「富岡市立丹生小学校」で学校キャラバン
令和6年11月13日(水)晴れ、富岡市立丹生小学校で3年生9名、4年生4名を対象に学校キャラバンを行いました。
校舎北側駐車場で軽トラから機材を降ろしていると、教頭先生と担任が見え、あいさつもそこそこに会場の体育館へ機材を運んでくださいました。お礼を言うと、「準備の様子を見せてもらっていいですか。」と、学校キャラバンを担当して初めて耳にする言葉。その理由をどんなふうに準備が進めるのかに興味を持っていると、話してくれました。そこまで関心を持ってくれていることに小さな感動を覚え、今日の活動がうまくいきそうな予感がしました。
会場のステージ寄りにすでに大型テレビや移動黒板等を事前にセットしていただいてあったので、少し離れた場所に座繰り機をセットすることにし準備を進めました。
今日は、世界遺産センターにインターンシップで来ている高校生1名と引率の神戸氏も参加です。
13:20、児童を前にあいさつ、伝道師の自己紹介でO形の講話が開始です。養蚕・生糸と4つの構成遺産とのつながりを話し、DVD「カイコの一生」を視聴しました。「たくさん勉強して、宝物の世界遺産を守っていってください。」と伝え、講話を終了しました。ずっと集中していた児童に感想を聞くと、「ゆっくり話してくれたから楽しかった。」「DVDが良かったです。」と、話してくれました。
座繰りはM下さん、J保さんが担当しました。お2人ともベテランの伝道師さんですので、どちらが主でどちらが従ということがなく、バランスの取れた接し方で、流れるように座繰り体験が進みます。みご箒はカタカナのノの字を書くように、ハンドル担当者は運転手だから鍋の方を見て回してと、ポイントを強調。糸付けもゆっくり実演し、児童ができるまで何度も繰り返します。児童は一つ一つ真剣に取り組んでいました。

今回は先生のタイミングのよいほめ言葉がそこに加わり、座繰りが盛り上がりました。例えば、小枠に巻き取られた生糸を指し「白くなってきたね。」「左手で上手にできたね。」など。伝道師からも「ハンドルがよく回るとみご箒が楽なんだよ。」と一言が。

高校生にも座繰り体験をしてもらい、最後は皆が息を止め見守る中、先生のシルクカットで座繰り体験は終了しました。すると、先生が「サナギをもらってもいいですか。」と。
どこまでも児童以上に興味を持っていらっしゃる先生でした。
終了のあいさつで「いろいろ教えていただき、ありがとうございました。」という児童の言葉に、「こちらこそありがとうございました。」と、伝道師は反射的に声を上げ応えていました。有意義な気持ちのよい活動ができた感謝の気持ちを先生方にお伝えし、充実感を持ったまま片付けを済ませることができました。伝道師同士「今日はいい活動ができたね。」と、労いの言葉で活動を振り返りながら、会場を後にしました。
本日の担当はM下禮子、J保明子、O形の3名でした。
(O形 榮一 記)