朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

地球の免疫

2007-12-24 12:11:19 | 21世紀
地球の免疫
 アラスカの大森林が、滅亡しそうだとNHKの特集番組で言っていました。
 アラスカの平均気温が高くなり、害虫が大発生し、樹が枯れるのです。
 トウヒという樹の新芽に卵を産み付ける虫がいて、葉を食い荒らすそうです。

 暖かい土地にもとから生えている樹は、そんな虫に何故食べられないのか?と疑問に思いますが、これも免疫の働きです。
 温帯・熱帯の樹木は、皮に、虫の嫌う匂いや味・毒を持っています。
 虫だけでなく、カビも樹木に付いて栄養を取ります。それで、樹の皮は、自分で防腐剤・防カビ剤をつくり自分の身を護っているのです。だからシイタケなどキノコは、生きた樹には生えません。
 樹皮が作る防腐剤に、「安息香酸」があります。
 リンゴなど果物が腐らないのは皮に安息香酸がありカビがつかないからです。
 お米・麦・トウモロコシなどが腐らず保存がきくのは、安息香酸を含んでいるからです。
 人間は缶コーヒーやジュース・日本酒・ワインなどに、添加剤として安息香酸を大量に入れています。

 アラスカの樹木トウヒはいわば無菌室で育てられた箱入り娘だったのです。
 害虫を防御する免疫を身に付けていないまま、与えられた環境に安住していたのです。

 私達日本人も、清潔な環境・無菌の水・寄生虫のいない食べ物などを求め続けていますと、それだけ生命力・免疫力が落ちていきます。
 
 ボランティアでインドネシアに行った日本の若者が「コンビニのない所では、生活できない」という理由デボランティアを止めて帰国する例もあるそうです。

 アメリカの若者は、大学を卒業してすぐ就職せず、「ピース部隊」と呼ばれるボランティア活動を低開発国でおkなったり、本当の軍隊に入りイラクやアフガニスタンで生活します。

 日本人がアラスカのトウヒにならないように、「平和部隊」作ったり、清潔を無視したホームレス生活したり免疫訓練せねばなどと考えてしまいます。

 温暖化の影響は、アラスカほど極端ではなくても、日本でもいろいろ見られるそうです。
 博多湾で熱帯魚が生息し、東京湾入り口に珊瑚礁が出来ているそうです。
 マラリア・テング熱を媒介する熱帯シマ蚊は台湾で病気を流行らし、沖縄・奄美に上陸するのも近々の話でしょう。
 背赤ゴケ蜘蛛という熱帯毒蜘蛛は北九州の港湾まわりの排水路に住み着いています。

 環境が変わっても適応出来るには、免疫力が要ります。
 あらゆることを免疫訓練と考えると、放置・放任が最高と言えそうです。
 イジメOK、インフルエンザOK、食中毒OK、ガソリン高騰OK、雨OK、風OK、暑さOK、寒さOK としておりますと気が楽です。

 免疫を作らないまま成長した大人が、佐世保の猟銃乱射をするのではないかな?
 

広島のお葬式

2007-12-12 10:31:10 | 21世紀
広島のお葬式 2007/12/11
 新林孝文さん(いとこの旦那さん)が亡くなられ、広島で葬儀がありました。
 64歳の若さ、東北大で勉強され住金で活躍された鉄鋼技術者、もったいないなぁ 残念だろうなぁ と落ち込みます。

