アメリカの国策

（船井幸雄講演会　2005/8/18）

　アメリカが現在の権威を持ち続けるため超エリートが考える事。


　①　ドル本位制の維持（ユーロ不可）
　②　日本・サウジアラビアを属国として収奪する。
　③　エネルギー資源を押さえる。（北朝鮮ウラン鉱石あり）
　④　仮想敵国は中国（２０１０年に戦争予定）


　日本を成長させアメリカが支配する方策・・・
　　　アメリカの対日年次改革要望書にて、日本を指導している。
　　　過去の日本政府の改革は、すべて要望書に書かれてある。
　　　
　　　その内容はアメリカ大使館のホームページに公開されています。
　　　仮訳の日本語文章でA-5用紙で５０頁もあり、内容はしっかり
　　したものと、私（渡邉）には思えます。
　　　アメリカ通商代表部からも、大部の同様の要求書があります。
　　　分りやすい文章で、真面目な考えを書いています。
　　　日本のお役人の書く、文脈の辿れないものとは違い、自分の言
　　いたいことだけ書いてあるのは、分りやすく焦点がハッキリして
　　「その通りだ」と納得させられます。

　　　日本政府の過去の改革は、すべて　これらの中に書かれてあり
　　小学校の先生が使う学習指導要綱のようです。
　　　
　　　中には、「談合の防止：談合の扇動を試みる政府職員に対する
　　より厳しい制裁を求め、官製談合に対する処置を強化する」など
　　もあります。
　　　日本郵政公社の民営化・成田国際空港　日本道路公団の組織変更
　　保険と銀行の公正な競争　宅配サービスの公正な競争（郵便事業が
　　政府の特別な恩恵をうけたり、保険や銀行事業と相互補助を受ける
　　ことの禁止）も書かれています。


　年次改革要望書を読み研究すれば、政府が次ぎに手を付ける改革が
分ります。日本のエリート達は是を利用しているな。大きくマスコミ
が取り上げないのは、大衆に「知らしむべからず、頼らしむべし」
を実行しているなと感じます。　

リメンバー・・・

Ｒｅｍｅｍｂｅｒ　ｔｈｅ　Ａｌａｍｏ（アラモ砦を忘れるな！）


１・１８３５　リメンバー・アラモ
２・１８９８　リメンバー・メイン
３・１９４１　リメンバー・パールハーバー
４・２００１　リメンバー・ワールドトレードセンター＆ペンタゴン

１・メキシコ領テキサスに、アメリカ人が続々　入植しました。
　（イスラエルがパレスチナのガザに入植していると同じよう）

　メキシコは移住を阻止しようと、軍隊を派遣しました。
　アメリカ人は、自由と独立を守るとし、反乱を起こしました。
　トラビス大佐・ジェームス・ボウイ大佐・デビー・クロケット等１８１人が応援に駆けつけ　サンアントニオ郊外　アラモ砦に立て籠もりました。

　取り囲んだメキシコ軍は３０００人で、降伏を勧めました。
　アメリカ軍の応援が来ることを信じ、降伏を拒否したので、攻撃が始まり、反乱軍は全滅しました。

「リメンバー・アラモ」のスローガンで、４５日後、ヒューストン隊長がメキシコ軍を破り、テキサスを独立させました。アメリカはメキシコ領土の５６％を取りました。ニューメキシコ州・テキサス州などがその土地です。

後年ヒューストンは言いました。「アラモ砦が陥落するのを待って進軍した。アラモの復讐のため意気もあがり、その結果の勝利だ」
戦意高揚のため、アラモは見捨てられたのです。

２　１８９７年スペイン領キューバでは、キューバ人の反乱が起きていました。　キューバ経済はアメリカの手にありました。財界人は開戦を要求し、戦争による景気の拡大を図りました。
「スペインとの戦いはすべてのアメリカ鉄道ビジネスの所得を増加させるだろう。それはすべてのアメリカ工場の生産を増加させるだろう。産業と国内通商・流通を刺激するだろう」とサーストン上院議員は言いました。

１８９８年２月　ハバナ湾で、アメリカ戦艦メイン号（Ｍａｉｎｅ）が爆発、２６０人の乗組員は死亡しました。

原因は、スペイン人のテロだ。「リメンバー・メイン」のスローガンで、戦争が始まりました。米西戦争です。

当時　インデアンとの大規模交戦の終了で、陸軍は縮小され、軍指導者は新しい任務を望んでいましたし、海軍は増強されていたけれど実戦経験がなく、海戦をフイリッピンで計画していました。

