伊勢崎市境小学校での活動報告
令和二年1月30日(木)伊勢崎市境小学校で三年生55名対象の学校キャラバンを行いました。
会場は体育館で、いつも通り二つのグループに分けて、講話はステージ側で、座繰り体験は出入り口側で行いました。
講話担当はS場さんとY澤さんのお二人が担当の予定でしたが、Y澤さんが用意したDVDが使えなくて、USBメモリーのS場さんが二回担当しました。
櫻場さんの報告は以下の通りです。
伊勢崎市立境小学校3年生2クラスに伝道活動を行いました。
伝道師8名は、集合時間に集合し、準備を行いました。準備ができ定刻になり、児童が体育館に集合してくれました。
講話では、絹の大量生産、品質の向上をいかに成し遂げたかを、できるだけやさしく3年生に話し、地元の田島弥平旧宅の価値について講話しました。地元ということで、3年生ですが真剣に聞いてくれました。繭の安定生産に向けての当時の人々の思いも感じてもらえたかと思います。
利根川南の島村からバスで通っている児童も多くいる学校で、3年生の中にもいました。その児童の真剣なまなざしが特に印象的に残っています。
「地元に世界遺産がある。こんな素晴らしいことは、これから地域学習に臨むみなさんにとってはこの上ない幸せなことですよ。」という話をして締めくくりました。
座繰り体験では先ずJ保さんが、大きさや形、色の違う繭の見本を示しながら繭についての説明をしてから、二台の座繰り器に分かれて体験を行いました。
ベテランのJ保さんは本日学校キャラバン初参加のS條さんとペアーで一台の座繰り器を、もう一台はH岡さんとS沢さんが担当して、Y澤さんには全体の子どもたちの様子に目を配っていただき、座繰り器の構造やキビソの説明などをしながら、手持無沙汰にならないように気配りしていただきました。
K井拓美さんが地元の銘仙で仕立てた私物の着物や羽織を展示しました処、着てみたいと申し出た児童がいました。K井さんが「良いですよ」と伝えると、女児だけではなく複数の男児も積極的に羽織ってみて、ポーズを取っている姿がとても微笑ましかったです。
又、当校は外国籍の児童が多く、本年は九か国の国籍を持つ子どもたちが在籍しています。多文化共生・共創の実現などと改めて意識しなくても、子供たちは自然に打ち解けてお互い馴染んでいるように見受けられました。
本日の担当はS場さん、H岡さん、Y澤さん、S條さん、J保さん、S沢さん、Y田と、未だ腕が完治していない地元のK井さんが展示品を持って参加しました。皆様お疲れ様でした。(Y田:記)