きのう、厚生労働省と文部科学省は、10月1日時点の大学生の就職内定率が57.6%(前年同月比4.9%減)であると発表しました。就職氷河期といわれた2003年よりも落ち込んでおり、来年春、就職が決まらないまま卒業する学生が大量に生まれるのではと懸念しています。
就職内定率は、就職希望者のうち内定が得られた率をいいます。ですから、大学院進学者、資格試験受験者などは除かれます。また、就職が決まらずやむを得ず大学院などに進学を決めた人も除かれます。
まさに、異常事態です。いくら競争主義社会とはいえ、若者が未来に夢や希望を持つことができないのは、悲惨なことです。胸が痛みます。若手議員として、できうる限り、若者の現状に目をむけ、若者の思いを聞いていかなければと強く思います。