米西戦争はアメリカが勝ち、キューバ・フィリッピン・グァム・プェルトリコなどスペイン植民地の殆んどすべてを獲得し、以後アメリカの国力は飛躍的に拡大していきました。

メイン号爆発の原因はスペイン軍のテロではなく、石炭の自然爆発だったと戦後調査結果が発表されましたが、アメリカの陰謀との説も否定されません。

３・１９４１年　日本軍はハワイを攻撃しました。
ルーズベルト大統領は開戦世論をつくるため、ハワイ防禦に穴を開け日本軍の攻撃が分っているにも関わらず、阻止せず、攻撃させました。
「リメンバー・パールハーバー」のスローガンで戦意をあおり、ヨーロッパに派兵し、日本に原爆を落としました。
日本が開戦に踏み切るに足る石油や資源・工作機械を輸出禁止もせず、戦争の準備をさせて、パールハーバーへの攻撃を待ったのです。
日本はそれに乗せられアメリカの大きな政策の通りに動いたのです。

４　２００１年ワールド・トレードセンターにハイジャックされたジャンボ・ジェット機が突っ込み６０００人の犠牲者がでました。
「リメンバー・ワールドトレードセンター」の合言葉でアフガニスタン・イラクへと攻撃しています。

　昔の「リメンバー」政策のように、知っていながら阻止しなかったのではないでしょうか？

　ロンドン地下鉄同時多発テロは、アルカイダの仲間がやったとされていますが、事前準備にチェックも入らず、スムースに爆発が起きたのは国レベルの作戦と思われる。アルカイダで出来る作戦ではないと考えられる。


アメリカの階層構成は、①超エリート　５００人　②エリート　１０％　２０００万人　③　大衆　８０％　１億６０００万人　④　くず　１０％　２０００万人です。

超エリートは、国の将来を考え　大衆を犠牲にしても国が発展しその中で自分が利益を得る人。　エリートは超エリートに従い自分も楽をしようとする人。　大衆とは、自分の生まれた町から出て行かず、地元の新聞しか読まず、身の回りのことしか知らないし他所のことに興味を示さない人です。

超エリートの大衆を動かす作戦が「リメンバー○○」であり、一部大衆を犠牲にする方法です。

そういう超エリートは日本には０人です。　エリートは２０３万人（東大法学部卒業生）　大衆　９０％　くず　１０％です。

アメリカの超エリートの頂点に立つのは，デビッド・ロックフェラーであり、チェィニーがその一番弟子。　ブッシュ大統領は、その指示のもとチェィニー副大統領としています。

こんな話をＧＦ講習会で船井幸雄さんに聴きました。
ユダヤの陰謀的な話ですが、ユダヤ＝超エリートなのでしょうね。
お人好しの日本人と朝鮮・中国・ロシヤに見られていますが、リメンバー発想と陰謀を考える超エリートの養成が要りますね！

脳梗塞・脳卒中

脳梗塞への対策　２００５/8/17

　生活習慣病と名付け、病気になるのは、自分の生活に原因がある、医者では治すことは出来ないと、匙を投げられた表現の病気に罹りますと、医者の言う事も頼りなく感じられ、自分で管理すべく勉強に熱が入ります。
　
　糖尿病・高血圧については、何とか　自分で管理できる自信が付いてきました。
　ガンはPET検査の判定ではOKでした。

　原因に自分が納得出来ず、怖いと思うのは、脳梗塞・脳卒中・くも膜下出血など脳血管の病気です。

　私の叔父は低血圧で脳溢血の心配はないと言っていましたけれど、脳梗塞で右半身不随になり、言葉も話せなくなり3年後亡くなりました。
　私の同級生にも3人脳梗塞で活動出来なくなっています。

　エンジェビティのグラム社長の話を聴きました。
　
　脳梗塞で半身不随になっても、その神経や筋肉の細胞が死んでいるわけではない。生きているけれど寝ている状態です。
　寝ている細胞を起こすことは出来ます。

　血管の病気は動脈硬化が進行し、血流障害が原因で起こります。
　血管の硬化を治し、弾力ある血管を取り戻すことも出来ます。

　これらの病気は、ミネラル（セレニウムと銅）の不足から起こります。

　人間用の医者は、人間が病気になってから、それを治療します。
　獣医は、病気になった家畜は殺し、他の個体が病気にならないように対策します。
　獣医は家畜・ Petの餌のミネラル不足に気付き、十分なミネラルを与えることにより、病気を減らし、寿命を2倍に延ばしています。

