平成29年3月5日(日)、和歌山県立医科大学で行われた第10回 1型糖尿病の集い in Wakayamaに参加いたしました。
この集いには、1型糖尿病患者様、患者様ご家族、医療スタッフが参加し開催されました。
当クリニック坂頭院長が総合司会としてこの集いが進められました。
まず、神戸大学医学部附属病院看護部 副看護師長 大江裕子さんによる特別講演「私の1型糖尿病ライフ―医療従事者兼患者として―」が行なわれ、1型糖尿病患者としての経験をわかり易く楽しく話されました。
現在、ご使用になられているインスリンポンプのことについては、詳しく知ることができました。
1型糖尿病患者様は、1日4回程度インスリンを注射しなければ血糖のコントロールは困難ではありますが、一度インスリンポンプを装着すると、2週間程度注射することなく過ごせるメリットや費用のこと、インスリンポンプの装着していることのデメリット等を教えていただき、会場からもたくさん質問が寄せられました。
その後「1型患者様が手術を受けることになったら」というテーマで、パネルディスカッションが行なわれました。
まず、和歌山県立医科大学第一内科 助教授 河井伸太郎先生のお話の後、手術を実際に経験された患者様お二人のお話があり、会場の皆さんは一生懸命聞かれていました。
午後は、グループ別ディスカッションとして、テーマ別に少人数で集まり意見交換の時間でした。
私は、「テーマを絞らず、普段思っていることを自由に話したい方」というところのグループに入りました。
その中で、20歳代の男性患者さんは、運転免許を取得していないことで就職先が見つからないことに将来の不安を抱えていることを話されました。
これは、1年間意識障害のある低血糖発作を起こしていないことが、免許取得時に医師の診断書が必要な為です。
また、80歳台の患者様は、糖尿病は友達と思い仲良く付き合っていかなければならないと、明るく話されました。
私も、CDEJ(日本糖尿病療養指導士)取得後、色々な研修会に参加するようにしていますが、この様に患者さんの生の声が聞けるものは余り無いので、これからも参加していきたいと思います。
やよいメディカルクリニックHP
投稿者:やよいメディカルクリニック リハビリテーション科 科長・龍田義人
この集いには、1型糖尿病患者様、患者様ご家族、医療スタッフが参加し開催されました。
当クリニック坂頭院長が総合司会としてこの集いが進められました。
まず、神戸大学医学部附属病院看護部 副看護師長 大江裕子さんによる特別講演「私の1型糖尿病ライフ―医療従事者兼患者として―」が行なわれ、1型糖尿病患者としての経験をわかり易く楽しく話されました。
現在、ご使用になられているインスリンポンプのことについては、詳しく知ることができました。
1型糖尿病患者様は、1日4回程度インスリンを注射しなければ血糖のコントロールは困難ではありますが、一度インスリンポンプを装着すると、2週間程度注射することなく過ごせるメリットや費用のこと、インスリンポンプの装着していることのデメリット等を教えていただき、会場からもたくさん質問が寄せられました。
その後「1型患者様が手術を受けることになったら」というテーマで、パネルディスカッションが行なわれました。
まず、和歌山県立医科大学第一内科 助教授 河井伸太郎先生のお話の後、手術を実際に経験された患者様お二人のお話があり、会場の皆さんは一生懸命聞かれていました。
午後は、グループ別ディスカッションとして、テーマ別に少人数で集まり意見交換の時間でした。
私は、「テーマを絞らず、普段思っていることを自由に話したい方」というところのグループに入りました。
その中で、20歳代の男性患者さんは、運転免許を取得していないことで就職先が見つからないことに将来の不安を抱えていることを話されました。
これは、1年間意識障害のある低血糖発作を起こしていないことが、免許取得時に医師の診断書が必要な為です。
また、80歳台の患者様は、糖尿病は友達と思い仲良く付き合っていかなければならないと、明るく話されました。
私も、CDEJ(日本糖尿病療養指導士)取得後、色々な研修会に参加するようにしていますが、この様に患者さんの生の声が聞けるものは余り無いので、これからも参加していきたいと思います。
やよいメディカルクリニックHP
投稿者:やよいメディカルクリニック リハビリテーション科 科長・龍田義人