 広島でのお葬式は、私は初めての経験ですが、そのやり方は私の常識とは違っており、眼からうろこの感がありました。
① 御香典を受付で開封確認する。
 受付の女性から「確認させて戴きます」と言われ、何のことだろうと思っているうちに、周りに沢山の人がいるのに開封し、数え記帳します。
 九州では、考えられないことで声を上げそうになりましたが、私も負けずに隣の人を覗きました。
② 浄土真宗でしたが、名号が違う。ナンマンダー・ナンマンダーと九州では言うが、ワンダー・ワンダーと言う。
③ 式の初めに院号伝達式と称し、戒名を喪主に読み上げ、渡す。(戒名でお寺さんに払う金額が違うらしい)
④ お経の終わったとき、「終わり」と聞こえた。
⑤ 弔辞も親族代表あいさつも、涙をさそう感情のこもったものだった。
 親族あいさつは、九州では、事務的・定型的挨拶が多いが、今回の挨拶は一編の短編小説のような話だった。
⑥ 葬儀場は「白島会館」と書いて「ハクシマカイカン」と発音する。へんなの。
 九州と山口県の葬式には、何度も出席し、どこも同じと思っていたが、広島は別世界と感じました。
 九州人は習慣も同じで、まさに縄文人の末裔である、分かり合えると感じますが、広島となると、弥生人の世界のようでお互い当たり前と考える内容は異なっていると感じました。

 隣り合った福岡と山口は似ているところが多いが、一つ置いた向こうの広島は似ていない。向こう3軒両隣の感覚で付き合うと誤解を招く。
 大都会で隣り合う人と、付き合わないことが多いというが、地方から集まった住人のそんな違いに緊張するからだろう。
 故郷の良さは、同じ習慣を持つ人々の緊張感のなさからくるようにも思える。

 何でも観察し、考えると面白い。ボケも何処かに飛んで行く
 広島の人は、お金に対して九州人に比べてコダワリがない。うらやむべきことだ。九州人で大成しないのは香典の額を気にする私のような人間が多いからかな などと考えてしまいました。

 広島駅の名店街で、もみじ饅頭をお土産に買いました。
 かわいいお嬢さんだったので、2240円ですと言われて、「小銭がない240円マケテ」と冗談声で言いますと、「金額のオマケは出来ませんが、新製品の見本がありますのでこれをオマケします」と笑いながら言われ、いい感じでした。
 私たち九州人は、値切られると人格や値打ちを引き下げられるような気になって、不快な気分になります。
 このお嬢さんや、葬儀場の受付さんのように、お金はお金、人間の価値はお金の扱い方で判断などしない。お金のことも堂々と話をしようとする態度に、弥生人的考え、朝鮮渡来人的考えを教えられた気になりました。

 私は、広島で仕事したことはありません。
 広島や韓国で仕事してみたいな。そしたらもう少しお金との付き合い方が上手になれるかなぁ!

競馬からの発想

2007-12-07 16:48:19 | 21世紀
競馬についての雑談
 土日はインターネット競馬を楽しんでいます。
 11月は同じ方針で買っているのに、成績悪く、予定資金がなくなりました。

 リンパマッサージの麻生先生の所に、小倉競馬開催のときには、何人かの騎手も来るそうです。
 落馬して騎乗出来ない熊沢騎手の治療に、栗東まで呼ばれて行きました。
 仲舘英二騎手は何年来の付き合いだとも聞きました。

 私もマッサージして貰いながら、知ったかぶりで競馬を話題にします。
 「最近、仲舘英二で大分損した。最近の乗り方はおかしい。最初から飛ばして、第4コーナーで息切れし6~8位に落ちるんだから?
 第4コーナーでは集団の中にいてそれから飛び出さなくっちゃぁ」
 麻生さんは言います。「あの人 今 自分のパターンを変えているみたいね!
もう年だから、何かを変えようと努力しているのよ。何かを掴んでまた勝ちだすよ」 中々やさしい発言で、麻生さんの人柄が分かります。

 「10月の競馬は儲かって面白かったけれど、11月は的中しない。馬券の買い方が変わっているとは、思わないんだけれど?」
 「ナベさん、体調が良くないのよ。今、骨格が変わりつつあるものね。もう少しよ。呼吸は前より随分深くなって、酸素も入り、足の向きも変わっているから神経痛が今出ている。身体の調子が悪いと勘も悪い。来月まで待ち」と言ってもらって安心します。

