朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

中国の分裂

2012-09-29 23:14:47 | 21世紀
中国の分裂
2012/09/30
5日の全人代開幕に合わせて中国財務省が公表した2012年の中央政府と地方政府の予算案によると、全国で治安対策として警察などに投じられる「公共安全」の予算が前年比115%増となる7017億元 (約9兆1221億円)となり、国防予算(6702億元)を2年連続で上回った。
「共産党の敵は国外ではなく国内にいる」とも指摘されている。
民主化運動や少数民族の独立運動、テロ事件も依然として続く中、圧倒的な警察力を投入して封じ込める方針をとっているためだ。

現状を見る限り中国がいずれ内部分裂を起こし、崩壊することも既定事項である。「早ければ今年、おそらくは来年くらいでしょう」当然ながら中国崩壊の余波はあまりにも大きく、その後の世界は大きな爪痕を負う「経済的2012年問題」にもなり得る。中国が分裂すれば、世界では通貨の下落、株価暴落が定着する。
最近の多くの評論家は中国の崩壊がやがて始まると主張し始めました。
しかし中国は崩壊しません。何故なら崩壊する国が存在しないからです。

中央政府が経済的に崩壊することはありますが、人民軍が押さえている地方政府は破綻と言う言葉は存在しません。北朝鮮のような恐ろしい国が7つ生まれまるだけです。
北朝鮮の国民は飢餓の線上で苦しんでいますが、国は存続しています。中国も中央政府が弱体化して、一党独裁国家が7つ出来ても農民の生活は何も変わりません。
欧米人も日本人も中国を統一された一つの国として考えるから、中国の未来が見えなくなるのです。どこの国も「国民国家」という当たり前のシステムをもっています。異民族の集合体である中国は20世紀になって初めて国を意識しました。その為に4千年間変わらない「永遠不滅の中国」を演出するために
歴史を捏造して、最強の国家システムを作ろうとしたのです。 
皇帝の私有物である帝國を中国という国民国家にすること以外、中国が生きる道はなかった。しかし1912年中華民国建国以来、国民国家に向けて必死に努力しているが、いまだ成功したとはいえない。
何故なら中央政府も地方政府も2000年間続いた皇帝の感覚からいまだ脱皮していません。農民を虫けらのごとく扱う彼らを見ているとそのように感じるのは私だけでしょうか?
崩壊の定義は難しいです、中国の場合 中国共産党の一党独裁が崩壊して人民解放軍が七大軍区をそれぞれ独立国家として中国を支配すると考えています。
欧米人も日本人もやがて中国も近代化すると思っているが、我々が考えているような本当の近代化は未来永劫ありえない。何故なら彼らの頭は 権力を握ったそのときから皇帝になってしまうからです。
中国に輝ける未来はやってきません。中国は結局中国なのです。
 
 反日デモの背景には、中国経済の停滞により、若年層を直撃する就職難もあるという。
「いま、卒業した大学生の7割が就職できず、若い世代を中心に、中国国内の不満は爆発寸前にまで高まっています。それが反日デモという形になって表われているんです」
 その指摘どおり、中国国民の"怒りのターゲット"は為政者たる政府当局に他ならない。特に、官僚腐敗に対する憤りは凄まじい。
「腐敗を防止するため、近年、新設された中国国家預防腐敗局の調査では、11年に摘発された官僚は14万人を超え、日本円で1000億円を超える経済的損失があったといわれます。昨年7月、死者40人を出した中国の新幹線事故では、鉄道に巣食う汚職官僚の実態が明らかに。鉄道部長以下鉄道部高官18人が芋づる式に逮捕、失脚しました」そのうちの一人は28億元(約400億円)をくすねていたとか……。
「一事が万事で、中国の共産党官僚と関連企業の癒着は凄まじいばかりです。その多くが、家族も関連企業の役人を兼任し、中国の全土で共産党幹部の一族郎党に注文が流れ込む"錬金システム"が完成しています」(前出・孔健氏)
 中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏がいう。
「中国経済はかなり深刻です。国内格差の拡大も広がっており、深刻度も増しています。現在、中国経済はバブルの崩壊のように劇的な展開ではなく、ズルズルと悪い方向に向かいながらも、それを修正することもできずにいる状態です。世界の工場・中国の象徴でもある深圳市で中小企業の倒産が相次ぎ、廃墟と化した"空き工場"が急増。さらに、海外からの中国進出企業の撤退も顕著になってきている。
 「中国の崩壊」と検索しますと、上のような記事が出て来ます。薄熙来の失脚その後ろ盾の江沢民・周近平、それらを仕組む李克強、その後ろ盾 胡錦濤、それらの権力闘争も最終段階のようです。 第18回共産党大会では、1949年からの共産党政権以来、もっとも大規模な指導部交代が遂行されると見られ、7割に上る党・軍の幹部が入れ替わるため、熾烈な座席争奪戦が繰り広げられているそうです。反日デモどころではなさそうです。

