森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

あれから・・

2010-06-25 | マイケル・ジャクソン
あの日以前の自分と変わらないみたいに淡々と、
それまでのように家事をこなし、福太郎の世話をし、
毎日欠かさず近くの駐輪場の、カゴの中で待つシッポにも会いにいく。
この一年、私はただそうやって日々を生きてきた・・。







そうやって変わらず過ごしていることで、何も無かったように
感じていたかったのだろう。
時には、木に登って空を見上げるシッポに付き合い、
私も一緒に空を仰いだ。




   
ただ違うのは、
夕空の彼方、雲の形のその中に、「その人」の面影を探す自分
僅かに感じる風の中にも、「その人」の声を感じようとする自分がいること。





今日(正確には日本時間の明朝)で、マイケルが私たちの前から消えて一年。
ここ数年と変わらず、(いやそれよりももっと)あっという間の一年だった・・。
時が止まり、ぼーっとして過ごしていたような気がするけど、
自分を取り巻く外の世界の流れは、恐ろしく速かった。

きのうは、古い友人3人が次々に電話をかけてきた。
みんなさりげない話題で、あまりマイケルのことに触れなかったけど
ざわつく心を抑えている気持ちが、痛いほどわかった。

各地では様々なイベントが催されるらしい。

私たちはそれぞれ、家で静かに、
けれどもいつもと違う「この日」を、過ごすだろう・・。
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