森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

もうすぐ投票日

2007-07-25 | 思い・つれづれ
次の日曜は投票日。
私のような立場の人間には、今のところどの政党が勝っても
生活の大変さに変わりはなさそうだけど(笑)

女性の議員さんには、もっと女性の置かれている現状をしっかり
認識してもらった上で、どう改革したら是正できるか女性の立場で
提案していただきたい。

女性が欲しいのは、
出産時に貰えるだけのその場しのぎの援助なんかではなく、
全ての職業に於いて、女性が仕事を辞めず産める育児休暇制度が
整うことはもちろんのこと、夫の会社側にも形ばかりではない
育児休暇制度への取り組みがあるとか、
金銭的に大きな負担を強いる今の教育制度を、
国主体で賄うヨーロッパ諸国に倣うとか・・
そうであれば少しは親の心にも余裕が生まれ、
子育ても安心してできる。
親たちは楽しみを持ち、生活にも余裕が生まれる。
子供達はそういう大人を見て、未来に夢や希望を持つのだと思う。
真面目に働けば働くほど過労死寸前までになる大人を見ていては、
希望など持てるはずもない。

それから年金問題。今騒がれている事以外にも、
私のように離婚して一人で子育てした女性たちのこと。
多くの人たちはろくに慰謝料どころか養育費も満足にもらっていない。
必死で育てたのは母親側が殆どなのに、年金行政はそういう女性を
無年金のままほったらかしだ。

私もそうだったけど、子供に食べさせ教育を受けさせるだけでも
大変なのに、現実には自分の年金を払う余裕などあるはずない。
それなのに夫側は定年を迎えると悠々自適の生活が約束されるとしたら、
女性はたとえ夫から暴力を受けようが泣く泣く我慢するしかなくなる。

今やっと年金分割制度が始まろうとしているけど、
本当に救って欲しいのは既に離婚せざるを得ず、
年金を払う側の子供達を必死で育てた無年金確実の
離婚女性たちだと思う。
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