富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

富岡製糸場世界遺産伝道師協会WG『絹遺産研究会リポート』第3号

2016年03月21日 22時47分22秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場世界遺産伝道師協会WG『絹遺産研究会リポート』第3号

 

3月8日(火)13:30から第3回目の研究会を、県庁会議室においてオブザーバー参加2名を含めた8名で行いました。

 

 始めに、お出でになった近藤会長からご挨拶をいただいた後、第2回目の発表者であるM田伝道師から、「韮塚直次郎」に関する最新の研究成果等について、パワーポイントや配付資料を用いて約2時間余りに亘ってお話を伺うことが出来ました。

 

 参加者各位は、富岡製糸場の歴史の中で裏方に徹した韮塚直次郎の生涯には様々なドラマがあったことや、これまで各種論考を発表されてきた経緯等を含めて興味深く拝聴させていただきました。 

 

 繰り返しのご案内となりますが、本研究会は、各人の研究・関心テーマについて発表し、アドバイスをいただきながら研究内容を深化させていく会です。当分の間は毎月第2火曜日を会合開催日と定め、経費削減のため、要すれば事前に発表内容をメール・FAX等で事前配布し、各人でプリントアウトして持参するといった取り決めがある以外は参加者の裁量にお任せするといった緩い会則で研究会を進めております。

 

 興味がある方は、是非研究会に参加していただき、皆様の御知見を伺わせていただければ幸いです。

 

(A.T記)

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初の「東武北千住駅」で世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報活動

2016年03月21日 22時26分06秒 | 世界遺産伝道師協会

初の「東武北千住駅」で広報活動

 

 3月10日(木)、東武北千住駅で広報活動を行いました。企業担当のK下部理事、事務局のK原さんの折衝で昨年10月の浅草駅に続き活動が実現しました。

北千住駅は、JRや東武鉄道、東京メトロなど4社5路線が乗り入れ、各線相互間の乗り換え客が多い駅です。4社合計の1日平均乗降人数が約150万人、東武鉄道だけで約44万人というマンモス駅です。この活気あふれる駅での反応にも興味が湧きます。

活動開始は12時からなので、この機会に自主研修をしようと、参加者7名は隣の南千住駅前に10時に集合しました。M田睦理事の案内で目的地に向かいます。駅から徒歩で数分の「千住製絨所(せいじゅうしょ)跡」です。

明治12年に設立された被服生地製造の官営工場です。国産の羊毛を使用し、軍服や制服等を製造することが当初の目的でした。第2次大戦後は民間の毛織会社所有になりますが、幾多の変遷を経て、富岡製糸場の約2倍という広大だった敷地はスポーツセンターや草野球場、警察署等に姿を変えています。現在はスーパーの店舗横に数メートルの煉瓦塀が当時の面影を残すのみです。

見学後、北千住駅に移動。駅内の食事処で慌ただしく昼食を摂ります。食事後、活動場所として指定された改札口付近のコンコースで東武鉄道事業本部営業部北関東営業支社(館林)工藤秀樹様を交え、簡単な自己紹介・打合せを行い活動に入りました。「メイン」と「ぐんま絹遺産周遊ガイド」、「ぐんま絹遺産」の3種を組ませたパンフレットの配布です。

張り切っていたのに出足は悪くほとんど受け取ってもらえません。乗換え客が多く先を急ぐためかとガッカリしかけた頃から次第に受け取る人が増えてきました。立ち止まって話を聞いてくれる人、思い出や経験談を話してくれる人もいました。一旦通り過ぎてからパンフレットを受け取りに戻ってくれる人もいます。

「富岡製糸場に行ってみたいが現在は混んでいますか、行き方は」という声も数名からありました。かつて高崎の製糸工場で働いていたという女性は「懐かしい、パンフレットをください」と近寄って来ました。父親が南牧村出身という女性は「知り合いの多くの若い人が製糸場の見学に行って来ました」。また「日帰りツアーはありますか」と問い合わせる人。連れていた子供に「行ってみたいね」と話すお母さんもいました。

高価なカメラを持った男性は、先日製糸場で撮ったという映像をカメラの画面で見せてくれました。「駐車場が分りにくかった。もっと標識を増やして」。外人と連れ立った人から「英語のパンフレットはありますか」(持参しないことを悔やみました)。渡したパンフレットに目を落とす人には参加伝道師が対面解説をしています。製糸場に行ったことのある人は少数派です。他の3資産についてはほとんど知りませんでした。「遠くからご苦労さまですね」と言葉をかけてくれる人もいます。

