現在、大急ぎで「重点政策集」を作っています。「ずっと江南市で大丈夫と思える『生活都市』」をめざし、議員在職中、さまざまなことを訴えてきました。その思いは今も変わりません。引き続き、未来に責任が持てる政策を掲げて、みなさんと対話を進めていきます。
今後随時、テーマごとに政策をお示しします。今日は「子どもの貧困」対策についてお示しします。これが完成、完璧なものとは思っていません。より良い政策となるよう、みなさんから忌憚のないご意見をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。
【重点政策】 子どもの貧困
日本の子どもの貧困率は16.3%と過去最悪を更新しました(2014年7月厚生労働省調査)。全国で328万人、江南市で推計2,000人以上もの子どもが貧困状態にあります
貧困が広がった要因は様々考えられますが、子どもには何の責任もありません。子どもの貧困状態は学力や健康に響きます。生まれ育った家庭環境によって、人生のスタートラインから不利な状況に置かれ、将来の選択肢が狭められることがあってはなりません。未来を背負って立つ子どもが望を持って自分の人生を切り開いていけるよう、公教育を充実し学力格差を是正します。
○ 家計が苦しく塾や習い事に通えない小中学生を対象に無料の学習支援事業を行い、基礎学力の定着、高校進学をサポートします。
○ 就学援助制度の周知徹底を図るとともに、援助内容や対象者を拡大します。
○ 貧困対策に活用できる行政サービス一覧表を作成します。
○ 子どもの立場に立って支援を行うスクールソーシャルワーカーを小中学校に配置し、福祉部門との連携を強化します。
○ ひとり親への就労支援を充実します。
○ 所得税法における寡婦控除は、未婚のひとり親には適用されず、離婚・死別のひとり親よりも経済的負担が重くのしかかっています。保育料や市営住宅の家賃に寡婦控除をみなし適用し、負担を軽減します。
○ 学校教育や社会教育を通じて労働法などを学ぶ機会を作ります。