朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

環境汚染対策

2006-07-26 10:14:03 | 21世紀
汚染の広がり
  怪我した足の指にトイレット・ペーパーを巻いていました。
  風呂につかっていたら、湯の中にクラゲのような物体が泳いでいます。
  昨日のテレビできれいな赤ちゃんクラゲを見たからそのイメージを思い浮かべているのかなぁと見ていましたら、赤い斑もあります。
  「あ ペーパー捨てるの忘れていた」と手で取ろうとしますが、バラバラになって掬えないのです。
  あれ あれ と言っているうちに、卵の吸い物状態のゴミだらけになり、湯を入れ替えることになってしまいました。

  元の紙のままで捨てれば後に影響は残りませんが、水の中に放置すれば手を付けられません。
 エコアクション21という環境保護プログラムの指導をうけ取り組んでいますが、環境汚染とはこんなものだなぁと実感した出来事でした。

  油は、廃油として処理すれば問題ありませんが、こぼしてしまい雨に会えば川に流れ回収はできなくなります。
  ゴミも自分たちで燃やし、ゴミの量が減少したと言っても、灰は飛びダイオキシンも出るのでしょう。
  設備のチャンとしたごみ焼却場で燃やすべきです。

  私たちに出来る環境対策は、①無駄をなくし原材料の使用量を減らす。②出た廃棄物は分別し業者に出す。③水・大気に拡散させない。として実行しましょう。

会社を成長させる。

2006-07-25 12:23:41 | Weblog
人間は何故成長しないといけないか?
            上原先生チャレンジ経営塾2006/07/21の講義

人間は、いまだ進化の途中にある動物である。
 人間は、植物細菌→動物細菌→へび→ねずみ→人間 の順に進化してきた生物の頂点にあるが、完成の域には遠く及ばない生物である。
 まだまだ進化する可能性十分の私達である。
 人間は成長することが楽しい動物である。

 アインシュタインの脳は生前、一般人より大きいだろうと言われていたが、死後の解剖では逆に一般人の80%しかなかった。
脳の外側の皺が多いと言う人もいたが、そういう事実はなかった。
 アインシュタインの脳が一般人の脳と違っていたのは、脳幹の部分で一般人の2倍くらいの大きさがあった。

 人間の脳は、過去の進化段階の生物の脳をそのまま残し、その上に新しい脳を乗せた構造になっている。
 即ち、へびの脳の上にねずみの脳があって、その上にいわゆる人間の脳(大脳)があって、それぞれ役割を分担している。
 一般人の2倍の大きさのあったアインシュタインの脳幹は、へびの脳(爬虫類脳)に当たる部分である。

 生物は、外敵に襲われるとき瞬時に逃げたり、攻撃したりの行動をとる。
 考えて判断していたら、敵に食べられてしまう。直感で対応します。
 脳幹(爬虫類脳)は直感を担当しているのです。

 将棋の名人は、直感で着手点に気付き、それからその手が最善か?他の手はどうか?と考えると、羽生さんや米長さんは言っています。
 爬虫類脳で「此処へ指せ」と直感し、それが正しいかどうか人間脳で読むのです。人間脳で考えて着手点を選ぶのでは良い手にはならないとも言われます。

 大脳の外皮部分(大脳の皺)で勝負する学校秀才は、爬虫類脳の発達が弱く、
直感・意欲で見劣りするのです。

 私たちは、会社を成長させよう 新しい仕事に取り組もうとする時、直感を磨いておかねばならぬ。即ちへびの脳を進化させなければならない。
 人間は、歳をとっても脳を成長させ、直観力を磨くことはできる。実例は到る所にある。
 知識だけでは経営は出来ないけれど、知識を増やすことは直観力を磨くこととなる。
 人間は死ぬまでに自分の脳の力の1%も使っていない。99%はそのまま残っている。

 この第三期の講座は直観力を磨くことも、目的の一つとする。

 2006年の現在は、今まで経験してきた前例が通用しない時代である。
 制度・法律が変わり、以前とはありとあらゆるところで変化がある。

 宿題  
 「こう言うところが、こう変わるだろう」のレポートを次回提出せよ。

日本人と他国人の違い
 日本人は引き算で考える。外国人は足し算で考える。このことがお互いの行動を理解出来ない原因になっている。
 日本人は長期の利益で考えるが、外国人は短期の利益を考えて行動する。