活動終了の3時にあと10分というところで持参のパンフレットが配布完了となり、参加者から拍手が起こりました。

今回の参加者はK下部、N嶋弘、M田睦、A木、K谷、F縄、I上雄の7名でした。 

指定されたコンコースの中で、7名が守備範囲を阿吽の呼吸で変えながら、配布・解説する様子はみごとです。曇り空で気温は低かったのですが、動き回る体には比較的活動しやすい1日でした。

充実した活動と研修ができて満足な参加者は、終了後近くのコーヒー店で一息つき帰途に就きました。休むことなく活動された参加者の皆さん、お疲れ様でした。

今回の北千住駅での広報活動に関して活動スペースを提供してくださった東武鉄道㈱、長机を借用させていただき活動に便宜を図っていただきました工藤秀樹様に御礼を申し上げます。

 

            (Y.I 記)

 

 

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ジョイフル本田 新田店で初の世界遺産活動を行いました

2016年03月21日 22時18分54秒 | 世界遺産伝道師協会

ジョイフル本田 新田店で初の世界遺産活動を行いました

 

3月20日(日)春分の日にジョイフル本田新田店で初の活動を行いました。彼岸の中日のため参加者が集まるのか心配でしたが、伝道師の皆様にK下部の思いが繋がり募集人数の5名(I上雄二、M井透、T比地則雄、A井春江、K下部)で活動するができました。

企業担当理事としてこのエリアで集客力のある活動場所を探し、世界遺産課栗原秀和主任に交渉をしていただき今回の活動が実現しました。

ジョイフル本田新田店はホームセンター、ガーデンセンター、エクステリアセンター、ペットセンター等を備えたホームセンター業界でトップ10内に位置し埼玉県北部・栃木県などからも来客のある100万人の商圏を有する店舗です。

三連休初日の前日は1万人を超えるお客様が来場とのことです。

活動場所は屋外ということだけでしたので天候が気になります。1週間前の予報は雨マークで心配でしたが、数日前から雨マークが消えましたので安心でしたが、今日は予想以上に北風が強く活動が悩まされました。

資材を世界遺産課に引き取りに行ったときに活動場所は正面玄関と聞きましたが、場所の確認のためオープン前の9時にまず挨拶に伺いました。

活動は幟2本とパンフレット3種の配布です。

結果から言いますと老若男女を問わず、パンフレットの受け取り率が良く、県内の他地区とは世界遺産に対してまだかなり反応が違うといった印象でした。富岡製糸場に行かれた方もおりましたが、まだ見学されていない方も多く、駐車場や混雑状況についての質問も多く寄せられました。また無料駐車場からの道案内が足らないといった意見もありました(行ったけど製糸場の場所が分からずに帰ってきたという方もおり、また行ってみますとのことです)。田島弥平旧宅の修理に携わったという男性もいました。

用意したパンフレットが終了次第16時を待たずに活動終了です。日下部の保管分のメインパンフレットも加えて、14時にほぼ配布完了しましたので活動を終了しました。

渡辺英輔店次長様から伝道活動への協力依頼のお話をいただき、早速今週の23日(水)に打ち合わせをさせていただくことになりました。想定外のことで今回の活動がきっかけとなりWIN-WINの関係となりますように切に願っています。

本日の活動で挨拶させていただきました渡辺英輔次長、吉野総務係長、寺門様には大変お世話になりました。改めまして御礼を申し上げますとともに今後ともよろしくお願い申し上げます。

世界遺産課栗原主任には今年度、初活動先との橋渡し・折衝役を引き受けていただき、各所で活動の機会を得ることができましたことに対し厚く御礼を申し上げます。

今年度の活動は今回のジョイフル本田が最後のようです。世界遺産登録年に勝るとも劣らない内容の濃い活動ができたのではないかと思っています。

 4月からは第15期の新しいメンバーも加わり、活動の機会も加えていきたいと思っていますので気持ちを新たに頑張っていきましょう。世界遺産・ぐんま絹遺産・日本遺産、まだまだ我々の活動は続きます。伝道師諸兄の活動参加を期待しています!

 

(K.K 記)

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