人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

秩父34巡礼10回目の結願!?法螺貝吹くと風が吹く

2023年10月10日 | イベント
武甲山や三峰山などを囲む山々は早くから修験の道場として行者の方が峰を巡り、庵を結んでいた。(庵は、いおりと読むそうです。庵を結ぶとは、粗野な小屋をつくり住む意味)

1400年代なのか1500年代なのか、秩父の霊場成立のためには、熊野修験の人たち、地元の人たちの力も大きくあずかった。

という一文をイベント3日前にとある本から発見。

秩父で修行をしていた方たちと熊野で修行していた方たちとの共同作業。当時ならば住んでいる地域が違えば相当な異文化のはず。
それでも同じ“匂い”を感じ、共に相手や自然に対して畏敬の念を持ちつつこの巡礼路を作ったのではないか。

そんなロマンを感じていると2日前に
続々と申し込みが入ってきました^^

アスリートの海外帯同も行う敏腕トレーナー、
佐藤洋平トレーナーもサポートに来てくれ、
テニスボールを使った足裏感覚が向上する準備運動から出発!!






近くにある羊山公園の芝生の上で、
人生を一つの物語の主人公のように生きるワークやアーシング、強為と云為という言葉を用いての身体ワークなどで、慌ただしい日々と離れてちょっと自然と一体化。








近くで鳥と季節外れのセミが鳴いてくれました🎵

身体の力を抜いてを通りやすくすると、
空からのメッセージが聴こえやすくなるとか。

予定では(お気軽な)市街地コースでしたが
山道コースに行きなさいという声が聴こえて急遽ルート変更!
(それならしょうがないと参加者も納得!?)




私も2度目のルートでしたが、今回は"匂い"を感じてよくよく見ると至る所に熊野修験の木札を発見!!






3日前に読んだ一文はこうして現代にも引き継がれているんだなと感慨深く浸っていると、山ルート最後には庵が結んでありました。

そこで2日前に参加を決めた親子が法螺貝を吹いてくれました。音色が響き渡ると優しい風が吹き、蝶々が舞い始めました。






数百年前もこの同じ場所で熊野や秩父の修験者や行者と呼ばれる人々が同じように世界の平和を願い、法螺貝の音色に想いを乗せて飛ばしていたに違いないという確信がなぜだかありました。(法螺貝の親子は秩父に来る前まで、高野山や熊野を旅していたとのこと。まさに導かれるままに!!)

こうして不思議体験をした御一行は、26番、27番、28番と私が最後に残した札所巡礼にお付き合いいただき、無事に10回目くらいの結願を終えました🙏

自然の神秘である鍾乳洞を体感し(撮影NG)、

最後はおばあちゃんが1人で運営する小さなキャンプ場に行き、たき火を囲んで乾杯して無事に終えました。














8年に及ぶ私の秩父34巡礼はこれで一つの完結。

ある意味、これはかなりの"行"だったのかなと感じています。1人1人の能力や性格を考慮して、安全に札所を巡る。おかげ様で色々と能力が引き出された気がします。「また来なよ」と言われたので、今後は肩肘張らずに(秩父34巡礼ウルトラマラニック110kmは色々とエネルギーをたくさん使うので)、気楽にまた秩父を楽しみたい思います^ ^

ご参加してくださった皆さん、
秩父の自然やお寺さん、
導いてくれた巡礼路、
本当にどうもありがとうございました🙏

コメント
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