　動物だって動脈硬化があり、動脈瘤破裂で死にます。

　ある牧場で七面鳥が大量死し、死亡原因は動脈瘤破裂でした。
その土地の土には、ミネラルが少なく、餌の草には銅・セレニウムが極端に少なかったのです。
　不足のミネラルを餌に入れましたら、病気はなくなりました。
　アメリカの獣医は、動物実験により、ミネラルの有効性を確かめ、家畜の餌・ペットフードを改善し、動物の寿命は10年で2倍に延びたのです。

　そんな話を聞いて納得し、早速　私はミネラルをアメリカに発注しました。

　日本の代替医療の書物にこんな本がありました。
　『血流障害が治った50人の証言』　ミネラル濃縮液配合SODエキスが血流障害に効く！　・・・・菅野光男監修　史輝出版　1200円

　ミネラル療法は日本でもあるんだとうれしくなりました。

　私の父親康亮は、５０才でくも膜下出血を起こし、養生よく７０才まで生きましたが、心筋梗塞を起こし、バイパス手術の失敗で死にました。

　私も高血圧で１８０－９０位あり、医者からいつも脅されていました。
　先週　月１回の検査では、１３８－７８でした。

　これは、プラントミネラル（６０００円/月）・ナイトワークス（NOを体内で発生させ血管をしなやかにします。１２０００円/月）　のお蔭だとミネラルの効力を実感したところです。

　２１世紀に生きていてよかったな！　２０世紀の知識では諦めるだけでしたね！

　すこし　高いけれど　うれしいな！

今迄通り

「今迄通り」が　意味ないこと　を続ける理由です。
2005/08/16
　健康診断の有効性調査が発表されました。
　厚生労働省の研究班の調査ですが、企業に義務づけられている毎年1回の健康診断は意味ないと言う内容でした。
　2005年8月14日の毎日新聞の記事ですが、こう結論が出ても廃止は随分先の事でしょう。

　肝機能検査で測るＧＯＴなど、高くても問題ないことが多く心配しないでもいい。低くても他の見落としから安心してはいけない。

　胸部エックス線検査では、肺ガン検診の有効性を支持する証拠はない。

　心電図の測定も、心筋梗塞の予防などに役立つ証拠はない。　検査で正常とされた人達の方が、異常の見つかった人達より心筋梗塞や突然死に見舞われる率が高い。

　アメリカでも同様の評価チームが作られ昨年その調査報告がなされましたが、日本の研究班と同じ結論をだしているそうです。

　狂牛病の検査のように、安全のためには不必要でも検査するのが日本方式、不必要なことはやらないのがアメリカ式かもしれません。
　この後の行動が両国でどう違うかをみることは興味深いことです。

　自動車の車検についても、自動車の構造や製造技術の進歩から、2年・3年間隔の車体検査は必要ないと言われますが、修理工場・車検業者の保護のために続けられています。　アメリカでは車検制度はなく、使用者の責任で整備せよとされています。（三菱自動車のクレームのような、不具合もありますが、車検で見つかる話ではありません）

　自動車運転免許の切り替えだって、優良運転手は3年から5年に延長されましたように、罰則としての制度のようで、警察ＯＢの天下り場所確保のためにあるようです。

　昔からその方式でやっていてうまく行っていると言って、同じことを繰り返すのでは、古典芸能のようです。
　私達の生活習慣・仕事のやり方・通勤の方法など、周りはどんどん変わっているのに、それに追随できず、昔通りのことをやっていませんか？

　コンピュータ？　ネット販売？　オークション？　ホームページ？　ブログ？　ワード？　エクセル?　秀丸？　デジカメ？　アイ・ポッド？　

　古いものは、古い人にして貰い、私達は新しいものを効率よくつかいましょう！　もう21世紀です。

　

石井貴士さんのアファ・カード００９

当たり前のレベルを、上げよう。
　プチリタイヤ・プロデューサー　石井貴士

これは石井貴士さんのアファーメーション・カード００９です。
裏面の解説文章にはこう書いてあります。

　「ビジネスには、スピードが大切ですよね」
　と言っている人は、成功しない。
　それよりも、「メールが来たら、１分以内に返信していますけど？　え？　他の人は、違うんですか？」と言う人が、成功できるのです。
　あなたの当たり前レベルは、どのレベルですか。



