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インフルエンザ ①

2017-03-19 15:25:54 | 日記
15日の水曜日の午後からのどの調子が変になった。咳払いを繰り返す。それが頭に響く。風邪か。「転ぶな、風邪ひくな、水を飲め」という20年前の脳梗塞依頼の3訓はずっと守って来た。久々に風邪をもらったか。誰からもらったか。いつもより少し早く風呂に入った。沢の鶴の燗酒と水割り2杯を呑む。それで咳が止まる。即席のアルコール療法が効いた。

16日午前4時半頃、咳で目が覚める。身体が熱っぽくだるい。風邪が悪化したのがわかる。アルコール療法は無効どころかマイナスだったようだ。家人が体温計をもって来る。37度5分は平熱より2度近く高い。腰痛も重くなっている。うとうとして7時半、家人に豆乳を頼む。豆乳の冷たさが快いのが熱の高いことを示している。とにかく目を閉じる。正午の体温は38度5分。午後3時には38度7分。この高熱は40年前の腎盂腎炎以来である。家人が近くの病院へ電話しているのがボンヤリと聞こえて来る。だるい。腰が痛い。6時を過ぎて娘が帰って来た。なんとか眠れないか。眼を閉じているが脳が休まない。「病院へ行こうよ」、娘に言われるが体が動かない。腰が立たないのがわかる。ずっと目を閉じている。どのぐらい経ったか、足先がモゾモゾする。家人がズボンを両足に入れている。「立てないよ」「大丈夫、もう介護タクシーを頼んであるのよ」、寒気がする。娘の力でなんとか立ち上がって、車椅子に乗る。あとはよくわからない。気がついたら病院にいた。夜間診療で、患者は私以外に見当たらない。40歳代の男性医師がいて、娘に何かを話し、看護婦に何かの指示をする。ソファーベッドのような場所へ移ると、看護婦が細い管を鼻に入れる。それが痛いこと、痛いこと。ソファを平らにして、待つこと20分。インフルエンザA型です、と答えが出た。点滴をすると言う。身体の節々が痛い。細い血管の中からなんとか注入口をみつけて点滴が始まった。インフルエンザで死ぬ人がいるという話を思い出した。ラクな死に方ではないなと思う。安楽死ではないと思う。シンドい体で、重ったるい頭で余計なことを考える。

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