平成25年8月31日(土)16:30よりホテルグランヴィア和歌山にて「平成25年度 第19回和歌山県有床診療所協議会総会」が開催されました。
有床診療所という耳慣れない言葉ですが、判りやすい言葉で言い換えると「入院施設がある身近な医療施設」という事になります。
その有床診療所は、現在存亡の危機に瀕しています。
病院に比して低い診療報酬の影響等でこの20年間で有床診療所の数は約3分の1に激減し、現在も年間約1000もの有床診療所が無床化しており、あと10年も経つと絶滅することになりかねません。
この事態は地域での入院や救急医療に深刻な影響を与えており、有床診療所の経営改善が急務という状況にあります。
今年の8月には神戸で第26回全国有床診療所連絡協議会総会が開催され、本会においてその総会の報告がなされました。
その中で田村憲久厚生労働大臣による特別講演(今後の社会保障制度について)があり、有床診療所の役割として早期退院の在宅や介護施設等々への橋渡し、専門性の高い医療を提供し病院を緩和する役割、緊急時の対応、そして在宅医療の拠点としての必要性は強く認識していただいているようでありました。
厳しい環境が続く中ではありますが、今後の地域医療を担う上で欠かさせない存在である有床診療所を、皆様方に認知したいただくとともに更なる貢献ができるよう活動を続けていきたいと思います。
投稿者:クリニック広報
有床診療所という耳慣れない言葉ですが、判りやすい言葉で言い換えると「入院施設がある身近な医療施設」という事になります。
その有床診療所は、現在存亡の危機に瀕しています。
病院に比して低い診療報酬の影響等でこの20年間で有床診療所の数は約3分の1に激減し、現在も年間約1000もの有床診療所が無床化しており、あと10年も経つと絶滅することになりかねません。
この事態は地域での入院や救急医療に深刻な影響を与えており、有床診療所の経営改善が急務という状況にあります。
今年の8月には神戸で第26回全国有床診療所連絡協議会総会が開催され、本会においてその総会の報告がなされました。
その中で田村憲久厚生労働大臣による特別講演(今後の社会保障制度について)があり、有床診療所の役割として早期退院の在宅や介護施設等々への橋渡し、専門性の高い医療を提供し病院を緩和する役割、緊急時の対応、そして在宅医療の拠点としての必要性は強く認識していただいているようでありました。
厳しい環境が続く中ではありますが、今後の地域医療を担う上で欠かさせない存在である有床診療所を、皆様方に認知したいただくとともに更なる貢献ができるよう活動を続けていきたいと思います。
投稿者:クリニック広報