森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

みえないばくだん

2011-06-30 | 環境・健康
みえないばくだん(にほんごじまく)


友人も観たいと言うのでmixiで・・と思ったのですが、
もっと多くの方に見ていただきたいと思い、敢えてこちらに。

これを見て、昔好きだったデヴィッド・ボウイがアニメーション映画版の
主題歌を歌った「風が吹くとき」という
82年に発表されたイギリスのグラフィックノベルを思い出しました。

こちらのテーマは核ミサイルによる悲劇ですが、老夫婦の平和な日常が
淡々とした中にも少しずつ変化する様は、あの当時子育て真っ最中だった私に
少なからず「放射能」に対する恐怖心を植えつけることになりました。

86年に起きた「チェルノブイリ原発事故」により
周囲の人よりは少しだけ輸入食品に注意を払ったことから
「心配性」のレッテルを貼られたこともありました(笑)

それでも翌年読んだ一人の主婦によって書かれた「まだ間に合うのなら」というブックレットで
更に放射能汚染が私たちに及ぼす怖さを知り、
周囲の人にも「読んで!」とバカみたいに触れ回り(笑)、
それは関心のある数人のみの間で回覧され、しばらくすると戻ってきて
忘れ去られていました。

そしてこのような「人災」が起きてしまった今でも、見えないものに
対する注意喚起は「変わり者」扱いされ、「風評を流すな」とさえ言われます。

玄海原発でも、住民の意識調査により再稼動の方向に
動き始めているというニュースには驚くばかりです。
近隣の地域が恩恵を受けるメリット以上に、一旦事故が起こると
それが齎す被害は本当に計り知れません。

「日本中の人が、このような悲劇に再び遭う事がないよう原発は
無くすべき」だと、もっと大声で言わねばなりません。
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