森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

THIS IS IT 見納め

2009-11-26 | マイケル・ジャクソン
鑑賞4度目の昨日で、一応見納めに決めた(笑)
後はDVD若しくはブルーレイ発売を待つのみ。
思いのほかちゃんと作られていた「スマスマ特別編」効果なのか
少し減り始めていた観客がまた増えていて、満席状態だった。

観るたびに不思議なのは、美しい森のシーンで自然破壊に対する
危惧や怒りを、マイケル自身の言葉でナレーションするところだ。
どういう目的で録ってあったのだろうといつも疑問に思う。

それが今日、吉岡正晴さんのブログ「ソウル・サーチン」を読むと
同じことに言及されていて驚いた。
これまでのコンサートの作りからして、曲でメッセージを伝える
以外、あり得ないと思っていた「語り」を盛り込むつもりだった?
だとしたら、このコンサートが今までよりも強い「目的」を持って
計画されていたというのも信憑性を持つ。

思えば、ずっとマイケルは自らの運命を知っていたかのような
メッセージを発信していた。
例えば・・
プリズンバージョンのTDCAUのPVでは、牢に入れられた
マイケルが不当な扱いに抗議している。

近年は、よく周囲の人に「生きているだけで幸せなんだ・・」と
語っていた。

「Leave me alone」PVの冒頭部分に、「Michael frozen for
50 years」と書かたタブロイド記事が出てくる。
(亡くなってすぐに友人から言われ、見返してみると確かにあった)
正確には状況とは違うけど、年数など象徴的。

本人以外のことでも、的中したことは数え切れない。
マイケルに特別な力が備わっていたというのもアリかもしれない・・
・・なんて思えてしまう。

だからもしかして、あのエンドロールも終えたその後に
わざわざ「ここで自分の時間に浸りたい・・ボタンをかけたりして
・・観客をじらす」と言って終わらせるのは、じらし続けてる
サイン?などと思いたい私(笑)

オルテガさんが演出した追悼式の終わりに、バックに「リベリ
アンガール」PVのラストでスタジオセットの上から、カメラを
構えゆっくり降りてくるシーンのマイケルが、大きく映し出され
ていた。これもサイン?だったらきっとどこかで私たちを見下ろ
して、くすくす笑ってるよね?なんて。

だから、映画を初めて観た時、
「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」の歌詞の途中間違った箇所も
「this time is forever」を「my life is forever」と、わざと
歌ってるかもって。それなら・・スゴイよ!って。

でも2度目で確認して foreverじゃないことに気付いた。
あれは「my life ain't worth living」のフレーズと間違って歌った
だけだと(笑)

でも吉岡さんも、綴っていた。
「エンドロールが終わり、ヒューマン・ネイチャーがかかる。ブレイクでストップしてマイケルが言う。『ここでボタンをかけ、自分の時間が少し欲しいんだ。そして観客をじらして~』 中略  マイケルは、映画が終わった後も観客をじらし、そして、マイケルの時間に浸っている。まだつま先立ちをして、たまたま瞬間立ち止まっているだけなのだ。それはあたかも、To Be Continued (つづく)と言っているかのようでもある。」と。
ここは同じだ。

これも以前の吉岡さんのブログ情報だったと思うけれど、
リズがツイッターで、何度も何度も映画に足を運んでくれと・・
いくつもの発信をしていたという。
リズがツイッターをやっているとは考えにくいけれど、
誰かの手を借りて発信したとすれば、この映画でメッセージとサインを
受け取って欲しいということかもと、つい考える。

時はまさにインフルエンザ真っ盛りにも拘らず、映画は盛況のうちに
幕を閉じようとしている。

アメリカ映画の犯罪モノによくある、証人保護プログラムで
マイケルは誰かの手から逃れるために身を隠してるに違いないなんて
勝手に妄想して笑われてるけど、地球のどこかにいてくれるなら
もう会えなくても、それだけでいいって思うのは私だけじゃないよね?

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