昨日午前中、市議会議会改革特別委員会が開催されました。私は委員外議員として傍聴しました。12月定例会で成立したばかりの「江南市議会基本条例」の実施要綱(案)について、議論が交わされました。
主な論点は①議員間討議、②市長等による反問権、③意見交換会・報告会であり、議論の結果、以下の方向性が示されました。
①議員間討議
・委員会と委員協議会で自由討議を行う。
・それ以外にも、全議員の過半数の求めがあれば討議の場を設ける。
②市長等による反問権
・市長等による反問は、質問・質疑の趣旨をより明確にするために行うものとする。
・反問でのやり取りも持ち時間の範囲内で行う。
③意見交換会・報告会
・各常任委員会単位で年2回以上開催する。
・定例会の議決事項などを報告するとともに、市民からご意見等をうかがう。
これらについての私見を簡単に述べます。
○議員間討議については、実際すでに委員会の請願審査などで行われています。当局とやり取りするだけでなく、議員同士で活発に議論し、問題の本質に迫っていければよいと思います。
○反問権については、とにかくやってみましょう。私が今年6月の一般質問「子どもの貧困について」で貧困問題の認識を問うたところ、市長が自ら答弁を求め、事実上反問したことがありました。議員が委縮することがないよう、議長の采配が重要になりますが、議員も当局側も責任をもって発言しているはずです。反問のやり取りの評価については、市民のみなさんのご判断に委ねます。
○市民のみなさんにとって、議会はまだまだ遠い存在です。議会と市民の距離を近づけるには、両者が直接対話する機会を設けるのが一番です。意見交換会では、素朴な疑問や意見を遠慮なくぶつけていただきたいと思います。
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