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16年

2010-07-28 21:04:59 | 日記
煙草はやめた。塩分のあるスープは1日1食(朝、味噌汁を食べたら昼食のラーメンの汁は捨てる)。 1人で外出しない。外出時には水のボトルを持つ。自分で血圧を測る。夏の海辺、サウナ風呂などは厳禁。その他にもいくつかあるが、何といっても朝晩服用している数種類の薬の効用が大きいだろう。 脳梗塞でダウンしてから、私の生活は一変した。禁煙するのに3カ月かかった。もちろん煙草はすぐにやめたのだが、口がさびしいので、ハッカパイプを90日間咥えていた。 食堂の卓上の醤油を、家人が日本酒で薄めた(これは、醤油の味が変わらないから、減塩志向の方はお試しください)。煮物は煮詰め主義で、たとえば鯛の煮付けなら、まず切り身を薄味のスープで煮て、火が通ったらひきあげ、残った汁をとことん煮詰めて、先の鯛にかける。 他も同様で、減塩とはイコール調理の工夫であるが、その主役は日本酒で、多くの場面で、「これ、薄味じゃないよ」を演出してくれる。神経的、肉体的ストレスの対抗策は、宮沢賢治の逆でいく。 雨ニモ負ケテ傘ヲサス、風ニモ負ケテ コートを着て、夏ノ暑サハ クーラーを回シ~でいく。  イツモ静カニ笑ッテイルことはできぬが、夜は必ず熟睡することは可能だ。脳梗塞患者の再発率は1年以内に1割、10年以内に5割(7割というデータもある)。 私は16年経っているので、時々ドクターから誉められるが、これはすべて、家族と近代医学のオカゲだと感謝している。

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