何かを考えて、意識的にやるのは、練習の段階です。
免許を取ろうと、自動車練習場に通う時、３０分の運転でくたくたになります。
免許をもらって１年もしますと、何も考えなくて、無意識に運転しています。

脳の中に、自分の下請ロボット（潜在意識の回路）が出来て意識してしなくっても、出来てしまうのです。

街の飲み屋で、友人と集まろうとするとき、場所を知らない友人には、共通に知っている場所から、その店までの経路を教えます。

学校の勉強は、駅からの大通りそして枝道を系統立てて教え、その中の何処に何があるかを記憶させるようなものです。
この勉強だけでは、駅からの地図（いわゆるマニュアル）でようやっとその場所にたどり着くくらいです。

いつもその街に往っていますと、頭の中に地図が出来、建物同士の関係も分り、土地勘ができます。そうなれば、地図がなくても、駅とは別の場所からでも、すいすい行けるようになります。

私達は、自分がどんな段階にあるのか知る必要があります。
マニュアル通りに出来たというのは、まだ小学生の段階です。
習ったことを使いこなし、無意識の内に出来て中学生です。
心のおもむくとこおろに従って、則をこえず（論語の一節）となって高校生。そんなマニュアルなど使わない仕事に転進して一人前と思いましょう。

あなたの当たり前はどの段階でしょう。

奥のほそみち 勝手読み１－２

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　漂泊の思ひ
　　　　

　「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘われて漂泊の思ひやまず」



　「月日は百代の過客にして」のすぐ後にでてくる文です。
　いい文章だなあと思います。口調よく・格調高く・高尚です。
　現代語で自分の言葉で訳してみますと、なにかうすぎたない感じがしますが、古語の単語はイメージが湧きます。こんな古文を捨ててしまった現代人が、昔の日本人と同じではないな、言葉は大切にしなくてはならないと、フランスの国語保存運動に賛成したくなります。

　「私もいつからとははっきりといえないけれど、だんだん旅が好きになりました。
　ちぎれ雲の青空に飛んでいくのをみると、あんな風に現在のしがらみを離れてさすらっていけるとたのしいだろうなと感じて、わくわくする気分です」

　　「さすらい」（小林旭）で「夜が又来る、俺を泣かせに」と寝かせません。西部劇の「シェーン」のように荒野を一人で足のむくまま進む姿。終着駅のジェニファー・ジョーンズのようにモンゴメリィ・クリフトを振り切って汽車に乗る姿。キャサリーン・ヘップバーンが、すべてをいい想い出として窓から身を乗り出して手を振る旅情のラストシーン。「みんな寂しく、なつかしく」と山頭火は、故郷の村を「雨降る里は、はだしで歩く」と雨の中を進みます。「緑の館」ではファーリィー・グレンジャーが、降り出したモンスーンの中で丘の上の修道院を見上げます。

　私の漂泊の思いは、現実離れした別離(わかれ)の映画シーンが眼に浮かびます。
　
　漂泊とは、なんかおしゃれな感じを抱かせます。

　「やまず」という言葉もいいですね。「やめることが出来ない」
何か心の底から湧き上がってきて、もうそれを止められないという強い感情を表した言葉で、現代語１語にあらわせない気がします。

　永井真理子（私の好きな歌手）は、そんな想いを女性らしく　こんなに言います。
（実際に歌詞も彼女だそうです）

　　 　日陰に干された洗濯物、部屋に置いてくかすみ草
　　　　　声を出さないものたちだって、何か欲しいと言ってる
　　　　　今どこへ、今はいつも　今はどこへ向う途中なの？
　　　　　さっぱりわからないってことだけわかるの
　　　　　きっと心が　きっとひとりじゃ　きっとやせっぽちになっていく
　　　　　耕すことをしなくちゃあね
　　　　　喜びわかちあい　大声で笑いたい
　　　　　誰かと出合いたい。苦しい出合いでもいいよ　　　♪♪　

　　なにか　いまの生活がむなしくなったとき、誰もがよそへ行きたく、新しい人と出合いたくなります。こういう感情をあらわす言葉はないでしょうか？これも「漂泊の思ひ」
に含めたいなと思います。

