「広報こうなん」2月号の24ページで、「いこまいCAR(予約便)」の利用料金の改定=値上げについてのお知らせが掲載されています。
改定内容は2点。
①お迎え料金を利用者負担とする。
②運賃の利用者負担については、100円未満切り捨てから10円未満切り捨てで算定する。
つまり、利用者負担を増やすということです。
予約便の運行開始から約6年間が経過しました。予約便は、交通空白地域の市民の足の確保や、車などに乗らない(乗れない)人々の移動に貢献してきました。特に、江南厚生病院などへの通院に役立てられてきました。
一方で年々、利用者数や便数が増え続け、それに伴う公費負担も大幅に増えています。どのぐらいまでを公費でカバーするのか、その線引きは難しいものがありますが、利用実態をきちんと検証していかなければなりません。おそらく、来る3月定例会で議論になることでしょう。
私見としては、一定の自己負担はやむなしと考えます。ただし、移動することは、基本的人権の一部です。他自治体で運行されている巡回バスなどを参考に、総合的な交通体系についても併せて検討するように求めていきます。