死ぬかと思った

2012-09-29 04:35:45 | 21世紀
死ぬかと思った
2012/09/29
 朝6時半に、麻生先生のマッサージを受けるべく車に乗りました。麻生先生は若松区高須で約1時間の行程です。
 昨夜は、横になると息苦しく、寝られず、座椅子に坐ってうとうとしましたが結局起きていました。駐車場まで10m位ですが、それを歩くだけで息が苦しいのです。腹部の筋肉が動いて、息を吐き出すのですが吸えないのです。意識して吐いた後、鼻から吸おうとしますと。今迄は少しずつ酸素が入り、楽になっていましたが、今日はうまく行きません。30分くらいハーハー言いながら、耐えていますと、少し楽になったので、車を発車しました。5分くらいして三萩野競輪場あたりに来たころ。ハーハーがゼーゼーに変わり息苦しく、車を止めました。鼻から空気を吸うべく努力をするのですが、痰がつまったようで空気は入りません。咳をして吐き出しますと黄色い痰が少し吐けました。
 呼吸は苦しく、窒息しそうです。5回位無理矢理咳をして痰を吐きますと少し楽になりました。足のむくみは昨日よりも楽で、足は柔らかいです。しかしその浮腫みは腹の贅肉部分に来ているようで、それが肺を圧迫しているのです。
 もう今日は運転は無理だとして家に帰りました。車から降りて少し歩くのが怖くて運転席に座ったままハーハー30分くらいしていますと、息が楽になったので、痰吐き出し作戦をしました。5回位苦労していますと何とか取れて、呼吸が楽になりました。
 救急車に乗って医者に行き、透析されるようになる状況とはこんなものかと、納得したことでした。
 贅肉がついて、腹の大きくなった老人は、腎臓が悪くなると、水が腹に溜り呼吸困難になりますよ。今回私は切り抜けましたが、吸っても空気が肺に入らない時、こんな死に方は嫌だと心底思いました。

 そのあと、うれしいことに、おしっこがしたくなり、昨日の何倍も出ています。硬かった足は柔らかくなりました。寝ると息苦しくまだまだ正常には程遠いですが、こんな作文書けますから調子は良いようです。

 あの痰は何だったろうと考えますと、寝冷えから風邪をひいたのだろう。風の症状として肺の中に少量ずつあちこちに溜っていたものが、ゼーゼー言わす度に気管支に集まって来たのだろうと自己診断しました。
 悪いことの後には良いことがある。私のこの症状も最悪の状態を脱し、良い方向に向かうだろう。明日は明るいぞ!

反日デモをどう考える

2012-09-27 22:47:08 | 21世紀
反日デモの考え方
2012/09/28
 尖閣国有化のあと、中国国内では反日デモが続いています。「どうなるんだろう?」と中国インターネットの訳文のページをみてみました。

 そもそも中国において、都市部で人間が百人以上集まって何かをガヤガヤとやっていたら、それは金儲けやバーゲンに関係したものでない限り、基本的にはほとんどがどこかの誰かの意を受けた政治闘争や大衆動員だと考えるべきものなのだ。
反日デモにせよ環境問題への抗議にせよ、文化大革命にせよ(ヘタしたら天安門事件すらも)、中国において、こうした政治闘争や大衆動員をウォッチする際に大事なのは、彼らが主張している内容を真正面からバカ正直に受け止めて意味を考えることではない。
彼らが、何を目的とした誰の意志によって“動かされて”いるのか、彼らが現段階のあの場所で登場した必然性は何か、を考察することが必要になる。
反日デモは、「民意の爆発」などではない。
こうした動きは党内や軍内の一部勢力なり(断定できないが)の保守派が煽動する政治闘争が大衆動員を伴って表面化したものであって、ぶっちゃけ構図的には文化大革命と似たようなもの。

政治意識に目覚めた民衆が、中国政府の外交に圧力をかけているというわけではまったくない。
 (圧力をかけている主体があるなら、「民衆」や「世論」などではなく、当局内部の「保守派」の一部だろう)
また、行為の本質が中国国内の政治闘争である以上、 デモの目的は、実は「日本に尖閣国有化をあきらめさせる」ことではないとも言える。
「習近平を〇〇にする」「××を失脚させる」「△△の影響力を拡大する」といった、国内政治的な目標の実現が、本来の目的であると考えたほうがいい。実は、日本はダシに使われてるだけだとも言えるかもしれない。いい迷惑である。

中国での反日デモは、何かの宣伝に過ぎない。日本で報道するのは、その宣伝の先棒を担ぐことだ。
 現政権胡錦濤は、李克強に政権を継がせたかった。しかし太子党の周近平を押す江沢民に敗れ、次期国家主席は周近平が確実視されている。周近平は此処10日所在不明と言われる。反日デモの原因はこれかも知れない?