 日本人の引き算  売値―原価=利益
 外国人の足し算  原価+利益=売値

 日本人は、損して得取れの考えで長期のスパンで商売を判断する。
 外国人の取引は、1回限りの取引を原則として損の出る取引はしない。
 外国人とは欧米人だけでなく、インドも中国も含む。日本人以外は皆そうで、これがグローバル・スタンダードだろう。
 21世紀には、グローバル・スタンダードがもてはやされてきたが、
これからは日本式の考えが、大事にされるように思える。
 

テレビを見るのを止めよう。

2006-07-17 09:55:15 | マスコミ批判
テレビを止めよう2006/07/17
早起き習慣がつきました。4時~5時半起きが3ヶ月続いています。
 (年取ったら普通のことかな?)
 みのもんたの「朝ヅバッ」が面白く、朝の日課になっていました。
 みのもんたの頭の良さ、キャスター達の人柄の良さに尊敬の念さえ覚えるほどで、朝早くからのゲストにも「ご苦労様」と言いたい気持ちでした。

 3ヶ月続けて見ていると、飽きたのか「他のニュース番組と同じだ」と感じ嫌になって来ました。
 クサすことが90%で、縁のあるスポーツ選手を持ち上げ褒めるのがパターンとなっています。
 小泉首相の悪口・福井日銀総裁の悪口・村上ファンドの悪口・犯罪・事故を喜んでニュースにする姿勢には、私の朝の気持ちよさを消していきます。
 北朝鮮や中国の言うことなど無視しておればいいのに、喜んでそれを認め、それに対する小泉さんの姿勢をとやかく言う。そしてそんな世論を作り出そうと意図しているようにも感じます。

 それでテレビニュース番組はこの際見ないことにしました。
 この1週間それを続けています。
 これからも禁テレビは続け、次の番組だけしか見ないことと計画しています。
① 放送大学の生物・地学講座
② ムービープラスの映画
③ たかじんの「そこまで言うて委員会」
④ NHK大河ドラマ「功名が辻」
⑤ 相撲
 テレビを止めると番組表も見ないし、新聞で見るのは占い欄だけになりました。 期限が来たら新聞も止めよう。

 1週間偏った(?)生活していても困ったことは何もありません。
 テレビは何のためにあるのだろう?
① 考えない国民をつくる。
② 受動の生活を習慣づける。
③ 家庭の生活をなくし、無関心な家族を作る。
④ 遅寝の習慣づけ。
⑤ 勉強しないくせをつける。    考えるとテレビは要りませんね

ジュリア・ロバーツ主演 「愛の選択」(Dying Young)

2006-07-14 09:17:41 | 映画
愛の選択(Dying young)2006/07/13
ジュリア・ロバーツ主演につられてムービィプラス・テレビで観ました。
 いい俳優の出る映画はやはり面白い。
 例によって、ジュリア・ロバーツは、美人だけれどあまり考えない知性のない失業女23才として、登場します。
 白血病で10年治療している金持ち息子の大学院生28才を住み込みで介護する仕事に就きます。
 病院で放射線治療・抗がん剤を飲むと、副作用で、嘔吐・幻聴が起こり、介護も大変です。
 1週間ほど続くと休憩です。そうすると普通の生活が出来ます。

 今回の治療休暇には近くの別荘地に二人で行き、結ばれることとなります。
 近所の住人に、あの「赤毛のアン」でマリラを演じた女優が住んでいます。
 マリラと同じに背筋を伸ばし、しわがれ声で話すのがうれしいです。

 休暇生活を楽しんでいるところ、白血病の症状がひどくなり、ジュリアに隠れてモルヒネを打つまでになります。
 それを知ったジュリアは「何故 私に言わないのか?」「死んでいく自分は安心して死ねるかもしれないが、それを見ている私がどう感じるか考えないのか?」「治療をすれば50%は生き残る現在の医学を信じて、最善を尽くそう」
と怒り喧嘩になります。

