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悪い夢

2021-03-17 23:22:20 | 日記
悪夢という言葉がある。悪い夢でもみているような、という言い方がある。それが3月13日土曜日と14日日曜日の私だった。土曜日の朝4時から夕方の6時まで、忙しくトイレに通った。10数回連続の下痢である。胃も腹部も痛みはない。食中毒に思い当たることもない。原因不明である。思い出すのが、安倍前首相が苦しんだ過敏性大腸炎であるが、それならば痛みを伴うのではないだろうか。病院へ行けば大腸検査が行われるはずだが、これは、5年前に経験済みで、思い返しただけでも面倒だった。もちろん1日絶食した。それにしても不思議だったのが、何度トイレ通いをしても空振りのないことだった。自分の体内にこれほどの老廃物があろうとは。テレビによく出ている大食いタレントじゃあるまいし。

1日の絶食で落ち着くのではと考えていたが、日曜日の午前に飲んだココア豆乳とピーナッツバターを塗った1枚のパンが、また下痢の因になった。休日だった娘がサンドラッグに走ってくれた。薬剤師に事情を話し、新ビオフェルミンとOS-1を買って来た。結果として、これが回復の決め手になった。火曜日になってビオフェルミンが効いた。OS-1は水分補給液で、命の水だ。

娘のおかげで入院せずに済んだ。妙な言い方だが、2日間は救急車に乗る気力も元気もなかった。ベッドの上で1センチ動くのもイヤだった。だが、痛みのない大腸不全とは何だったのだろうか。初体験の連続下痢が数粒の整腸剤で治ってしまうのだろうか。もし、娘が休日でなく、家人がドラッグストアへ行ったとして、これほどうまくいっただろうか。

今(水曜日の午後)でも、2日間の苦しみの原因はわかっていない。悪い夢を2日間見ていたような、と言うほかにない。娘が休日だったのは運である。74歳のときに胸部大動脈瘤破裂となり使い果たしたと思っている私の運が、まだ少し残っていたのだろう。ほかのことでは説明がつかない。