平成28年3月3日(木)公立那賀病院にて和歌山県紀北エリア糖尿病ネットワーク~糖尿病透析予防指導の取組み~が開催され、当院からもスタッフ皆で参加してまいりました。
当院の坂頭院長が司会を務めたSession1では公立那賀病院 名誉院長の近藤先生による「不可逆性の腎症に移行させない為の治療戦略」、Session2では公立那賀病院 腎臓内科科長の山本先生による「透析導入期を見据えた腎不全期の治療戦略」という内容の講演を拝聴させていただきました。
Session3のディスカッションのコーナーでは当院の糖尿病透析予防に関する取り組みを発表させていただきました。
内容は、腎症2期以上の糖尿病患者さんに透析予防管理の介入行い一年間の経過観察の成果をHbA1c、尿微量アルブミン量、収縮期血圧、BMIについて各項目ごとに評価しました。
その結果ほとんどの人に悪化はみられず、これに関しては効果を感じることができました。
また当施設以外にも橋本市民病院、和歌山県立医科大学付属病院紀北分院、公立那賀病院、紀和病院の取組みについても発表を聞かせていただきとても参考になりました。
和歌山県の透析導入患者は、増加傾向にあります。
将来腎不全(透析)に進行する慢性腎不全(CKD)の原疾患は慢性糸球体腎炎・糖尿病腎症・腎硬化症で8割を占めています。
なかでも糖尿病腎症は透析導入原疾患としては1位です。
糖尿病腎症の発症・進行を抑制するためには、血糖コントロール、厳格な降圧療法、食事療法などの治療が必須となります。
そこで、当院では糖尿病腎症を発症している患者さんに対し、医師・看護師・栄養士がチームで支援を行い、糖尿病腎症悪化防止のための糖尿病透析予防システムを構築しているところです。
私達スタッフは今後も坂頭先生のご指導のもと糖尿病療養指導に懸命に従事していきたいと思っております。
やよいメディカルクリニックHP
投稿者:やよいメディカルクリニック 看護師長 松島かねこ
当院の坂頭院長が司会を務めたSession1では公立那賀病院 名誉院長の近藤先生による「不可逆性の腎症に移行させない為の治療戦略」、Session2では公立那賀病院 腎臓内科科長の山本先生による「透析導入期を見据えた腎不全期の治療戦略」という内容の講演を拝聴させていただきました。
Session3のディスカッションのコーナーでは当院の糖尿病透析予防に関する取り組みを発表させていただきました。
内容は、腎症2期以上の糖尿病患者さんに透析予防管理の介入行い一年間の経過観察の成果をHbA1c、尿微量アルブミン量、収縮期血圧、BMIについて各項目ごとに評価しました。
その結果ほとんどの人に悪化はみられず、これに関しては効果を感じることができました。
また当施設以外にも橋本市民病院、和歌山県立医科大学付属病院紀北分院、公立那賀病院、紀和病院の取組みについても発表を聞かせていただきとても参考になりました。
和歌山県の透析導入患者は、増加傾向にあります。
将来腎不全(透析)に進行する慢性腎不全(CKD)の原疾患は慢性糸球体腎炎・糖尿病腎症・腎硬化症で8割を占めています。
なかでも糖尿病腎症は透析導入原疾患としては1位です。
糖尿病腎症の発症・進行を抑制するためには、血糖コントロール、厳格な降圧療法、食事療法などの治療が必須となります。
そこで、当院では糖尿病腎症を発症している患者さんに対し、医師・看護師・栄養士がチームで支援を行い、糖尿病腎症悪化防止のための糖尿病透析予防システムを構築しているところです。
私達スタッフは今後も坂頭先生のご指導のもと糖尿病療養指導に懸命に従事していきたいと思っております。
やよいメディカルクリニックHP
投稿者:やよいメディカルクリニック 看護師長 松島かねこ