草食系

SEXに淡白な男性を草食系というそうだが、13日の日経新聞によると、そういう男達が増えているそうだ。なぜ淡白なのかの理由に、面倒臭いというのを挙げる例も多かった。一方、淡白どころか、電車の中で女性の身体に触れたり、スカートの中を撮影したりして逮捕される例も少なくない（新聞やテレビで報道されるのは、痴漢男の肩書きにニュースバリューがある場合だけだろう）。　　私の友人知人にも草食系はいたが、彼らに共通するのは、水商売の女性がダメという体質だった。そうなると、素人女性にモテることが青春の条件になるが、それほどの好い男は滅多にいないし、私は友人の一人を知るだけだ。　また痴漢行為で捕まったのは１人もいない。つまり、たいていの男は草食と肉食の中間にいるのではないか。かつて、男はみんな狼という歌があったが、男なら、そういう日もあるかもしれぬが、それが毎日ということはないだろう。男女のことは自然が１番だと私は思うし、時には、つい春風に誘われて～ということもあるのが人生かと思う。　最近は浮気のことを不倫ー人の倫理（みち）に非ずーと言うが、シンドい熟語だという気がする。繰り返しになるが、男女の仲は自然がいい。　これには反論も多いかと思うが、静かに眺めてみれば、世の中（草食も肉食も、不倫も貞操堅固も）そうなっているような気がするがどうだろうか。