森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

クリエイトするための「断捨離」

2020-09-11 | DIY・ハンドメイド・クラフト
あれから、住処を失った蜂たちは入れ替わり立ち代わり、ベランダで私を攻撃しようと待ち構えている
ようでした。サッシの端っこで、戸を開ければ即座に家に入り込めるよう巧みに身を隠しているようで
した。

アルコールが直撃しても、顔に向かって攻撃してくるその姿は、トラウマになりそうでした。
昆虫と言えども「恨み」の感情があるのかな・・窓に張り付いたその姿が、ヒチコックの「鳥」を彷彿
させ、本当に恐ろしかったです;;

 

撤去した巣は、ベランダに垂らした日除けのオーニングとコンクリートの塀の間に隠した古い柵に作ら
れていました。蜂にしてみれば住人に気づかれにくくて最適の場所だったのでしょうね。なので、もう
ここに再び巣が作られないよう、柵を隠さないためにオーニングの長さを半分にカットすることに。

ただ、翌日にはまだ蜂が待ち構えていたので、スプレーで追い払っては彼らが固まって集まる場所に、
二倍に薄めた「台所用合成洗剤」を沁み込ませた布を、長い柄の物で挟み塗り付けました。

恐るべし「合成洗剤」。ワタシはこんな時のために普段ほとんど使わないコレを持っていると言っても
過言じゃない(笑)ムカデやGにも、とどめにこれをかければあっという間にご臨終ですから、人体に
おいてもその影響力は「言わずもがな」。こうして、昨日には蜂はほぼ来なくなりました。

そしてめでたくオーニングをカットし、切り口を三つ折りにしてホチキスで留めました(錆びそう;)

ああ・・私は一体あと何年こんなことができるのだろう。まぁ居てもいなくても生活面で非協力的な夫
だったから、私の場合は一人暮らしでなくても変わらなかったかもだけど(笑)

さて、先日の「ウチ、断捨離しました」では、山下ひでこさんが依頼者に謝罪するというシーンがあり
ました。今回の依頼者はイギリス人の奥様で、本も出版されているという聡明な方。
 

物が好きで多すぎるために依頼してこられたその人に、「捨てる」ことを強要したように感じさせてし
まったと、詫びられたのでした。イギリスでは要らなくなったモノでも、ただ「ゴミにする」という概
念がなく、古いもの壊れたものでも再生させたり、使えるものはチャリティーに出したりして大切に長
く使うのが一般的。なので、依頼者の方も大変なストレスを抱えてしまったのでした。

でも結果的に彼女が出した答えは、「捨てない断捨離」。そして「自分でクリエイトしていくための空
間を作るために片付ける」ということでした。本当に「片付け」は、個人個人の生き方だと。私も彼女
に近い感覚があるので、「モノは出来るだけ増やさず」を心に留め、その上で、「手に入れたものを使
い切る」という生活をしたいと。いつも以上に「納得」の回でした。

 

彼女が残したものも、クリエイティブ☆   古いけど素敵なドールハウスも☆
 

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総理交代劇に関わるスピーチでは、ご本人や菅氏ともに多分に盛り込まれた「同情をかう」ストーリーが
何ともよく似ていると感じてしまったけど、これには(少数派の人だけれど)やはり同じように感じた人
もいたようです。

これ以前でも、お二人のスピーチには共通点が多かったと記者からも質問があったと。 
やはりスピーチライターさんが同じなのでしょうか。

その流れで菅氏は立候補後の所見発表演説会でも「私のような普通の人間でも、努力をすれば総理大臣を
目指すことができる」と、「日本人の感情を揺さぶる」論調でスタートしました。(が、これに込められ
た意味に批判的な見方もあったようです)

菅さんの「自助・共助・公助」という理念の中、「自助」を一番に挙げたことと繋げば、「あなたが成
功しないのは、(私のように)努力しなかったから」と言われているように感じても仕方ないんじゃない
かな。離婚して子育てと仕事にどう頑張っても、近い将来「下流老人まっしぐらのワタシ」のヒガミ?ww

菅さんの言う「努力」の中に「文書改ざんなどの隠ぺいや公文書破棄」を、公の席でひたすら「否定する」
ことも含まれているのかな。 だったらそんな「努力」は、私のような「普通の人間」には出来ないから、
仰るとおりかも。

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