朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ドイツに学ぼう

2014-10-15 22:46:46 | 21世紀
ドイツに学ぼう
2014/10/16
 ドイツはEUの中心として、繁栄しています。しかし国民の収入は増えず、ドイツ国民の生活は、毎年苦しくなっているそうです。
 その原因は、移民の増加です。戦後、労働力不足を補うため、トルコなどから、労働者を受け入れ、5年の期限が来たら、帰国させると言う政策をとりました。
 経営者団体等は、仕事に熟練したら帰国させるというのは、コスト高になると反対し、帰国は強制しないことになり、結局は移民として受け入れることになりました。
 EUが出来て、域内の国境はなくなりました。EU内の不景気国、スペインやギリシャなどからも、景気の良い、仕事のあるドイツに、人が集まり、低賃金でも働く人が増え、企業は高利益を上げ、万々歳です。
 2014年には、移民比率は20%になっています。域内の移動制限など出来ませんから、EU他地域からの人口流入は止まらないようです。
 その内ドイツ国のドイツ人の比率は50%を割ることになりそうです。
 日本は少子高齢化から来る労働者不足で移民を受け入れようという意見があります。中国人が日本人口の50%を超えることを覚悟して、移民政策を考えなくてはなりません。
 日本は、現在までは、移民を受け入れていないから、企業は、工場を人件費の安い外国に建設し、その国の発展の一助となっています。
 ドイツのやり方と日本のやり方、どちらが正解なのでしょうか?
 日本国内では、付加価値の多い難しい仕事をする、そんな工場を、地方再生大臣は、奨励しましょう。
 発電機などの高性能新型機、海洋温度差発電システム、原子力発電システム、高速鉄道用重量レール、飛行機、高速船舶、ジオポリマーによる新セメント、思いつきで書いていますが、そんな大工場を地震津波の脅威の少ない場所に、移転、新設するのに、税金から補助したりし、推進しましょう。
 新興国で出来るものは、固執せず、技術移転し、特許収入を稼ぎましょう。
 そんな分業を、新グローバル政策として推進しましょう。

 ドイツは、名前はそのままでしょうが、50年後は、他国人に乗っ取られているでしょう。日本が日本人の国であるためには、移民を受け入れてはならないと思います。移民を受け入れる代わりに、その国が移民しないでもいいような国になることを、援助する国でありたいですね。