選挙戦5日目が終わりました。今日も終日、市内各地を選挙カーで遊説しました。
公職選挙法の規定によって、選挙運動としてできることは限られています。公職選挙法が時代遅れであり、有権者が最良の判断をできる環境が整えられているとは到底思えません。候補者として活動していても、公職選挙法を改正する必要性を感じます。
とはいえ、今あるルールに従って運動を進めなければなりません。
象徴的なのが選挙カーによる連呼行為です。最近では高齢者や支持者の方からも「本当に効果があるのか」「うるさいだけではないか」という意見が寄せられています。
確かに、現に選挙が行われていることをみなさんに認識していただき、支持者にがんばっている姿を見てもらう分には効果があります。しかしながら、「市議会議員には○○○○をよろしくお願いします。」と連呼するだけでは、候補者の政策や思いがほとんど伝わってきません。
今回、選挙カーでの連呼は幹線道路などを走る時などに限り、いたるところで選挙カーを停めて街頭演説する機会を増やしています。ひとりでも多くの方に自分の政策や活動実績をお話してご判断いただけるように努めます。
残り2日間は、地元を中心に遊説します。近くで見かけたら気軽に声をかけてください。よろしくお願いします。
今回の市長選、市議選は前回に比較し投票率が高くなり市民の関心が強まったと思います。また、市長選では公開討論会が開催されるなど良い方向に進んできたと感じました。
さて、公職選挙法については市民にとって難解な法律と
思います。内容がパッチワーク的であると思います。
市町村選挙管理委員会の多くは職員が専任でないことで選挙についてのPR不足があるのかも知れません。それと選挙違反の判断基準が公平でないような気がします。
投票率は前回よりも高かったとはいえ、思っていたほど伸びませんでした。なぜ伸びなかったのか、議員を2期務めた者として責任の一端を感じています。
公職選挙法は時代にあっていないと思える部分があります。ひとりでも多くの有権者に自分の訴えが伝わるにはどうしたらよいのか、引き続き検討していきます。
選挙違反にあたるかの判断を行うのは警察です。最近では買収に力を入れているのではないかと思いますが、選挙違反かどうかの線引きは難しいものがあります。