 「西洋人の騎手もいるね」
 「いい騎手もいるよ」
 「グリーン・チャンネルの解説の受け売りだけれど、ペリエという騎手は馬なりに走らせて、いい成績を出す名人だって」
 「馬に対する考え方が日本人と違うところがあって、面白いね。日本人では鞭をバシバシつかっていい成績上げる人もいるけど、外人には鞭使わない人もいるよね」
 「僕は福島・新潟と東の方ばかり馬券買っているのだけれど、1~3レースの2才馬未勝利は、予想がよく当たるね」
 「何の予想をみているの?」
 「日刊スポーツのコンピと80万で買ったアーティングのリーディング・ジョッキィというソフト」
「80万もするの?」
「まだ儲けは出てないけれど、JR-VANからデータを取って、判断するソフト、馬券を買うのに配当からこの馬は何円買えばいいという重み付けするソフト、IPATと連結して投票するソフトが一緒になっていて使いやすいよ。まだ使い方がピンとこないけれど、そのうち上手いこと行くと思うよ」

「先日、上原先生の塾では、『21世紀になって、状況はどんどん変わり考え方も20世紀の直線思考では駄目だ。動物的な勘がいる時代になった』と講義がありました」
 「女性の生徒から『動物的勘をどういう風に養うか?』と質問がありました。
 『固定観念を持たないこと』と先生の答えです」
 「私はこう言いたかったです『体調を良くしておかねば、心理的な前向きの姿勢はとれない』そして何時物事が反対になるかも知れないし、逃げるタイミングを常に待つこと。危険を感じたら、ロスカットの注文を入れられる用意をしておくこと。時代の大勢に逆らわないこと。
 そして、競馬・日経225先物デイ・トレードなどは、自分の意思道理にはならないものとして、自分の動物的勘を磨く良い方法と練習することが出来る。

 引退して、社会と直接触れることの少なくなった60~70才は競馬やデイ・トレードで自分を21世紀に順応させる必要がある」

 Win-winといって対抗・競争する両者が同時に勝つ方法が理想の人間関係と言われ講義を受けることがあります。競馬や相場では、win-lose以外の何者でもありません。
 20世紀は博愛・平等の社会を理想として、それにふさわしい人間になることを教育の目標とした感もありますが、21世紀はそれを裏返したwin-loseに逆戻りと思われます。(石油・エネルギー・水・食料の奪い合い) 動物的勘の必要な時代とは、安定のない時代であり、欲望の剥き出しになる時代でもあります。
 次の時代を楽しめる者は、競馬・相場・ギャンブル・麻雀・逆転・自分の意志や期待では動かないゲームで動物的勘を研ぎ澄ました人達でありましょう。

 甘えのない社会、談合・組合活動の排除される社会が21世紀であり、20世紀の常識の通用しない社会と考えるべきではないでしょうか?

むくみ止めストッキング

2007-12-03 11:17:21 | 健康
むくみ止めストッキング
 個人開業医にかかったのは5年ぶりです。
 何かと言うと、記念病院や市立病院に行き、3時間待って3分治療が当たり前と思っていましたが、開業医では、お客が少ないからでしょうか直ぐ診て貰え満足しました。
 新しく出来た病院は、設備も新しく、胃カメラは画期的に進歩し、異物感なく、居眠りの間に終わりました。
 
 大病院と違って、サプリメントや医療グッツを堂々と売っているのも面白いです。 サプリメントは医者の保証があるように見えて安心出来ます。
 足のむくみ防止ストッキングは1足3500円と高いと思いましたが、午後になるとパンパンに足の腫れる私は飛付いて2足買いました。

 看護婦さんに、ふくらはぎ、太腿、足首を測って貰って2週間後の受取になりました。 デブの私でも穿けました。
 足が軽くなった気がします。膝が軽く跳ねるように上がり若返った感じです。
 足を締め付ける強い繊維で出来ていますから、伝線などしないようです。
 コンビニで売っている薄いストッキングを穿いている人は、このストッキングはいいですよ。
女性で立ち仕事で足のむくむ方、静脈瘤で血管が見える方など、ご存じでしたか? 
長持てもしそうで結局は安く付くかもしれませんよ!