人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

未開の山体験記③〜野性の力を取り戻す〜

2021年08月05日 | イベント
さんさんと照りつける太陽のしたを、




懐かしい漁港の風景を横にして、海沿いの道から山道へ。








期待と不安を大きなザックに入れて笑顔で歩く方々。














未開の山に入り、

感覚瞑想をして五感を研ぎ澄ましてみる。








山に包まれた感覚になる方、

鳥やセミの鳴き声からその感情を察する方、

気持ちよくて寝てしまう方、

どんな感覚を感じようとあるがまま。

静から動へ。

ロープを使って斜面をおり、ガンジス小川から

安全なたき火のために水をくむ。






ぬかるんだ小川から、

なかなか器に入らない水をくみ、

マッチやライターを使わずに苦労しながら火を起こす。










便利さや快適さ効率的とは対極の行動。

日常生活にある便利で簡単な事は、

誰かのおかげ様だという事を、

できない自分を通して体感する。

「みんな、よく来たね!!」

未開の山が呼んできたミュージシャンが

代弁して感じるままに歌う。






海、風、土、木、火、鳥、虫、光、人、

調和し循環して聴き入る周囲の全て。

未開の山プログラムを終えて、

野営する方々と山を降りる方々に分かれる。

「えっ、本当にこんな道を行くの???」

余韻に浸る間も無く、下山組は必死に道なき道を登る。




日頃歩いているアスファルトがいかに歩きやすいのか、

道がある事がどれほど安心するのか、

そんな事を考える余裕もなく、

ただひたすらに迷わないようにと前の人に一生懸命についていく。

終わりのない山はなく、

汗だくでハーッハーッと息を切らした後に現れた海が見える景色。




そしていつもお世話になるキャンプ場umikazeで宿泊。






「いつ、何が起きても大丈夫なように、テントでも寝られるようにしておきたいです!」

そんな想いや考えで、

わざわざ不便で不快な経験をしてみる方々。

大変なことかもしれないし、

もしかしたら楽しいことかもしれない。

やってみないと分からないし、決めるのは自分。

何か出来事がやってくるならば、

それを楽しんだり面白がり、

前向きな自分でありたい。

色々と経験し、知識や技術を得る事で

心の状態も変化するのを体感するリトリート。

翌日、浜辺で疲れた身体を気持ちよく緩ませて、
















滝を見ながら、

ボーっと24時間を振り返っていると

突如、滝壺を泳ぎ滝に打たれる金の人。

「ありがゴールド!!」

未開の山に来てくださった皆さん、

どうもありがとうございました!!

未開の山体験記おしまい🙏







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未開の山体験記②〜虫さんvs私〜

2021年08月05日 | イベント
迷子から無事に生還して、本日宿泊する未開の山ホテルへ向かいました。




広々とした山の中で好きな場所に寝てもいいという寛大なナチュラルベッド。

斜面がベースの中、僅かな平地を探すゲームは夕方にクリア済み。

今回はスイートルーム「風の部屋」に宿泊です。

山の風を感じられるように前が広々とひらいたテント。

優雅に読書をしようと電気をつけると




虫さんがわんさか集まってきて、

ブーン、ブーン、ブーン、ブーン、

シャッシャッ、シャッシャッと

森のBGMは全く眠くならないという大発見!!

おかげ様で時間とはこんなに長いんだと感じることができました。

便利な場所に住む時間泥棒は、
ここにはいないようです。

電気を消してベッドに横になると、
今度は虫さんが私の頭や顔を歩いたり、
ツンツンしたりとちょっかいを出してくれます。

眠れなさ過ぎて、

読んだ本を参考に、




虫さんになってみたり、

未開の山になってみたり、

先祖になってみたり、

未来の地球人になってみたり、、、

たまにはこんな夜もいいもんだ

と思い込もう。

未開の山で熟睡するには、
扉のある部屋に泊まるのがいいと学んだ夜。

朝4時半に交響曲がスタートして朝になりました。




完敗です。。。

へっぽこな私。。。

また出直して修行します。。。

つづく
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未開の山体験記①〜深夜の山で迷子〜

2021年08月05日 | イベント
電気もガスも水道も道もない山に入りました。




深夜に居合わせた人々と通常であれば約20分で行ける鉄塔まで行こうとなり、

せっかくだから地図もコンパスも持たず、山にある僅かな目印と自分たちの野性の勘を頼りにしながら向かいました。

山の近くに住む自然に還った生活をしている青年はなんと裸足!!




「この方が集中力が増すし、慣れてるんで^ ^」

人間も鍛えていけば、こうなれるのか?

鍛えるではなく、野性に戻るとはこういう事なのか?

考えれば、靴を履いている動物や昆虫は見かけない。

ちょっと調べると1901年に屋外での裸足禁止令が出されているから、つい120年前は裸足の方がたくさんいたと推測。

余談ですが、西洋文化を知り靴を履くようになった頃に、靴を履くのが文明、裸や裸足は未開、野蛮といった二項対立的な捉え方との出会いがあったそう。歴史も自分で調べると興味深い。




そして幸運にも道が分からなくなり、

「これが未開の山の醍醐味だよ!」

「夏だし最低限の水はあるから、まあ朝になれば大丈夫!」

こんな経験はなかなかできないと居合わせたメンバー誰もがすごく前向きに迷子を楽しんでいる様子。

1人だとパニックになったり、恐怖心が出てくるけど、幾たびの試練を乗り越えてきた方々がいると安心します。

薮を漕ぎ、

倒木を跨ぎ、

約1時間ほどで鉄塔へ着きゴール!!

道のない山に夜に手ぶらで入ると迷子になることが分かりました。




便利な生活に慣れ眠ってしまった野性の力はまだまだ伸びしろがたくさんありそうです。

つづく
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