朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

死ぬまでに

2016-08-03 22:25:27 | 21世紀
死ぬまでに
2016/08/04
5月の末に、久しぶりに広見さんと会食をしました。
 広見さんは、75歳、安川電機に42歳まで勤め、独立して機械設計事務所の仕事をし、62歳から72歳まで、タイ国でロボット据え付けの仕事をし、一人で波乱万丈の生活を送られました。
 「渡辺さんは、死ぬまでに、これをしたいという事がありますか?」と訊かれました。
 私は、何をしたいか?と考えて、今までも、今も、そんな目的は持ったことがないことに気付きました。
 エレベストに登りたい。アメリカに行きたい。どんな記録を出したい。そんなことを死ぬまでにしたいなど考えたこともありません。
 中学校卒業文集に、「将来の夢」と短文を書くことがありました。私は、「サラリーマンになりたくない」と書いた事を思い出します。父親から、「サラリーマンにならないで何になるのか?先生だってサラリーマンだぞ」と言われました。当時は、ゴム園の経営、クラ地峡運河の建設などの夢はありましたが、土木技師、請負師などが自分のイメージでした。
 「死ぬまでにあれをしたい」という意志も気持ちもない私に比べて、広見さんは若さがあるなと感じたことです。
 私は、若い頃から、年寄臭く、あまり、旅行やスポーツもしませんでした。
 あまり、将来の理想がないから、現状の仕事に不満もなく、毎日がその日暮らしでも楽しかったと思います。良く解釈すれば、「現在に生きていた」ようにも感じます。
 政治家も、小泉さんのように「自民党をぶっ壊す」目標の人もいれば、安倍さんのように、現状改革のために、増税延期する人もいます。安倍さんのやりかたは、野党や麻生さんの教条主義を離れた現実主義と感じます。
 若い人には、夢を沸かせて、元気よく生きてもらいたいですが、理想社会を作るための革命などは、すぐ教条主義になり、宗教対立・人種対立・反権威・労働争議などに変化してしまうようです。
 私の目標は?と考えると、「このブログを毎日書き続ける」こと、それはボケずに、観察し考え、自分なりの意見を持つことですかね?
 子供たちのために、少し位残してやりたいとも思いますが、宝くじでも当たらぬとどうにもなりません。。宝くじを買い続けようかな? 宝くじは一種の寄付でもありますし、夢を見ることでもあります。







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1 コメント

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世紀を超えた夢、トライボロジー (CCSCモデルファン)
2016-12-18 22:55:54
 島根大学の久保田邦親客員教授の話が印象的でした。炭素結晶の競合モデルを開発中前半は誰にも相手にされず、一人で研究したこと。一度出会ったら不思議な現象を忙しい会社生活でも忘れない事。周囲の感動は後からついてくるなど、感動的はなしが満載でした。
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