地道な日常活動で地域に浸透
-山としひろ・江南市議がトップ当選-
先の江南市議会議員選挙(定数22、立候補者数25)で、社民党公認の山としひろ市議(31歳)がトップで再選を果たした。
今回の市議選は争点がはっきりせず、市民の関心も高まらず、投票率が過去最低(52.36%、前回比-8%)を記録。しかし、山市議は4年前よりも約1,000票上積みし、2位に900票以上の大差をつけ、江南市議選最高の3,034票を獲得した。
今回、山市議以外に30代、40代の候補者はいなく、選挙カーのボディーに「31歳」と、前回以上に若さをアピール。選挙期間中、100回以上に及ぶ街頭演説を行ない、「唯一の若者、子育て世代、働き盛りの代表」として、江南市を「ベットタウン」から「生活都市」に変えていくと訴え続けた。
山市議の居住地域は、市内最大規模の世帯数。今回、ライバルの保守系現職の引退や、地域でボランティア活動を取り組んでいたことで住民に支持が浸透。これまでライバルを応援していた住民が、選挙カーのウグイスや練り歩きを志願、支援の輪が拡がった。
また、この4年間、駅前で早朝行動を継続。今では「いつも朝、駅に立っている議員」として市民にその名が浸透。また、数ヶ月ごとに社会新報号外(議会報告)を発行し、ポスティングするなど、地道な日常活動を行なってきた。
山市議は「責任の重さを感じている。決しておごりたかぶることなく謙虚な気持ちで、2期目に臨みたい」と決意を語った。
(社会新報 6月1日 13ページより転載)
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