韓国の評判

2012-09-26 21:12:27 | 21世紀
韓国の評判
2012/09/27
「ねずさんのひとりごと」の中の記事です。いろいろ言われています。
1 アルゼンチンで追放したい民族第一位に選ばれたことがある。実際に追放されている。
2 タイでは「韓国に絶対に行くな」と報道されたことがある。
3 メキシコでは「共存できない民族」と報道されたことがある。
4 モンゴルでは反韓感情が急激に高まっている。理由は「差別大国」だから。
朝青龍が韓国人記者に対し「キムチ野郎」と罵倒したことがある。
これは、朝青龍が「(日本人から)差別は無かった」と何度も言うにもかかわらず「差別はあったんでしょう?」と何度もしつこく質問攻めにしたため。この質問をした記者は日刊スポーツ所属の韓国籍記者。現在はサッカー担当。
5 フィリピン当局が自国女性に「韓国人警戒令」を出したことがある。
韓国に招待された(旅費は自腹)台湾の野球少年チームが優勝しそうになったので「優勝は韓国チームのためにある」と言われて試合を禁止された。
14 マレーシアのペトロナスツインタワーの、韓国が建てた方(サムスン)のタワーは傾き始めている。両タワー共、日本(ハザマ)が落札したが、いつの間にやら1棟は韓国が建てる事にしかも「共同事業」だからと言って、日本側の図面を勝手に持ち出し。パクる(盗む)技術には長けていたが、施工技術は無かったらしい

スマトラ沖大津波で日本が5億ドルを支援したのに対し、韓国は295万ドルを出すのがせいいっぱい。しかも韓国は日本よりも多く金を出すニダとホラを吹いてた。
東日本大震災では台湾が180億ドル(現在進行形で増加中)、トルコが100億ドル支援したのに対し、 韓国はたったの16億ドル。そしてその多くを勝手に別目的で使用。勿論アレな目的。
46 中国の朝鮮族は同胞の韓国人が嫌い。理由は韓国人は中国を経済的優越感で見下すから。
47 マレーシアでは「韓国人はクソ」という本がベストセラー
48 いくら日本人が経済援助しても、恩を仇で返す。日本人と韓国・朝鮮人はどうやっても水と油。
 朝日新聞は、世界のこんなニュースを報道しましょう。韓国が日本に対してする「従軍慰安婦」「歴史認識」「独島博物館」などの報道は韓国の宣伝を担ぐことですから報道は要りません。

瀉血

2012-09-26 21:01:54 | 21世紀
瀉血療法
2012/09/26
 瀉血は18世紀から19世紀にかけて最盛期を迎えた療法でした。当時の医学書によると、発熱・高血圧・浮腫を訴える患者には、血を抜くようにとなっている。炎症や卒中・神経障害の場合も血を抜く。咳・目まい・頭痛・飲みすぎ・しびれ・リウマチ・息切れにも信じられないことだが血を抜くことが勧められていた。(迷惑な進化)
 床屋さんの三色ねじり棒(看板)の赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表していますが、これは床屋さんが瀉血療法の実施者であったからです。
 ジョージ・ワシントンが喉の感染症に倒れた時、24時間で4回も瀉血をされたそうだ。ワシントンの死因が感染症だったかのか、それとも多量の失血によるものか分からない。
 現在では、瀉血・静脈切開が有効だろうと研究がすすめられているのは、心臓病・高血圧・肺水腫などである。
 私(渡邉)が19世紀だったらこの浮腫みは瀉血だとされている気がする。私は自分でも寝ると呼吸困難になるのは、肺水腫の一種だろうと思うし、瀉血が効果的だろうと思います。
 しかしもう21世紀ですし、透析も瀉血の進化したものと考えられるし、汗をかいて、体内の水分を減らすのも、瀉血の進化したものと考えよう。

 1960年頃の3Dアメリカ映画「タイコンデロカの砦・Fort TI」では、蛭(ヒル)が出て来ます。当時の医者は蛭で瀉血しているようで、大きなビンに蛭を飼っていてそれを立体映画で見せていました。アメリカ独立戦争の頃の話ですからジョ-ジ・ワシントンの時代です。彼の死因も血の抜きすぎと考えられます。当時の標準は瀉血1回は患者が失神するまでだったそうですから。
 貧血は身体が欲して貧血になっていることも多いようです。ソマリアの収容所で、明らかに貧血なので、鐵を補給したところ、彼らには、マラリアなどの感染症が爆発的に増えたそうです。
 ニュージーランドでは、マオリ族の赤ちゃんに、鉄を補給したところ、敗血症や髄膜炎が流行したそうです。マオリ族は赤ちゃんに蜂蜜を食べさせていたそうですが、蜂蜜の中には、ポツリヌス菌の胞子があるそうです。鉄分の少ないところでは、胞子も発芽しないで何事もないのに、鉄分を補給したことが発病の原因になったそうです。
 医者の書いた本は、一般人の経験と違うことが書いてあり、読んで飽きません。「迷惑な進化」と言う本ですが、明日も楽しみです。