 父親と連絡を取り、再度入院することになりますが、そのうちのエピソードで仲直りし、彼の入院に付添い介護することで映画は終わります。

 こんな筋でしたが、歳とってもあまり死ぬ事を考えない私にも考えさせるものがありました。
 「希望を持つことが恐ろしい」「死ぬと分かっているのに、自分の道連れに人を誘っていいのだろうか?」と主人公は言います。
 白血病が治ってハッピイエンドという感じは持たせません。
 能天気のジュリアは大学院生の彼と一緒に居るうちにインテリらしくなってきますが、「知り合う前の無知なままのときのほうが幸せだった」と発言するのも、「そうだよなぁ」と自分の子供時代を思い出させました。
 

鳥栖に行きました。

2006-07-12 09:19:20 | 老化防止
鳥栖(とす)を通りました。2006/07/12
エンジェヴィティ社の連絡会が鳥栖であり、マイカーで往きました。
 鳥栖で高速道路を降りるのは初めてです。何事も初めてのことはうれしい気がします。
 3号線に出た時の感覚はタイムスリップです。
 30年前熊本で高速道路植木工事に従事していた頃、通り抜けた混雑した道そのままです。
 片側1車線で大型トラックが続いています。こんな所で、イラクのような爆弾テロがあれば、高速道路に皆行くでしょうから、道路公団は非常用道路として役に立つのでしょうね。

 九州高速道路は福岡県を通り抜けますが、基山・鳥栖だけ佐賀県です。昔佐賀県の高速道路が、ここだけだった頃、私も佐賀県警の覆面パトに捕まったことがあります。友人は「あそこだけパトロールの密度が濃いいんだから皆注意して走っているよ」とバカにされたことがあります。

 大林組で一緒に働いた仲間に栗栖(くりす)君がいました。下請けの佐々木建設の親父さんは、何故か「鳥栖(とりす)さん とりすさん」と呼ぶのです。
 それから彼のニックネームは【栗鳥栖】君になりました。
 何の意味か彼は知らなかったのでしょう。「栗鳥栖」と呼ぶと「はい」と元気よく返事していました。
 そんなことを思い出していますと、眠気も吹っ飛んでしまいました。
 彼はどうしているだろうかなぁ! 元気かなぁ?

何故? この子は荒れるの?

2006-07-07 11:36:55 | 健康
子供の凶暴性を軽減する食事2006/07/04
「アメリカはなぜガンが減少したか」(森山晃嗣著・現代書林)の一章からの抜書きです。 文部科学省はこんな調査をして下さい。

カリフォルニア州立大学ショーエントーラー博士の研究グループは1980年代、子供を凶暴にする食事について実験調査しました。
ヴァージニア州少年院で300人の収容少年の食事内容を分析し、炭酸飲料を生ジュースに、砂糖や添加物の多いデザート・スナックを果物・チーズ・ナッツ類に換えました。
その結果、少年同士のケンカ・脅迫、看守への反抗、自殺などのトラブルの発生回数は48%も減少しました。
その他三つの州でも同様の結果が出ました。そして凶暴な行動をする少年たちの食事を調査したところ、9つの栄養素の不足がありました。
それは、ビタミンB1/ビタミンB2/ナイアシン/ビタミンB6/葉酸の5つのビタミン そしてカルシウム/マグネシウム/鉄/亜鉛 の4つのミネラルでした。

この結果3ヶ所の少年院で56人の札付き暴れ者にこの9種類の栄養素を補給し、同時に脂肪分・砂糖・各種添加物を減らしたところ、トラブルは以前より40%減りました。
2000年には6才~12才の児童80人を二つに分け、40人にビタミン・ミネラルを十分与え、他の40人に何の効果もない偽薬を与えて行動を観察したところ、反社会的行動は47%減少した結果を得ました。

キレたりムカ付いたりしやすい子供は、朝食を摂らないケースが多いと言う
データもあります。

現代っ子のいじめや暴力、登校拒否、引きこもり、自殺願望などを、心の問題としてのみ考えるのは誤りだと思います。
「精神的な不健康さは身体的な不健康さ以上に、食生活と密接につながっているのではないか?」とさえ感じます。

