立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

ワークシェアリング-正規・非正規の二項対立を乗り超えるために-

2012年09月19日 | Weblog

 若年層の雇用・労働環境をどのように改善したらよいのか-政治に重い課題が突きつけられています。にもかかわらず、民主党や自民党の党首選の候補者の訴えを聴いても、外交や安保問題で勇ましい主張を繰り返すばかりで、若者政策が全然語られていません。残念なことです。

 話は少しそれますが、雇用のあり方について私が気になっていること。それは最近、「ワークシェアリング」についてほとんど議論されていないことです。

 ちょうど10年前、私は大学院生でしたが、専門外のことにも見聞を広げようと、教授にお願いして、学部生のゼミを聴講させてもらっていました。そこで、さかんにワークシェアリングが取り上げられ、「オランダモデル」が云々かんぬん………と議論したのを記憶しています。

 ところが、いつの間にか、議論が沈静化してしまいました。

 このところ、「正規雇用」と「非正規雇用」を二項対立させて、「正社員は………、他方でパート・派遣は………」と言って「均等待遇」を求める声が強まっています。私も主張していますし、間違っていないと思いますが、現実と理想は乖離したままです。

 もう一回、ワークシェアリングを勉強しなおしたいです。

 


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