鐵は命なり

2012-09-26 20:45:35 | 21世紀
鐵は命なり
2012/09/25
 鐵分の無い所に命はありません。大西洋で風が土埃と鉄分を運んで来るところは、植物性プランクトンが増え緑色になり、動物性プランクトン・小魚・回遊魚と増えていきます。アフリカ東南岸がそうです。ガラパゴス諸島付近は水が青く綺麗ですが、漁場ではありません。ここに鐵分を実験的に撒いたそうです。たった1日で植物プランクトンが増え緑がかった海になったそうです。
 黴菌を培養し、抗生物質を入れると黴菌は死滅します。そこに鐵イオンを入れますと、黴菌の力が強くなりコロニーが出来るそうです。
 人間の身体は、黴菌が侵入して来ても、鐵分を与えないことが黴菌退治の第一だそうです。口・鼻・眼・性器などの開口部の分泌物はキレートと呼ばれる鐵分を固定し取られない物質だそうです。
 ペストと言う病気は、体内侵入後、免疫の白血球が寄って来るとそこから鐵分を取り、大増加することが出来るので、中世に大流行しました。
 人間に役立つ生物も害をなす生物も、鐵分のあるところで増殖し、鉄分は生命の源と言えます。砂漠の砂埃には鐵分が多く、風によって運ばれた海は大漁場になっています。東北大震災で津波の被害を受けた三陸沖などは、大漁場になっているでしょう?
 人間の身体で鐵分を大事にし過ぎ、鐵分を溜めるのがヘモクロマトーシスという病気ですが、大切なお金を貯めすぎるクリスマス・キャロルのスクルージお爺さんとか、ベニスの商人に出るシャイロックさんのような病気ですね。

 +鉄(mg)成人1日あたりの推奨量 男性:7.5mg 女性:10.5mg
*推奨量…ある性・年齢階級に属する人々のほとんどが1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量。
多く含まれる食材
赤ワイン、アサリ、あずき、あわび、牛の内臓と副産物、カキ、カツオ、黒豆、鶏卵、ごま、こまつな、こんにゃく、サバ、シジミ、しそ、せり、そば、そら豆、しゅんぎく、大豆、とうがらし、豆腐、ドジョウ、鶏の内臓と副生物、納豆、煮干、ハマグリ、パセリ、ひじき、羊肉、豚の内臓と副生成物、プルーン、ブロッコリー、ホタテ、ほうれんそう、マグロ、芽キャベツ、レバー などです。
 普通の食べ物を食べていれば、不足することなどなさそうですね。 7.5mgとは、鼻くそ位の量ですね。普段鐵分不足など考えたこともありませんが、宇宙など地球以外に住む時には、大問題になるでしょう。鐵分は鐵や鐵錆びを食べても吸収されないから、黒豆煮るみたいに古釘入れて調理しましょう。

にこまる

2012-09-26 20:35:21 | 21世紀
にこまる
2012/09/24
 長崎県で、爆発的に売れている、お米の新品種だそうです。
 地球温暖化に備えるべく農林水産省の試験場が、気温が上がっても、美味しく沢山収穫できる品種を作りだしているのです。
 地元で消費されるので、東京・大阪などにはまだ送る余裕もないくらいです。今年は高知県などでも「天空の郷」などと名付けられ栽培されていますから広く売られることになるでしょう。
  「にこまる」が「ヒノヒカリ」より多収で品質も良好となるのは、どのようなメカニズムによるのでしょうか。九州地域では前述したように、登熟期に高温と寡照が重なることが多く、米の主成分である炭水化物の調達をこの時期の光合成に依存しにくい状況だと考えられます。このようなときイネは、登熟期直前までに茎に蓄えた炭水化物(NSC;Non Structural Carbohydrate=非構造性炭水化物)を使って米を実らせることができます。そこで、「にこまる」と「ヒノヒカリ」NSCの量を比べてみました。その結果、「にこまる」では「ヒノヒカリ」より明らかに茎内のNSCが多く、この炭水化物を使って高温・寡照条件でも登熟を良好にして多収と高品質を実現していることが示されました。
 お米の美味しさは純粋のデンプンです。たんぼの刈り取りのすんだあと、株は生きていて、秋の内に、新しい芽を出し稲穂を付けます。採れる量は少ないけれど美味しいので、お百姓さんは好んで自家用で食べます。 この美味しいお米もNSCが多かったのでしょう。光合成で作られる稲穂には、蛋白質も多く含み、栄養は沢山あるのですが、味は落ちるのです。玄米より精米した白米の方が美味しいのは、蛋白質がすくないからです。
 良いお酒を作るのに、大吟醸とか言いますが、これも蛋白質が入らないように米粒が半分になるくらい精米したお米を使うのだそうです。
 
 地球温暖化対策などと言うと、石油などを燃やさずCO2を少なくするようにとしか考えませんが、農林省の専門家はすごいですね。地球温暖化にも耐えられる稲の新品種をつくるのは、平成8年から初めていることで16年かかって作った品種だそうです。温暖化が進めば、日本だけでなく外国でも、現在の品種では不都合が起きると思いますが、そんな研究を継続的にしているのは日本だけでしょう? 遺伝子組み換えで新品種を外国では作るようですが、交配を重ねて新品種を作る日本の農林試験場は本物だ。素晴らしい。外国も日本の「にこまる」のタネを買うのだろう。こんなコツコツする研究は韓国では出来ないだろう。これが本物の技術だ。日本人研究者は偉いと感じました。