2006年の日本では、高校生の男子が家族を放火殺人します。19才の女性が父親を放火殺人します。
日本でもこんな実験・調査をする意味は大きいと思います。

子供の食べ物

2006-07-05 10:03:29 | 健康
子供の食べ物2006/07/03
マクバガン・レポートが発表されて間もない1979年です。
 ニューヨーク市の子供たち100万人を対象に食事に関する大調査が行われました。
 小学校の校内カフェテリアの食事内容を変えてみて、学力にどんな変化があるかという調査です。
 調査開始前カフェテリアの定番は、ハンバーガー・フレンチフライ・ホットドッグ・ポテトチップス・フルーツポンチ・チョコレートミルク・コカコーラといったもので、子供たちは朝・昼そういったものを食べていました。

 1年目は肉の脂肪部分をカットし、食品中に含まれる砂糖は11%をリミットにし、パンは植物繊維が豊富なものに換えられました。
 標準学力テストの平均点が39点から47点に8点アップしました。
 2年目は1年目の変更に加えて、合成着色料や合成甘味料を使った加工食品がカフェテリアから一掃されました。その結果平均点は51点まで上昇しました。
 3年目は2年目と同じ内容の食事を続けたところ平均点は変わらず51点でした。
 4年目は合成保存料を添加している加工食品をシャット・アウトしました。
 平均点は再び上昇し55点に達しました。
 ********以上「アメリカはなぜガンが減少したか」の抜書き*********
以降そんな調査はされていないようで、新しいデータはありません。
現代日本の食事内容は、コンビニ食の発展・外食の多用・合成保存料まみれの輸入野菜輸入食品でこの調査時点以上に、食品添加物が使われているようです。

 子供の成績が悪くなり、キレる子供・荒れる学級になり、小学校教師が自信をなくし定年を待たず早期退職するものが50%を超える事態の原因はここにあるのかも知れません。

 食事内容は考えなければなりません。

 あなたはあなたの食べたもの、
 飲んだもの以外からは
 何ひとつ作られません。
 これは学問的にも真実です。       ――ロジャー・ウイリアムス

ミネラルの大切さ

2006-07-04 15:25:32 | 健康
私とミネラル2006/07/03
ミネラルの大切さは、私たち日本人に欠けている考えだと思います。
 私も糖尿病になって市立医療センターの糖尿病内科に通院していました。
 医師に指示され、栄養士の指導を受けます。
 このときから栄養士が嫌いになりました。学校で習ったカロリー・でんぷん・脂肪などの数字を記憶し、それを金科玉条の如く命令するだけでした。
 私が「減塩で血圧が下がるのは、一種の迷信と言う説もありますよ」とひやかすと、それをカルテに書き込み「私の手に負えません、先生から叱って下さい」と付箋を貼るのです。

 そんなことから、私は栄養・ダイエット・肥満・ミネラル・キレートなどをキーワードにして本や放送大学・グーグルなどで勉強しました。

 栄養士も医者も一種のお役人みたいなもので、決められた方針のマニュアルで対処しているだけだ。本当の意味で分かっていない人ばかりだと思います。
 先日、佐賀大の農学部でのエピソードを聴きました。
 東京大学農学部の遺伝子研究している教授が佐賀に視察に来たそうです。
 その教授は一面の麦畑が黄色く実っているのを見て「佐賀は米どころですね、
こんなに豊作でいいですね」と感想を述べられたそうです。
 何度も言うので、「これはビールの原料の大麦ですけれど」言ったところ「麦ですか。初めて見ました。田んぼに植えてあるから米の種類かと思いました」
と返事があったそうです。
  
 勉強ばかりして、遺伝子の部分だけを研究している教授は、実際の農業を何にも知らなかったのです。
 私自身もそんなところがないかと常に反省して実体験をすることに努力しています。
 栄養士など実体験の伴わない知識だけの専門家が、習っただけのことを振り回すのは嫌ですねぇ。
 栄養士は医者の下請けで栄養指導が仕事です。何か疑問を感じれば医者に相談しますが、医者自体が、学校で栄養学は2単位しか勉強していないし知らないのです。
 大体 生物や地学を高等学校で勉強せず、物理や化学で受験し医学部に入学するのですから、あの東大農学部教授みたいな、トンチンカンな人も多いように見えます。 慈恵医大の医者のように、内視鏡手術を素人だけでやろうとするのも、ほんの一部しか分かっていないのに、皆分かったように思う勉強秀才の現れに思えます。
 そんな医者に今までかかることがなかったのはうれしいですが、生物を勉強していない医者・暗記秀才の医者では怖いですね。

