８月12日

目覚めはいつもより遅い７時15分。　何時に目覚めるかは、その日の１回目の（腰の）痛み止めの服用に関係するので、決して小さなことではない。　　高校野球の第一試合　旭川　対　平安は、投手リレーと点の取り合いの総力戦で、俗に謂う　「どちらにも勝たせてやりたい」好試合。　こういうとき、負けた旭川に大拍手が起こるのが甲子園のいいところだ。昼食後の甘味は、娘がもらってきた、ちょっと上等なワラビ餅。　大の甘党である家人もキナコだけは苦手なので、他の菓子と違って、一晩で消えてしまうことはない。　　競馬は関屋記念。　昨日は、意外な稼ぎ（誤って電話ボタンをダブッて押した馬券が的中）があったので、こういうときはと、スピリタスから穴狙いしたが、差のある３着。　　オリンピックも終わる。出来すぎと書くと怒られそうなので、ようやったと関西弁で書いておこう。　　今夏から、食卓に登場した厚切り豚バラ肉の味噌漬が抜群の味で、市販のものより
砂糖と味醂で甘くできているのがいい。　多くは食べられぬが、胃と腸は（酒の味も含めて）実年齢より15年ぐらい若いと思っている。　　今朝の血圧は127-74。　明日は腰痛の整形外科への通院の予定がある。たまの外出も悪くないというのと、面倒くさいというのが半分ずつ。

同床異夢

（女房）「昨夜は久しぶりにＡさんの夢を見た。今夜もまた会いたいなぁ。彼とはよく、夜の映画に行った。あれはたしか夏の終わり頃だった。帰り道で、Ａさんの右腕が私の右肩を抱くようなかたちになり、“僕たちは”と小さな声で言ったときは、びっくりしたけどうれしかった。　“僕たちは”に続く言葉はよく聞こえなかったけど、あれは、もしかすると、プロポーズだったのかしら？　19歳の私は、ただドキドキするだけで、言葉が出なかった。彼は、いまどうしているかしら？　たしか大学を出て、埼玉にある信用金庫に勤めたとか、聞いたことがあるけど、今は50歳だから、支店長ぐらいになっているかもね。そうそう彼はビール１杯で顔が赤くなる人だった。大酒呑んで、大イビキをかいている、隣の蒲団の宿六とは大違いだわ」。　　　（亭主）「寝る前に観た、サスペンスドラマに出ていた若い女優は、学生時代に付き合っていたＢ子に似ていたなぁ。　Ｂ子は俺より１ツ年下だから、いまちょうど50歳か。　丸顔で色白だから、10年は若く見えるのではないかなぁ。　風の便りでは証券マンと結婚したらしいが、ちょっとわがままなところがあったから、優しい旦那をみつけただろう。渋谷へ遊びに行った帰りに、わざと遠回りをして暗い道を歩き、接吻泥棒にトライしたら、煎餅の匂いがしたけど、あれはなぜだったのか。　Ｂ子はトランジスタだったけど、ウチのは大型だなぁ。大型だから眠りも深いのか、寝相だって、小錦が負けたときのような姿だ。そうだ、今夜あたり、Ｂ子の夢でもみたいものだな」。　この題は、同床異夢よりは、夫婦善哉とすべきでしょうか？