スマーティ

2012-09-26 20:24:32 | 21世紀
スマーティ
2012/09/23
 浮腫みが定着し、歩くのに苦労しています。ふくらはぎ・太もも・お尻が浮腫みとれません。寝ると腹部に水分が移動するのですが、呼吸が苦しく、噎せて眼が覚めます。しょうがないので座椅子が私の寝場所になりました。
 娘がスマーティを紹介してくれます。最新式のサウナで、38℃の温度で遠赤外線を掛けると汗がすごく出るそうです。腎臓が悪くこのまま放置すれば透析が避けられそうにありません。スマーティを注文することにしました。
 スマーティ
人の身体を温めるのは熱ではなくエネルギー。~~~エネルギー共鳴~~~
この発汗装置には炭の輻射体が貼られ、この炭の輻射体から発せられるエネルギーが、有機体(炭素化合物)の人体細胞内の炭素とよく共鳴して、共鳴による大きなパワーを新しく発生させ、その共鳴波の拡大された大きいエネルギーが人体を改めて温めるのです。
汗が奪う気化熱よりも、輻射体から輻射されるエネルギーの方が極めて大きいので大発汗が出ます。温体・代謝・排毒が達成されるのです。
スマーティの共鳴波浴、これは通常の共鳴のない伝導熱と違います。従来はエネルギーが深部まで到達する前に暑さを感じる神経センサーの働きによって発汗がはじまりますが、身体の受け取るエネルギー量が少ないため、深部まで温まりません。
スマーティの共鳴波浴の温まり方、身体の炭素化合物が共鳴し、共鳴が深部まで到達し共鳴・増幅します。
共鳴して増大した運動エネルギーが熱エネルギーに変化し、身体の受け取るエネルギー量は倍増します。遠赤外線の効果は、距離の二乗に反比例し弱くなります。ですから近ければ近いほど高い効果が期待できます。そして人間の波長に合った、5~20ミクロンの遠赤外線を効率よく照射することによって強力に作用します。
 体内の脂に溶け込んでいる化学物質は500種類を超えると言われています。
皮脂腺からの汗は、化学物質と生体内毒素が一杯です。いち早く体外へ出し、身体の浄化を促し、身体の中をきれいにすることが重要です。
 北九州市では、カネミ・ライスオイル事故で被害を受けた人が沢山います。スマーティは、体内のダイオキシンなどを排出出来るといいですね。
 私も、ボデイワークの麻生先生から、骨・関節に老廃物と不要物が溜り身体に歪みを作っていると言われています。この際、スマーティで水分・老廃物を腎臓と別ルートの発汗や皮脂腺分泌で排出出来るといいなぁ。

アフリカの蚊帳工場

2012-09-26 20:01:57 | 21世紀
アフリカの蚊帳工場
2012/09/22
 たけしのニュースキャスターは、いつも楽しく見ています。先週はアフリカで日本企業が蚊帳を作っている話がありました。野口英世の頃から色んな黴菌を蚊が媒介して、マラリア、黄熱病などで沢山の子供が死んでいると聞いていました。現在は、日本の技術で死亡率が下がって来たそうです。
    住友化学の支援により建設された校舎で学ぶ子どもたち
マラリアを媒介する蚊から身を守るための防虫蚊帳「オリセット®ネット」を独自技術により開発し、アフリカを中心に供給しています。急増する需要に対応するため、生産体制を整える過程において、タンザニアの蚊帳メーカーに技術を無償供与し、2003年から現地生産をスタートしました。現在では、約7,000名の現地雇用を創出しています。
また、「オリセット®ネット」事業の売上げの一部を使って、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン、公益財団法人プラン・ジャパンと連携し、タンザニア、ケニア、ガーナなどを含む8ヶ国(2011年11月現在)で小学校を建設するなど、教育支援も行っています。
 オリセットというのは、蚊帳の繊維の中に練りこんだ殺虫剤だそうで、5年間表面に溶け出して、停まった蚊を殺すのだそうです。
 アフリカは暑い所ですから、風通しが良いように4mmの織目にし、ハマダラ蚊がぎりぎり入らない大きさにしているそうです。
 蚊取り線香も良い発明と思いますが、アフリカの為この蚊帳は効果的だろう。そしてそれを実行している住友化学は偉い、良い会社だと思いました。
 逆浸透膜で海水を淡水化し、きれいな水を売る商売もあります。
 世界の川はどこも泥水です。ガンジス河もメコン河も淡水ですが色々なものが混じり飲めません。逆浸透膜で塩分を通さないと言う上等なものでなく泥と黴菌をこしとる簡易な網は作れないでしょうか? 蚊帳の網とは桁違いの難しさでしょうが、網を見て連想しました。
 色んな援助を未開発国へ供与しています。この蚊帳の援助は、その国に産業を起こし、従業員を採用し、最高の援助です。これに比べれば、ユニセフの寄付などは、建て前の見せかけでしかありません。
 地球上の人口は、増やしてはいけません。援助の結果、人口が増えて、仕事はない。失業者の反乱でシリアやエジプト、リビアのようになったとすれば、援助は悪かも知れません。教育・産児制限・農業技術などの支援が続かないと21世紀は破滅の世紀になるかも知れません。
 小惑星が地球に衝突し、もう一度氷河期からやり直しというのも大変ですし。

