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マッサージ

2017-04-29 11:40:34 | 日記
山口瞳先生は10歳のときから按摩にかかっていたそうだ。私の肩凝りは20歳前後からではなかったか。よく銭湯の流しの世話になった。流しというのは銭湯にいて背中を流してくれたあとで、そのタオルを肩の上にのせて、10分間ほど肩をもむ商売である。入浴料が15円、流しの代金も15円だった。ラーメン1杯が50円の時代だったから、凡その計算はおわかりだと思う。

次が旅行先の宿である。これはアタリとハズレがあるのを皆さんご経験されていると思う。もりとんアタリは少ない。最近(といっても20年以上前になるが)の宿にはマッサージ器を備えているのが多い。100円玉を入れると、椅子についている球が動き出す仕掛けだが、下手な按摩よりマシな場合もある。

60歳に近くなった頃、家人が、藤沢に,上手い人をみつけ、料金も60分間3千円と安かった。半盲の人だったが力が強く、話好きだったから、家人と2人で月に2回は通った。もし脊柱管狭窄症にならなかったら、現在でも藤沢行きは続いていただろうと思う。

2年前から重田名人に頼っている。名人の治療は指圧であるが、これをマッサージ呼ぶ。病院の整形外科のドクターが私の腰を診察して、マッサージ療法を指示する。名人の説明によるとマッサージにはマッサージ(さする、撫でる)、按摩(もむ)、指圧(押す)の3つがあって、私はその中の指圧をうけていることになる。重田さんのことを名人と書くのは、今まで出会った施術師の中で最も優れた技術を持っているからだ。名人の治療が終わると数十分かの間は腰痛が消える。ゼロになる。眠くなる。この眠りがずっと続いて、そのままになるのも悪くないような気がして来る。

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