立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

企業誘致

2012年08月31日 | Weblog

 昨日の行政改革推進委員会で取り上げられたことついて、もうひとつ紹介します。

 昨年度の取り組みの進捗状況、計154項目のうちのひとつに「企業立地の促進」がありました。

 その取り組み内容は

 「市内工業用地等の現状、今後の利用可能性を把握するとともに、企業立地に対する支援策を研究するなど、企業立地を促進するための方策を検討する。また、企業へのPR方法について検討する。」

とありました。これに対する取り組み実績は

「企業立地における江南市に優位性(アピールポイント)について江南市工業振興対策協議会と連携して調査を行った。」

とあり、実施状況はA(予定通り)でした。

 上記に関して、「企業誘致をする意思があるのか」と事前に文書で質問したところ、

「現在、具体的な誘致計画はない。」「般若町の利用可能な工場適地(未利用地)は約300㎡程度で、個人所有地である。」ことなどから、「企業誘致は困難な状況にある。」

という回答がありました。

 私が聞いた限り、企業誘致について、市民のみなさんのご意見はおおむね2通りに集約されます。

①江南市は大した企業がないので、財政力が弱い。企業誘致のために知恵を絞るべきだ。

②財政基盤を確立するために企業誘致するといっても、現実的には難しい。身の丈に合った行政運営に徹するべきだ。

 私見としては、②の立場にあります。実際、都市計画上の制限、地理的条件、社会経済情勢などのハードルが立ちはだかっています。企業立地に係る情報収集は積極的に行えばよいですが、一昔前のイメージの企業誘致は無理だと考えます。それよりも、「生活都市」としての施策を充実して、それをアピールすべきです。