オイシックス

2012-09-20 23:01:08 | 21世紀
オイシックス
2012/09/21
 カンブリア宮殿で社長高島さんがインタビューを受けていて、初めて知りました。マッキンゼー・アンド・カンパニーに在籍していた高島宏平が代表となりオイシックス株式会社を設立。自然食品を事業とし売上高 82億1,027万円(2011年3月期) 営業利益 3億1,844万円(2011年3月期) 純利益 1億9678万円を上げています。
 東大在学中の仲間が、それぞれ就職し腕を磨いて集まり事業をしようと約束し始めた事業だそうで、コンピューターの専門家は、ソニー?で腕を磨き、通販システムを自前で作り改良しているそうです。
 会社設立後4年間は資金集めに苦労をしたそうです。「ベンチャー企業の何を見て融資を決めますか?」と質問したところ「社長の姿勢を見て融資する」と言われましたが、翌日には断りの返事を貰い、落ち込んだりしていましたが、公園のベンチで溜息をついているサラリーマン風の人を見て、「悔やんでもしょうがないと悟り、気合が変わり仕事に情熱を切らさない生活が出来るようになりました」とおっしゃっていました。
 バイヤーの人が農家を回り、特徴ある生産者・生産物を探し、無農薬栽培の安全な野菜等をオイシックス用に生産させます。若い農家が多くやる気満々のようでした。
 瓜ソーメンというものを、新発売しようとするバイヤーがいました。これは瓜ですが、ゆでて手でほぐすとソーメンのような細長い形になります。それをサラダにしたり、ミートソースをかけたパスタ風料理にしたりし、レシピを付けてPRしたところ、今年の生産量は完売でした。来年は生産農家を十数軒に増やすよう商談が始まっていました。
 偉い若者がいるものだなぁと感心し続けでした。
 私は、ユトリユニオンという農産物の通販会社から毎月、6,000円コースで送って貰っているのですが、オイシックスに乗り換えようと思います。
 オイシックスの物流センターは、低温倉庫の中で、従業員は防寒衣料を来て作業しています。入荷の品物もすべて規定の温度で配送されて来ているかチェックされていました。
 都会の奥さんなどは、オイシックスを知ったら、近所のスーパーなど買えなくなるでしょう。次の時代の農産物流通はかくあるべきだ。これこそ日本的販売方法だとうれしくなりました。
 今は従業員150人位だそうですが、オイシックスもアマゾンのような流通大手になるのでしょう。頼もしいなぁ。

迷惑な進化

2012-09-19 22:01:52 | 21世紀
迷惑な進化
2012/09/20
 WBSに「スミスの本棚」というコーナーがあります。内田春菊さんが、この本を推薦していました。
 "迷惑な進化"。一見、謎めいた名前のこの本の著者は、遺伝子研究で多くの功績をあげたシャロン・モアレム。『糖尿病は氷河期の生き残り?』『親がジャンクフード好きだと子どもが太る?』本来なら遺伝される必要の無いものが、なぜ代々受け継がれていくのか。その理由を、仮説を交えて、科学的に大胆に考える作品です。
「遺伝子というのは、まず良いものを残すようにできているわけじゃないですか?だったらなぜ病気が遺伝するのか」「これはロマンだと思う。ある種、体の歴史ですよね。誰かが何かを成し遂げたっていう話を男性は好みますが、それが自分の細胞の中でも起こっているという風な解釈をしてもらうと、すごく面白くなると思う」(内田さん談)
 著者のお爺さんは、献血が好きで、「献血すると肉体的にも調子が良い」と言っていたそうです。実はヘモクロマトーシスと言われる病気で鉄分が体内に蓄積するのです。
 ディック・フランシスの競馬シリーズに、シッド・ハーレーという主人公がいます。彼は元騎手でスター選手でしたが、落馬事故のあと、探偵社の跡継ぎとして修業しています。彼は、ハレートシスと名前をからかわれます。ハレートシスとは「口臭」のことです。ヘモクロマトーシスと聴いてハレートシスを思い出して赤血球の鉄分ヘモグロビンに関する病気だと理解出来ました。しょうもない知識を覚えていて、関係ない本の中で其の知識に関係する言葉を見ると、「解った」と言う気分になってうれしくなります。
 まだ「まえがき」しか読んでいないのですが、読み易い本です。ヨーロッパ人の8割はヘモクロマトーシスの遺伝子を持っていて、0.5%の人が発病し、アルツハイマー病に発展することもあるそうです。
 悪い遺伝子を持つものは、自然淘汰され子孫は残りにくくなるはずです。しかし、著者は言います。人間にとって不都合な遺伝子は、自然淘汰されず今でも沢山残っている。糖尿病だって、高血圧だって氷河時代からかわらず人間に残っています。ダーウインの進化の法則は遺伝子にどうして働かないのだろう? そんな話が書いているそうです。
 私も不都合な遺伝子を沢山持っていて、色々な病気に罹っています。この本を読んで、先祖を恨まないようにしましょう。本を読むことが好きなのも、遺伝子の導きに依るものでしょう。作文を書くのに抵抗ないのも遺伝でしょう。

