人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

東京マラソン

2022年03月13日 | トレーナー
先日、東京マラソンが開催されました。

「出てますか?」というお声を多数いただいたのですが、

今回は出場してませんでした。

いつかまた復活できる日を夢見て虎視眈々としています。


何人かクライアントの方も出場したのですが、

当日の夕方くらいに「完走しました!!」

という連絡をいただきました。

60代のAさんは、約4か月前にパーソナルを受けに来られました。

マラソン歴は長く、フルマラソン完走の実績も何度もあるものの、

右のお尻がだるくなり、走る以前に日常生活(座ったり)でも痛い様子でした。

東京マラソンが決まり、走り出したいけど走り出すと痛くて憂鬱で、うーーーんという

状況の中でした。

そのような中セッションを受けに来られて、走り方や動きを分析して、

動き方に癖があることが分かりました。

その癖が痛みを引き起こす原因になっている可能性が高いので、

身体のバランスを整えて、正中感覚(身体がまっすぐという感じ)を再学習して、

私が「大腰筋ライン」と呼んでいる内側の筋肉のつながりを上手に使える練習をしていきました。

Aさん自身も徐々に右お尻のだるさが軽減していくことで指導に信頼をいただき、走り方の癖を改善する

コツを伝授すると、それを普段の練習でも意識してくださり、東京マラソン当日は気持ちよく完走できたそうです。

ランをすると最初はいいのですが、数年経つと自分の身体の癖等(どこか一箇所に負担)が積み重なり、

痛みやだるさで現れることがよくあるのですが、

それを乗り越えて再度舞台に上がると走ることのできる喜びも一層大きくなりますね^^

もう一人50代のBさんは、

走るのは決して早くはないのですが、コツコツと実施するのが得意な方です。

過去に出場したフルマラソンでは、何度も関門(途中の制限時間)に引っ掛かり苦汁を飲んだ経験

があるのですが、その経験を糧にして前向きに取り組まれてきました。

自分の身体や自分の性格にはどれが合うのかを身体を通して実験していく中で、

自分にとっての最善を見つけられました。

私もトレーナーとしてBさんに合うランニングフォームや

走りのコツをお伝えしました。それらも功を奏して、日頃の努力が実を結び

無事に完走されました。

この2年間、心揺れるようなことも多々ありましたが、

「今の自分にできることは何か?」と、

今できることに意識を向けられての成果だと思います。

悩まされている怪我、、、

戸惑わされる周囲の環境、、、

それらを乗り越えて、

自分の最善を尽くして一生懸命に前へ進むのは美しいなと個人的に思います。

完走された皆さんおめでとうございます!

私はラン歴31年(10歳から走ってます。放課後一人で毎日土手を走ってました・・・)です。

膝の痛み(腸脛靭帯炎、ランナーズニー、その他)、腰の痛み(分離症、ヘルニア、狭窄症等)、足首の痛み、

喘息、鼻炎、ありとあらゆることを経験しながらも、

馬鹿なのかこれしかないのか、今世は走らないことを諦めて、

未だに試行錯誤しながらより良い方法を求めて続けています。

31年続けてようやく一つの走りの形(現時点での)が見えてきて、

指導を受けてくださった方も結果が出してくださったので、もう一度走れるようになりたい方やゼロから走りを学びたい方に向けての走り方教室なども新たな方法でお伝えしたいと検討中です。
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