メルトスルー
2011/09/29
上原経営塾講義録
「福島原発では炉心溶融(メルトダウン)が起こっているけれど冷温停止は、今年中に行われるので安心せよ」と細野 豪志 原子力担当大臣は高らかに言いました。
上原晴男先生は、9月28日のチャレンジ経営塾の講義でこのように心配されて講義されました。
メルトダウンして、核燃料は、炉底を熔かしてメルトスルー(炉外に流れ出し)ている。圧力容器も熔かし地中に流れ出している可能性が高い。炉の中に核燃料がなければ炉内温度は低いだろうが、地中でどんな振舞いをするか分からない。
地中で爆発し、再び放射能を撒き散らす可能性も高い。
原子炉の廻りに近寄れない状態なので、誰にも分からない。対策も出来ない。
東北震災地域に台風が来て困ったと新聞報道されるが、東北地方に散布された放射能はこの台風で拡散された。海水中に散布された放射能は黒潮に乗り太平洋中央部に流されている。
1~2年後アメリカ・カナダで放射能が検出され、その配合から、福島原発発生の放射能と特定されると、補償問題も発生し、日本産の食物など排斥されるだろう。
メルトスルー後の地中爆発などあれば、日本には住めなくなる可能性もある。
東北の人に九州へ来いと言えればよいが、九州でも玄海原子力発電所が老朽化し、いつ爆発が起きるか分からず推薦も出来ない。
海中に散布された放射能は、プランクトンから小魚そして大型魚へと濃縮されていく。核物質は重たいので、海底に溜る率が高く、底物のヒラメ・カレイなど放射能の蓄積が心配される。老人は代謝が遅く危険は少ないが、若い人は注意が必要だ。底物魚は食べないのが安心だろう。
原子力発電所を廃止するにあたり、使用済み核燃料の冷却保管場所を作らねばならない。現在の青森貯蔵場所は満杯で入れられない。地震にも津波にも火山の爆発に対しても安全な場所は、日本には少ない。
福岡と佐賀に跨る背振山系は、自然災害に対して安全な第一候補です。
対馬は火山もなく標高も高く安全な場所と言えます、
コンピュータ・データの保管にも適した所とも言え、電力さえ確保出来れば、日本のクラウド基地が置かれるでしょう。
2011/09/29
上原経営塾講義録
「福島原発では炉心溶融(メルトダウン)が起こっているけれど冷温停止は、今年中に行われるので安心せよ」と細野 豪志 原子力担当大臣は高らかに言いました。
上原晴男先生は、9月28日のチャレンジ経営塾の講義でこのように心配されて講義されました。
メルトダウンして、核燃料は、炉底を熔かしてメルトスルー(炉外に流れ出し)ている。圧力容器も熔かし地中に流れ出している可能性が高い。炉の中に核燃料がなければ炉内温度は低いだろうが、地中でどんな振舞いをするか分からない。
地中で爆発し、再び放射能を撒き散らす可能性も高い。
原子炉の廻りに近寄れない状態なので、誰にも分からない。対策も出来ない。
東北震災地域に台風が来て困ったと新聞報道されるが、東北地方に散布された放射能はこの台風で拡散された。海水中に散布された放射能は黒潮に乗り太平洋中央部に流されている。
1~2年後アメリカ・カナダで放射能が検出され、その配合から、福島原発発生の放射能と特定されると、補償問題も発生し、日本産の食物など排斥されるだろう。
メルトスルー後の地中爆発などあれば、日本には住めなくなる可能性もある。
東北の人に九州へ来いと言えればよいが、九州でも玄海原子力発電所が老朽化し、いつ爆発が起きるか分からず推薦も出来ない。
海中に散布された放射能は、プランクトンから小魚そして大型魚へと濃縮されていく。核物質は重たいので、海底に溜る率が高く、底物のヒラメ・カレイなど放射能の蓄積が心配される。老人は代謝が遅く危険は少ないが、若い人は注意が必要だ。底物魚は食べないのが安心だろう。
原子力発電所を廃止するにあたり、使用済み核燃料の冷却保管場所を作らねばならない。現在の青森貯蔵場所は満杯で入れられない。地震にも津波にも火山の爆発に対しても安全な場所は、日本には少ない。
福岡と佐賀に跨る背振山系は、自然災害に対して安全な第一候補です。
対馬は火山もなく標高も高く安全な場所と言えます、
コンピュータ・データの保管にも適した所とも言え、電力さえ確保出来れば、日本のクラウド基地が置かれるでしょう。