玄海原発再稼働

2012-09-18 20:51:14 | 21世紀
玄海原発を再稼働しよう
2012/09/19
 民主党の「エネルギー・環境調査会」(会長、前原誠司政調会長)は役員会を開き、「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」との方針をまとめた。
 国会周辺の原発反対デモは、成果を上げ、民主党は声を上げる市民活動に弱いことを証明しました。昔の東京都知事、美濃部さんが、「一人でも反対と言う人が居るならば新しい道路を作らない」という体質と同じです。

 南海トラフの地震予測が発表され、高知県での津波高さは34mとされています。この津波の予想される地域には、原子力発電所を稼働させることは出来ません。関係場所に立地する原発は解体命令を出すべきでしょう。
 しかし、日本海側に立地する原発は、同じような地震予測をし、津波高さはどれくらい予測されるかを発表し、やはり30mなどとされるなら、解体せねばならぬでしょう。
 日本海で地震があり高津波が起こるなら、対岸の韓国でも津波がある筈です。
 九州の津波被害を検索すると、雲仙の火山爆発で有明海に津波が起こり、熊本県に大被害を出したことが書いてありました。
 海で地震があれば津波は必ずあるでしょう。だけど、日本海と南海トラフで同じような地震は予測できないだろうし、確率も程度も低いと思います。
 全国一律に原発禁止と、市民運動家の言うような規制は止め、この南海トラフ地震を基準と考え、津波10m以下なら、再稼働okと新しい方針を立てましょう。
 九電の玄海原発の津波予想高さはどのくらいでしょう?おそらく5m程度ではないですか?
 日本海側も太平洋側と同じ程度の津波が予想されると言えば、日本には人間の生きる所はなくなります。
 津波被害の一番予想しにくい原発は、玄海原発でしょう。
 現役の地質学者、土木学者は、知見を発表し、玄海原発再稼働に力を尽くしましょう。それが貴方の使命です。今生まれて現存している理由としましょう。
 原子力潜水艦や原子力空母も稼働しています。振動とか地震には、原子力発電機械は十分耐えられます。原子力発電所地下の活断層が危険と因縁つける左翼学者もいます。振動や動きについては問題ない。危険なのは津波と電源喪失だと認識し、原発についての世論を作りましょう。しかし前原さんと民主党があの美濃部都知事のような、原発反対デモのシンパだとはお粗末ですね。

仕事ハッケン伝

2012-09-17 21:28:23 | 21世紀
NHK仕事ハッケン伝
2012/09/18
 レッド吉田 × スポーツ報道カメラマンと言う番組を見ました。
 面白くて、報道カメラマンを尊敬する気分です。
 レッド吉田さんは、高校生時代、甲子園を目指した球児でした。現在はお笑いタレントをしています。学生に仕事をするとはどんな事かを教える番組「仕事ハッケン伝」で、素人の彼が、スポーツ報道カメラマンを実際に1週間仕事として見せるのです。スポーツ新聞社のカメラマンとして西武ライオンズの試合の写真を3人のチームで撮ります。1塁側、3塁側、バックネット裏に分かれて、試合の感動を伝える写真を撮り翌日の新聞に掲載します。一人で一試合で6,000枚もの写真を撮り、良いものを、その場でパソコン経由し本社写真部に送ります。途中、オウム真理教の高橋逮捕の通知があり、警察署に急行し写真もとります。西武球場で野球の無い時、シリーズ企画の東北震災被害高校野球部の取材に東北まで出張です。指導をする新聞社カメラマンの田中さんの真面目さ、写真部長・デスクの真剣さ、新聞に写真を載せる誇り、などが伝わってきます。1週間の期限が済んで、涙で別れる気分が伝わってきます。
 私達74才の子供時代、街中に町工場が沢山あり、どんな仕事をしているのか? それを自分が出来るか? など一目瞭然でした。
 戦後、都市計画が進み、用途地域が決められ、工場は工業地域に建設され、住居から切り離され、子供達の眼に触れられないものになりました。
 工業は進歩し、一般人には想像出来ないものになり、若い人の工業離れが顕著になったように思います。身近で見慣れたスーパー勤務や、すし職人・飲食店勤務などには抵抗なく参入しているようです。
 「仕事ハッケン伝」は、仕事とはどんなものかを教える、若い人に有効な番組と感じました。建設業・自動車製造・金属製造・発電・送電など普通触れられない職業をPRする番組になります。
 私は自動車工場を初めて見学したとき、無機質の部品を組み立てて、最終には、自力で走って置き場に向うのを見て、新しい生命が生まれたような感激を覚えました。それ以降、自動車の運転も無理をせず、安定的になり、事故など起こしたことはありません。
 日本はこれからも、」工業で生きていく国です。若い人達が「仕事ハッケン伝」を見て、実際の工場を見たり、実習したりして、仕事のイメージを作って欲しいなと思います。
 私の高校同級生の石田雅教さんは、毎日新聞社西部本社の写真部長さんでした。この番組を見て、報道写真を仕事としたあなたを改めて尊敬しました。