　テレビＣＭで　「年金を貰うようになったら、タイやインドネシアで生活しよう。夫婦で５万円/月で生活できて楽しいですよ。」と　にこにこしながらＰＲしています。
　相手が生きておればいいけれど、そこで１人になったらどうなるのだろうと感じます。そこを考えるのが漂泊の思ひであり、山頭火の無常の思いでしょう。
　ＣＭにつられて、海外老人リゾートで生活するようになった人、あとはこわいですよ。
もう故郷はないのですから。
　
漂泊の思ひがあるから、現在の生活を深く考えることが出来ると思います。
「いづれの年よりか」というように若い間は毎日を楽しく、漂泊の思ひは大人になる芽
と考えましょう。

　年取るとへりくつが好きになって、１つの言葉でも何か因縁をつけたくなります。そんな考えを光線を発するように外へ出しましょう。それが旅の心構えといえるでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

石井貴士さんのアファ・カード００８

トップに立てる分野で勝負しよう。
　　　　　　プチリタイヤ・プロデューサー　石井貴士

これは石井貴士さんのアファーメーション・カード００８です。
裏面の解説文章にはこう書いてあります。

　あなたがトップに立つ方法は２つあります。
　①空き地を発見して、そこに飛び込む。
　②空き地　そのものを自分で作る。
　あえて　大手が取り組んでいる分野に参入しても、あまり得はありません。
　大手が参入しないであろうニッチなジャンルに特化してビジネスを始めれば、あなたはその世界で第一人者になれるのです。

　何かやろうと思って調べてみると、既に多くの会社がそこで競争しています。

　先日　霧吹きノズルで、工場の冷房用にミストを吹かそうと捜しましたら、ノズル工業会を結成し３０社以上がありました。
　自社で霧吹きシステムを考えようと社内で話していたのですがナンセンスでした。

　１００円ショップを覗いてもショッピングセンター・雑貨屋さんを覗いても、恐怖を感ずるくらい、いい商品を安く売っています。

　製造業ではもう新しい商品はいらないように思えます。
　新商品をと張り切っても、あの三井物産グループでも、ディーゼルエンジンの排気ガスから、カーボン粒を取り除くことが出来ず、データを改竄するほどで、難しいものしか新商品は残っていないなどと考えたくなります。

　製造業では、空き地はもうないのではないか？
　そして空き地を作るには、他の優秀な会社・工場がある。
　素人や小企業ではどうにもならない時代ではないか？

　石井貴士さんは、インターネットの中でメールマガジン「プチリタイア・何もしないで月５０万」で若者に独立・開業を薦めています。

　刺激を受けた若者は、独立しつつあり、石井さんの２年間の苦闘の記録を教材として争って買っています。

　石井さんは自分で「石井式インターネットで開業」の空き地を作ったのです。・・・・・（えらい）

　インターネット内の情報企業家・ＮＥＴ販売の若者達は自分で空き地を作り、自分の方針で開拓・開発しています。

　インターネットの中は無限の広さがあります。製造業の範囲で考えれば、もう空き地はないような気がしますが、ネットと自分の仕事を組み合わせれば視点が変わり可能性が見えるようです。
　
　空き地を見つけ、作り、飛び込みましょう。
　銀行もネット銀行、証券取引もネット証券ができています。
オンライン・カジノという現金に変えられる博打場もできました。　いろんなゲームで勝てばポイントがたまり、そのポイントを売買し、Ｅネット銀行やコンビニで換金する場もあります。
　ネットで講演会をリアルタイムで聞かせる場所もあります。

　インターネットは現代のフロンティアです。
　
　堀江貴文さん、三木谷さん、藤田さん達が、ワイヤット・アープや　ドク・ホリデイ、ワイルド・ビル・ヒコックのように活躍している西部のようです。
　今から鉄道が敷かれ、町が出来、銀行が牧場が農場が出来ようかという時代に思えます。

　「チャンスは前髪でつかめ」と言いますが、今はチャンスにあふれた時代と言えるでしょう。

　私もインターネットを１から勉強しています。
　皆で新しい時代をつくりましょう。
　太平洋戦争に負けたあと、日本人は　やれる事を何でもやって新しい時代を開きました。
　全体を見通す眼がなくっても、それぞれが、新しい、自分の出来る事をやれば、新しい時代に成るように思えます。

