Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

甘いものは別バラ

2010-04-29 12:41:30 | 飲食

いただき物のケーキ。春限定とのこと。果物の中でイチゴが一番好きなので、狂喜乱舞。甘さも程よく中はチーズケーキ。美味でした。

これはデコポンという柑橘系の一種のゼリー。一口だけ味見。水っぽくなくて結構プルンプルンしていた。下はビスケットの土台だった。

熊の顔でしょうか。ストロベリー味。一口だけいただきました。スポンジはフワフワというよりかなりしっとりしていた。表面はちょっとカリ、サクッとした歯ごたえ。ごちそうさまでした。ありがとうございました。

荒尾・宮崎兄弟生家

2010-04-29 12:34:39 | 中国旅行

福岡から特急列車で1時間、さらにローカル線に乗り換え、熊本県荒尾市にある、宮崎滔天(寅蔵)の生家に行ってきた。駅から歩いて15分ほど。きれいに整備されていて、蔵の部分が資料館になっている。入場料210円。

他の兄弟たちの自由民権運動や土地改革運動については疎いが、滔天はいわずとしれた辛亥革命を指導した孫文を、日本亡命時代に物心ともに支えた協力者だ。孫文はのべ9年近くの日本滞在中、この宮崎家に計十数日滞在したという。写真は孫文(右)と宮崎滔天が筆談で話し合う様子。
学生時代、中国留学中の1986年、孫文生誕120周年を記念した映画「孫中山」を見た。このなかでは大和田伸也が宮崎滔天を演じていて「俺も中国人になりたかった」と号泣するような感激屋の演技を見せていて、びっくりしたが、実際、そんな感じの人間だったようだ。妻役は中国で当時大人気の中野良子だったかな。この場所で実際に映画のロケをしたという。

資料館の安田信彦所長にお話を伺ったが、以前は修学旅行のコースになったり、孫文を国父とあがめる台湾の人々がしばしば訪れたという。ただ、最近は地理的に不便で時間がかかることや台湾の観光客の九州ブームが廃れたことなどで、あまり姿を見せなくなったという。
孫文が現在、これだけ中国でも台湾でも国父として尊敬され続けているのは妻の宋慶齢がブレーンだったからだ、との安田所長の説はなるほどと思った。
来年は辛亥革命百周年。さまざまなイベントが計画されているようだ。中国からも視察団が訪れたりしているらしい。上海万博では、やはり孫文を経済的に支えた梅屋庄吉の展示があるという。
安田所長も近代中国成立までには、日本と日本人のさまざまな支援や協力、交流があったことを、日本人も中国人ももっと知ったほうがいいのではないか、と訴えていた。その通りだと思う。