森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

惑わされない人たち

2009-08-11 | マイケル・ジャクソン
昨日、竹田圭吾さんに関する古い記事に、新しくコメントを
寄せてくださった方のブログにお邪魔させていただいた。
以前からマイケルは好きだったけど、死後に熱心なファンに
なられたという。

多分、もう抜けられないのではと、同病相哀れむ心情にも
なるけれど(笑)、メディアの報道に惑わされず、真実を
調べてくれようとする人が増えていることが、本当に嬉しい。

先週、福岡で公演をした小林賢太郎さんが、ステージで
「僕の尊敬するマイケルジャクソンさんが亡くなりました」
と言ったそうで、彼の大ファンの娘はびっくりし、公演から
帰ってくるなり私に話してくれた。

調べれば、彼はあちこちでそう公言していて、彼自身のダン
スの上手さなども有名らしく、本当に意外だった・・・。
こういうことはしょっちゅうだ。

娘たちの好きだったアーティストが、マイケルの大ファンだ
ったということが、よくある。
Black Eyed Peas 、ジャスティン、Ne-Yo、Britney Spears、
ビヨンセ、古くは NKOTB、BSB 等々、数え上げたら
きりがない。

これだけ多くの若いスターから、慕われ憧れられる人を、私は
他には知らない。公言してはばからないそれらの人々以外にも、
実は多くの意外な有名人たちが、マイケルのファンだったりする。

COLDPLAYのビリージーン


気難し屋で通っていた故キャサリン・ヘプバーンとか
人嫌いで有名だった故マーロン・ブランドなどの有名人も、
何故かマイケルのことが大好きだった。

もちろん整形しただの何だのと、あれこれ嫌う人も多いけれど
ここへ来てカミングアウトする人の多いことには、本当に驚く。
逆のパターンは有名人にはよくあるけれど、死後に人の本当の
価値がわかるというのも頷ける。

人の意見や組織的誘導などに惑わされず生きることは、もの凄く
難しいことだと思う。
私たちは日々あらゆる意見を聞き、読み、情報を得る。
その中から選び取ったものを精査し、真実を見極める目を持つ
ことがどれだけ大事かを、私たちは「無防備で純粋な魂を持った
マイケル・ジャクソンという人」から学んだと思う。

それでも日々垂れ流されるメディアのくだらない報道を、放って
おくことができず、先日もテレビ朝日に電話で抗議した。
検死官が流したとされるおぞましいCGで描かれた死に顔を、
お昼のワイドショーで流したことを知ったからだ。

抗議は久しぶりだったが、比較的冷静に話せた。
相手の女性も、視聴者の意見として丁寧な応対だったが、
すんなり意見が上に通ると思っているわけではなく、こういう
小さな声でも沢山集まることで、すくい上げられることも
あるのではないかと思うからだ。

こういう姿勢も、マイケルから学んだことの一つ。
小さなことでも、諦めず、自分の出来ることから始めようと。

この世にあなたがいなくて、本当に寂しい。
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