森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

アメリカンアイドル

2010-06-14 | マイケル・ジャクソン
昨日のアメリカンアイドルでは、予想通りケイシーが脱落でした。
ジョン・メイヤーのギターテクに匹敵するとかで、天使みたいな容姿に加え
人柄も良さそうで、女性には圧倒的人気だったよう。
我が家でも娘たちの一番人気でしたが、残念でした。

ジョン・メイヤーといえば、マイケルの追悼式に「ヒューマンネイチャー」を
ギター・ソロで演奏してくれたのは、記憶に新しい。
彼があの場では歌を歌わず、ただひたすらギターを弾いてくれたことで、
以前からマイケルファンだと公言してくれてたことが、本当だったんだな・・と
目頭が熱くなったことを憶えている。

グラミー歌手で歌もヒットしたのに・・。
広い会場に、ただ静かに鳴くように流れる曲が、追悼らしくて胸に響いた。

今年初めからスカパーの、何故かFOXジャパンだけを契約してしまった我が家(笑)が、
アメアイを、ネットではなくテレビでシーズン初めから観るのは、初めてのこと。

予選を勝ち抜いてきた人たちは皆、その辺のアイドルよりもずっと歌唱力がある。
私個人はビッグ・マイクという黒人男性が優勝かなと思っていたけど、
終盤に近い先週、彼は脱落してしまった。
毎回、コンサートを観てるような歌いっぷりにうっとりしていたが、
視聴者の投票による争いなので、黒人はやはり不利なのかもしれない。


ただ、最後に彼が選んだのはマイケルの「Will you be there」で、
いつもは優しい審査員までが、「くじらの映画の曲なんかを、何故?」などと
言って、バカにするような発言をしたことが気になった。
(くじらではなく、シャチの映画なのだが;)

いつもニコニコ素直に聴いていたマイクが、その時きっぱり言った言葉が
「マイケルは、簡単そうに歌っているけど、この曲はとても深いんだ」
という意味のこと。
確かに、どんな曲でも歌いこなして、アレンジもプロ以上にできる彼が、
この曲ばかりは苦戦していた。そして、残念ながら落選してしまったのだ。


けれども、映画の内容を説明するその言葉で、彼がマイケルファンである
ことと、美しい心の持ち主だということが分かり、涙が出そうになった。
私たちにとって大切な曲を選んでくれてありがとう・・と言いたかった。

スタジオ収録バージョンの方が良かったみたい

マイケルの曲は、本当に難しい。
彼というお手本があるからこそ、そう感じる。

マイケルが私たちの前から消えて、一年経とうとしているのに、
一向に気持ちが立て直せず、先月、「せめてマイケルのバラードが
歌えるようになりたい会」という会を結成したばかりの私たちも、
今、それを実感している(笑)


カラオケなど十年以上行ってない近くに住む二人が(厳密に言えば
オフ会で利用したが)、マイクを持って挑戦したけれど、
「マイケルの歌を死ぬほど聴いているにも関わらず歌えない」という
事実を認めるのに、さほど時間はかからず
                       

マイケルって、どれだけ歌が上手いんだろうなんて、
今更ながら確認した私たち;
でも、これってよくあること。
結構好きで聴いてたアーティストが、マイケルの歌を歌ったときには
あまり上手に聴こえなかったりして、このことを思い知らされたり。
ああ、ステージなんて無理しなくていいから、もっともっと、
新しいCDを聴きたかったよ・・マイケル。
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