 人の長生きやどうして死ぬかについても、医者はよく分かっていないと思うときもあります。
 天皇陛下を都合のよい1月初旬まで生存させます。
 産婦人科・小児科は医療事故で訴えられるのが嫌で、なり手がいなくなりました。
 少子化の引金を弾いているのは、産婦人科の人工中絶です。
 一昨日、橋本龍太郎元総理大臣が亡くなられました。医者の言う死因は、「多臓器不全」だそうです。結局死因は分からないということでしょう。
 小渕首相は、現役で脳梗塞になりました。天皇陛下なみに死亡日をずらすので、密室謀議で森さんが総理になりました。
 日本の第一人者に対する医療ですから、最高の医者が最高の手を尽くしたのでしょうが、68歳は早すぎます。医療の無力さを考えさせられます。

 私たちは自分の健康や長生きを、医者がやってくれると思いたいですけれど、
医者はそんな能力も責任もないのです。
 自分で自分を護りましょう。
 自分を護る自衛隊を作りましょう。
 自分の身体の自衛隊は、【免疫】です。
 自分の身体の自衛隊に「武器」を装備し、「弾丸」を備蓄しましょう。
 
 その「武器・弾薬」はミネラルです。
 ミネラルの勉強をしましょう。そしてミネラルで武装しましょう。

 『アメリカの産物で、日本を護る』のは戦後日本の一貫した政策でした。
 個人の日本人もアメリカの産物「コロイダル・プラント・ミネラル」で自衛すると考えるとアメリカに「おんぶにだっこ」の気もします。

 良いものは良い 悪いものは悪い の是々非々主義でいきましょう。
 「コロイダル・プラント・ミネラル」は最高です。

奈良の火付け息子

2006-07-03 09:23:50 | 21世紀
奈良の火付け息子2006/06/30
医者になれ勉強せよと叩かれ父親の特訓を受けた息子の抵抗は、家族3人の殺人と放火でした。 可哀想な気もしますが、死刑でしょう。
色々言うより、自殺の道連れに家族を選んだとするほうが自然に思えます。

 私も父親から小学生のころ、叩かれ育ち、父親が嫌いでした。
 高校を卒業し、下宿するのが、大学に入学するよりうれしいことでした。

 昭和20年フィリッピンから復員してきた少佐は、子供に手加減せずビンタでした。
 当時では当たり前のことですし、私自身も自分の娘を叩きましたし恨んで何とかと言うこともないですが、この放火高校生は自分の前途を燃やしてしまったのです。

 あなたの尊敬する人は? の週刊誌のアンケートの答に、自分の父親 という若者が多く「へんなの」と思ったことがあります。
 自分の嫌なところを写す鏡のような父親を、尊敬すると高言するのは親離れ出来ない・何も考えない奴だ。 せめて学校の先生くらい言えないのか?
と考えました。
 私は、小学校でも中学校でも高等学校でも、良い先生に恵まれたのでしょうが、今でも尊敬し、同窓会でお眼にかかるのがうれしいです。

 先週「ミッション・コミュニケーション」の本を読んで「人は自分の思った通りにしか動かない」と習い、その通りだと共感しましたが、この教訓を無視した人間関係の末路はこうなると言う見本のように思えます。

 戦前の軍事教練の押し付け・軍人最優先・帝国主義の押し付け・醜の御楯など強制することへの反発は、暴力は絶対悪として教育から排除されてきましたが、それは又 暴力へ耐える力も奪ってしまったのです。

 暴力に抵抗することも悪だとされ、尖閣列島にも竹島にも無抵抗で、イソップ物語のすっぱい葡萄のように考えるのが、アジアの仲間になる道だとマスコミは言っているようです。これも戦後教育の成果ですね。

 安倍晋三さんも大変です。