　他人が新しい時代を作るのを、傍からあこがれながら観るのではなく、中に入って一緒に泳ぎましょう。

　泳げなくたって、水に入ってバタバタしていれば、泳げるようになれますよ！

マクガバン レポート

マクガバンさんを知っていますか？

　1977年アメリカ上院で、マクガバン・レポート5000頁が提出されました。

　150年前には腸チフス・結核など伝染病で病死する人が多く、心臓病・脳卒中などの病気は皆無でした。
　ヨーロッパなど先進国の調査でも150年前には、やはり心臓病もガンも殆んど見当たりません。
　アフリカ・アジア・中近東などいわゆる低開発国では、過去はもとより現在も、そうした病気は少ないと言う事実も分りました。
　
　欧米諸国の150年前と現在の違い・現在の欧米諸国と低開発国の違い。そこに共通するものは、「食生活の違い」にほかならない。

　2005年の今私達は、「その通りだ、昔は病気が多かったから、ガンや心臓病になるまで生きていなかった」などと言いそうですが、そのレポートの結論はこんな風に書かれました。

　①現代の食事は不自然で、食事がガン・心臓病・糖尿病など現代病を生んでいる。

　②ビタミン・ミネラルの不足が目立つ。
栄養素不足は調査対象者の生活水準とは無関係である。

　③現代の医師は栄養素の知識をまったく持っていない。

　④現代病は現代医学では治らない。

　⑤現代医学は薬に偏った栄養軽視の医学である。


　⑥人間の身体は、それを構成している一つ一つの細胞が正常なバランスをとっていれば、病気にならない。

　アメリカ医学会は当然のように、このレポートに猛反発し、又全米の畜産業者も黙って居ず、マクガバンさんは翌年の上院議員選挙に敗れてしまいました。


　このレポートの始まりは、フォード大統領からです。

　ニクソン大統領が、盗聴事件から辞職し次の大統領になったフォードさんはこう言いました。
　「アメリカは戦争なら何処にも負けないが、自国民の病気で滅んでしまうだろう」
　「アメリカは医学の進歩している国だ。これほど医学の発展にお金をかけているのだから、病気の人が減ってもよさそうなものだ。　ところが患者は増え続け、医療費もどんどんかさんでいる。　何かが間違っているのではないか？」

　そして議会上院に、栄養問題特別委員会という機関を設置しました。
　その委員長に任命されたのは、当時　民主党副大統領候補でもあったジョージ・マクガバン上院議員でした。

　この委員会は真面目に活動しレポートを提出したのです。

　マクガバンさんは、この落選以降20年政治的にも恵まれませんでした。
　反ベトナム戦争の立場・リベラルな思想・人権意識は、東部知識人・文化人に引き継がれ、再び認められるようになりました。
　
　1998年クリントン政権では国連食糧農業機関（FAO）のアメリカ大使に起用され、【世界学校給食計画】にアメリカを積極的に参加させました。

　共和党ブッシュ大統領になり、マクガバンさんも辞表を出しましたが、ブッシュ大統領は留任を要請し、その仕事を続けました。

　これは「アメリカはなぜガンが減少したか」の第一章に書いてある話です。


　アメリカの政治家は偉いなあ！
　日本でこんな議員がいたとしても、医師会から推薦されている自民党は、選挙に立候補もさせないでしょう。

　共和党のブッシュさんがマクガバンさんを留任させた話もいいですね。
　日本で自民党が民主党の誰かに政府の代表となるような仕事をやらせる事などありえないように思えます。

　アメリカが羨ましい気がします。
　
　汚職などない清潔な政治家で、何も業績がなく、ニクソンの残り任期を過ごしただけと、日本のマスコミが報道していたフォード大統領がこんな見識を持って、国民の健康を考え委員会を作った大統領だった。そしてその委員長に民主党の大物政治家だとは驚く話でした。

　大きな眼を持って日本の長期の安全・幸福を考える政治家が何故　日本には出てこないのでしょうか？

　これは選挙制度や衆愚政治システムと言うだけでなく
、政治家を育てる教育あるいは機関がないからではないか？

　マイナー・リーグとしての地方議会、利権を排除し方針だけを決める地方議会が欲しい。

　政治大学・陸軍大学・外交大学などで目先の勉強でない、松下村塾のような教育機関も欲しい。

　そしてこんな大学は入学すれば卒業できるものではなく、500人入学し50人しか卒業できないシステムがいいと思う。

　レポートの内容も素晴らしい。1977年に2005年を見ており、凝り固まり知識人から脱皮しています。
　上原春男先生の言われる非線形思考を身につけたレポートと感じました。

　健康の考え方もアメリカに学ぼう。