面白いニュース

2012-09-16 20:47:03 | 21世紀
ニュースを検索
2012/09/17
 マスコミ(新聞・テレビ)のニュースを見ていると、無能な政府・政治家、不満だらけの日本国民、と聞きたくない話ばかりです。
 「ニュース」とグーグルを検索しますと、色々なニュース媒体(会社?)が出て来ます。
  ニュース速報 芸能ニュース yahooニュース 鉄道ニュース 産経新聞ニュース ぷんたのニュース 毎日新聞ニュース 産経新聞 ニュース livedoor ニュース  
痛いニュース(ノ∀`) - ライブドアブログ などなど。
 私が面白いと思うのは、livedoor ニュース  痛いニュース(ノ∀`) - ライブドアブログ です。これらは、大新聞や通信社のニュースの孫引きですが、変わった見方をし、これから先の発展を予測し書いています。文章も新聞の型通りでない、書いた人の考え方が分かり共感する、普通の分かりやすい書き方です。
 左翼的な考え方は少ないですから、マスコミ記者のアルバイトなどではなさそうです。
 ブログを書いて、沢山の人に読んで頂きたいなと思い、アメーバとかライブドアのブログにもアップロードしていますが、それぞれのニュース欄を通りますので、面白いニュースがあれば眼を通しています。それらのページには、「ニュース」と検索すればすぐ行けることに気付いて、この頃は暇なときには(いつも暇なのですけれど)いつも読んでいます。
 「政治ブログランキング」と検索してみてください。ここはブログランキング上位のものが出ています。「ねずさんのひとりごと」三橋貴明のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」というブログなどは、日本の知性と言うべきものの見方で、時事問題を解説し面白いです。
 特に韓国についての解説は、日本の大マスコミが言えないことが沢山あり、なるほどと納得することが多いです。
 書いている個別の事が真実である保証はありませんが、定性的な間違いはないように思います。
 解りやすい文章が、私はコミニュケーションに一番必要と考えます。人を納得させるのは、自分の考えをその流れの通りに、文章にする。即ち、自分の考えをその通りたどれる。飛躍や我田引水でない自然の発想をそのまま出すべきだと思います。「痛いニュース」「ねずさんのひとりごと」など読んでいると、文章が分かりやすく、現代最高の書き手と感じます。日下公人さんの本を読む気分になります。解りやすい小説は坂岡真の時代小説です。文庫本専門の読み捨て本で、芥川賞や直木賞には縁がないでしょうが、楽しいですよ。

社長の養成

2012-09-16 02:34:24 | 21世紀
社長を養成する
2012/09/16
 9/12の作文で「カルビー」の事を書きました。昨日、電機業界のリストラの事を書きました。社長の在り方で、会社の業績も成長も変わって来ます。
 NHKクローズアップ現代で、社長養成の新しいやり方を取り上げていました。資生堂の例、ソフトバンク孫正義社長の社長塾の例が挙げられていました。
 感激して観ながら、今、日本に必要なのは、エリートの養成だと思いました。
 日本は昔から、エリートは大学教育で養成するとして来ました。実際の仕事は現場教育によるとし、日本軍隊の下士官が世界最高の評価を得ていました。
 明治維新後の大学教育では、最新技術を外人教官から学んだ学生は卒業してすぐ現場責任者となって、「京都疎水」その他のプロジェクトを完成させました。
 戦後日本では、旧エリートは追放され、互選によって選ばれた一般人が、責任者となって事業を進め、差別は絶対の悪だと排斥されました。それらを社会に定着させたのは、日教組であり、運動会に於いても、1等・2等・3等と順位を付けない時代もありました。
 大学教育は、高等学校卒業生から入学試験に合格したものが進学します。
 大学卒業には卒業試験などなく、入学生は全員卒業し、就職します。
 同じ会社では、全員、同じ給料で採用され誰がエリートになるかは当初不明です。人事評価は、悪い事があれば減点され、無難な冒険しない人がエリートに残り易くなるような気がします。
 現状の状態のままでは、変化の多い時代では、経営者は対応出来ないだろう。
だから「カルビー」のようにヘッド・ハンティングで経営者をスカウトしているのだ。
 日本は、学業優先で人材を選ぶのが公平な方法と考えられているようですが、人格・才能・決断力などペーパーテストで測れない能力を持つ人間を選抜し教育することが、肝要な時代になったと感じます。
 ソフトバンク社長塾では、自分のしたい事業をプレゼンテーションし、それに合格した人に資金を出し事業を始めさせます。実際に決断を重ねて事業を遂行することが、一番の社長教育だとして、実習させているようです。
 社内の人も社外の人も参加でき、定員300人だそうです。低順位20%の人は落第し、新規人間と交替するそうです。
 会社も大きくなり過ぎると、色々問題も発生し、社内管理の仕事が多くなり、上手く成長出来ないこともあるようです。昨日作文の社内批判を見ると、電機業は反省が要りそうです。海外に優秀な人が行き、国内残留者は、消極的な人が多いのかな?