妊娠うつ、大豆でリスク減
2017/02/01
「食べ物通信」という雑誌を定期購読しています。48ページの薄い雑誌です。隅から隅まで読めます。
その中の記事に他のマスコミに出ている食べ物記事を紹介する欄があります。
食べるほど効果ーーー愛媛大など
大豆製品をたくさん食べる妊婦ほど、妊娠中にうつ病になるリスクが減ると、愛媛大や東京大などの共同研究チームが発表した。
妊婦1745人を対象に、日ごろどんな食生活をおくっているかアンケート。納豆や豆腐、味噌汁といった大豆製品にスポットを当て、摂取量の多い順に4グループに分け、うつ病との関係を分析した。その結果、摂取量の多い方がうつ病の有症率が低く、1日当たり約93g食べた最多のグループは、同約23g食べた最小のグループに比べ、有症率が37%低いことが分かった。 ●朝日新聞11月1日
記事は以上で終わっていますが、話が腸内細菌に及んでいないのは不満足です。
大豆食品は腸内細菌培養の餌であり、納豆菌は、枯草菌そのものの腸内細菌です。
金鋒博士らの研究で、腸内細菌がドーパミンなどのホルモンの前駆物質を作り人間に供給しています。ドーパミンなどの幸福ホルモン不足から、うつ病や過労自殺などが起こるのが証明されつつあります。
妊娠中のうつ病もホルモン不足から引き起こされ、それを改善するのが大豆食品、即ち、腸内細菌の育成と結論つける調査だというべきと感じます。
電通の東大卒新入生の過労自殺で、広告会社の勤務体制が自殺の原因だと、叩かれていますが、自殺の原因は、腸内細菌の不足によるうつ病発症とみるべきです。会社での過労は自殺につながるよりも、退職につながるのが、正常な人間です。東大卒ともあろうものが、過労で自殺を撰ぶ訳はありません。彼女は病気、うつ病です。他人に原因を押し付ける現代の弱者のひがみ、民進党や日教組的考え方です。
都会に住み、自然から離れた食生活・コンビニ弁当・塩素消毒残留水道水で、痛めつけられた腸内細菌の弱体化がうつ病を発症したのです。
腸内細菌を活性化する食事・生活を取り戻さないとあなたも、同じようになりますよ。