはこれでおしまい。昼前には帰宅していた。
 来週にはタイヤも冬用に交換しているので、今度は冬の景色を探しに行こう。

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