朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

破局の反日アジア

2014-10-14 05:27:36 | 21世紀
長谷川慶太郎「破局の反日アジア」
2014/10/15
 長谷川慶太郎先生の「破局の反日アジア、大繁栄の親日アジア」という新刊を読みました。面白くて、1日で読了しました。最近、眼が悪く、本が読み辛く、音読する速さでしか読めなかったのですが、内容によってはスイスイ読めることに気付きました。それくらい面白いです。
 ウクライナの家電工場は、東芝の技術指導により、50年前、冷蔵庫工場を稼働させました。現在もその製品を作り続けています。日本では17回もモデルチェンジし、高性能の新製品を出しているのに、50年間、一切、進歩ないそうです。共産主義国の考えでは、生産数さえ守って居れば、安泰なのです。
 ロシアも中国も北朝鮮もウクライナも、共産党的考えを工場では捨てきれず、自主的進化は全くないのが現実です。
 中国の国営企業は、決められた生産数を作るだけで、すべてOKだそうです。
 公害もなんのその、昔の儘で生産数だけ上げるのですからpm2.5で空気汚染は治りません。中国政府は、「公害出すな」と命令し、それを守れぬ工場で、共産党の保護の少ない工場は、爆破し消滅させるのが、現在の公害対策だそうです。
 韓国には、発電所を造るような、日立・三菱・東芝というような重電機会社はありません。技術の蓄積がなく出来ないのです。サムソンその他軽電器の工場は、日本産の部品材料を仕入れ日本製の製造機械で加工組立しているだけです。組立コストが低く日本の家庭電化製品を追い抜きましたが、中国の低コスト工場が稼働すれば、スマートフォンも、儲からなくなるでしょう。
 民主化していない、中国・韓国では、国益より一族益が最優先で、汚職や情実人事が普通の事です。日本の工場のような日進月歩はありません。利益優先の結果が、セウォル号沈没に見られる、事故多発です。
 中国の瀋陽軍区は北朝鮮を支配し、原爆・ミサイルで日本アメリカを脅しますがこれは北京政府に対する脅かしであり、北京政府に抵抗していたのだそうです。北京政府のシャドウバンク管理は、資金をシャドウバンクに頼っている瀋陽軍区に対する攻撃であり、習近平は瀋陽軍区を屈服させたのです。その結果が、中国の北朝鮮放棄であり、北朝鮮は日本人拉致被害者を返すことで日本にすり寄っているそうです。
 良い勉強になります。
 日本の工場も、新規投資、新規開発などを忘れ、採算・資金繰りなどにばかり眼が向けば、共産国工場と変わりなくなりますよ。変化しない工場に勤めている人、貴方の工場は淘汰される可能性が大きいですよ。変化こそ進歩です。

ロシアの将来

2014-10-14 05:22:57 | 21世紀
ロシアの将来
2014/10/14
 長谷川慶太郎さんの「大破局の反日アジア、大繁栄の親日アジア」に書いてあることです。眼が開きます。
 ロシアには、他国に売るものは、地下資源しかない、開発途上国だ。
 ウクライナで、クリミア半島を取ったが、クリミア半島には水がない。発電所もない。現在水も電気も、ウクライナ本土から供給されている。どちらを止められてもクリミア半島は、死滅する。
 そのため、ロシアは、ロシアからクリミアへ長大な橋梁を建設し、水電気の供給をすべく計画している。
 ロシアは、ヨーロッパに、天然ガスをパイプラインで供給し、これを遮断すればEUは音を上げると、強気に出ているけれど、ポーランドでシェールガスがあることが確認された。このガス掘削は2年くらいで、始まる。その時期には、ロシアのガス供給は止まっても困らないことになる。
 ロシアが、脅す武器は原爆しかなくなる。
 中国にパイプラインを敷き、供給することになったが、中国内のガス配管はない。新規に家庭用ガス配管するには、膨大な費用がかかる。発電所の燃料とするのは可能だが、現在石炭で発電している発電所を新規作り替えでは、コストが高くなる。輸出量は限られそうだ。
以下の文章は本を読んで、私(渡邉)が思ったことです。
 日本にパイプラインで供給したいとのロシアの考えだが、日本も国内ガス配管は大都市だけで、現在のLNGで不都合はない。
 ウクライナは、ソ連式生産方式で、旧式のコストの高い生産であって、EUに加盟しても、売る物は無い。経済破綻国家であり、EU加盟にはIMF管理になり、国民は耐えられないだろう? 北朝鮮のような貧民国家になりそうだ?
 ロシアの攻勢を怖れバルト3国は心配しているが、ロシアはそこまで出る力はなさそうだ。
 アメリカの経済封鎖が強くなれば、ロシアは身動き取れなくなるだろう。
 プーチンがいなくなれば、資源を売る、サウジアラビアのイメージの国になりそうだ。
 もう2,3年、現在の状況を続ければ、ロシアは手を引くしかないだろう。
 日本は、何にも関わらないのが、1番のようです。日本は、アセアン・インドと親交を深め、日本の技術・資本を生かすことを、考えるべきだ。
 中国・韓国は自滅する国と考え、手を引くべきです。
 日教組・民主党も中国・韓国のシンパとして、排除しましょう。