血液サラサラ
2012/05/01
同級生の、脳梗塞の話を聞きます。卒業55周年の小倉高校9期生の同期会をしようと集まりがありました。KBCのアナウンサーだった松井さんに司会をして貰おうとの意見に、彼は脳梗塞で入院していると言う情報がありました。 北九州でも、野球部の人気者だった佐々木さんが2年間リハビリしています。 高血圧で脳溢血や心筋梗塞なども怖いですが、血圧が低くても起こるのですから良く知っておくべきです。血液サラサラを、検索しますとこうあります。
血液をサラサラにする薬
血液をサラサラにする薬は、凝固系に作用する薬と線溶系に作用する薬に大別できます。凝固系に作用する薬の代表はワーファリンです。凝固因子はたんぱく質やミネラルやリン脂質などを原料に作られます。大体は体の中にありふれた物質ですが、凝固因子が作られるためにはビタミンK2が必要です。ビタミンK2の供給をストップすれば凝固系は機能しなくなります。ワーファリンは凝固系という生体本来の機能をストップさせる薬なので、副作用も少なくありません。
少量のアスピリンが血栓の予防に役立つことが知られていますが、アスピリンの血栓予防効果は凝固系ではなく、血小板凝集抑制機能によるものです。血栓には静脈で形成される赤い血栓と、動脈で形成される白い血栓があります。白い血栓は血小板が凝集してできています。アスピリンには血小板の凝集を抑制する作用があるのです。なお、アスピリンの少量投与は必ず医師の下で行う必要があります。適量でないと効果がないだけでなく、逆効果となることもあります。血液をサラサラにする食品について高い関心が寄せられていますが、そのほとんどは凝固系に作用するのではなく、血小板の凝集抑制作用を持つものと考えられています。凝固系は、生命維持に不可欠な機能ですので、食品によって簡単に影響を受けないようにできている、ともいえます。
生体ではいつも小さな血栓が形成されていますが、血管を詰まらせるような血栓になることは希です。それは線溶系によってプラスミンが生成されているからです。プラスミンは血栓が大きくならないうちに溶かしてしまいます。プラスミンはウロキナーゼによって作られます。ウロキナーゼは薬品としても使われています。余分なウロキナーゼは尿の中に排出されます。微量な尿中のウロキナーゼを精製するには高いコストがかかりますが効果はあります。ナットウキナーゼなど納豆に含まれる酵素は、ウロキナーゼと同様の効果を持つと考えられます。
納豆を食べよう。食べ過ぎても副作用はなさそうです。肥満になるかな?
2012/05/01
同級生の、脳梗塞の話を聞きます。卒業55周年の小倉高校9期生の同期会をしようと集まりがありました。KBCのアナウンサーだった松井さんに司会をして貰おうとの意見に、彼は脳梗塞で入院していると言う情報がありました。 北九州でも、野球部の人気者だった佐々木さんが2年間リハビリしています。 高血圧で脳溢血や心筋梗塞なども怖いですが、血圧が低くても起こるのですから良く知っておくべきです。血液サラサラを、検索しますとこうあります。
血液をサラサラにする薬
血液をサラサラにする薬は、凝固系に作用する薬と線溶系に作用する薬に大別できます。凝固系に作用する薬の代表はワーファリンです。凝固因子はたんぱく質やミネラルやリン脂質などを原料に作られます。大体は体の中にありふれた物質ですが、凝固因子が作られるためにはビタミンK2が必要です。ビタミンK2の供給をストップすれば凝固系は機能しなくなります。ワーファリンは凝固系という生体本来の機能をストップさせる薬なので、副作用も少なくありません。
少量のアスピリンが血栓の予防に役立つことが知られていますが、アスピリンの血栓予防効果は凝固系ではなく、血小板凝集抑制機能によるものです。血栓には静脈で形成される赤い血栓と、動脈で形成される白い血栓があります。白い血栓は血小板が凝集してできています。アスピリンには血小板の凝集を抑制する作用があるのです。なお、アスピリンの少量投与は必ず医師の下で行う必要があります。適量でないと効果がないだけでなく、逆効果となることもあります。血液をサラサラにする食品について高い関心が寄せられていますが、そのほとんどは凝固系に作用するのではなく、血小板の凝集抑制作用を持つものと考えられています。凝固系は、生命維持に不可欠な機能ですので、食品によって簡単に影響を受けないようにできている、ともいえます。
生体ではいつも小さな血栓が形成されていますが、血管を詰まらせるような血栓になることは希です。それは線溶系によってプラスミンが生成されているからです。プラスミンは血栓が大きくならないうちに溶かしてしまいます。プラスミンはウロキナーゼによって作られます。ウロキナーゼは薬品としても使われています。余分なウロキナーゼは尿の中に排出されます。微量な尿中のウロキナーゼを精製するには高いコストがかかりますが効果はあります。ナットウキナーゼなど納豆に含まれる酵素は、ウロキナーゼと同様の効果を持つと考えられます。
納豆を食べよう。食べ過ぎても副作用はなさそうです。肥満になるかな?