クロモンアカコメツキAmpedus sanguinolentus nippon
左、2007,5,22採集の♂ 右、2007,4,5採集の♀(共に網走市産)
♀は広葉樹の朽木を崩して採集した個体で、♂は何で採ったか憶えていないが、おそらくは飛んでたか木を掬ったら入ったかかと
本種も寒冷性の種類で、国内では北海道と東北地方で採集されている。
湿地との関連が強い種類で、今回採集できたのもハンノキやシラカンバを主体とした湿地林。春はミズバショウがとても綺麗なところです
因みに、これ以降はまったく採集できていない
朽木は結構崩したんだけどなぁ・・・
2007,4,29撮影
春先は凄く歩きやすいが、一月もすると↓
2007,6,12撮影
こんな感じで、林内は歩けなくなります
私が採った個体よりも黒班が発達していますね。
単なる個体差なのか、それとも地域差なのか・・・。
たくさん採れれば面白そうですね。
ここは近くにミズナラの立ち枯れがあり、ペンナータが採れないかなと思ってます
標高は低いですが、隣の小清水でも低標高地で採れているのでいる可能性はあると思います。
ここは一年間トラップをかけたりしましたが、ハンミョウモドキ類は採れませんでした
セスジアカガネオサムシやツノヒゲゴミムシが多くいるので、いい湿地だとは思いますが、好む環境が違うのでしょうね
今、O-jiroさんのブログを確認しましたが、確かに黒いですね。micromyuさんのところも見てきましたが、黒くない。
個体差か、地理変異か、数を採らないことには何もわかりませんね
日本の亜種は、黒紋が狭くなるようですが(♂だけ?)、海外の本種はどの程度か見てみたいですね。
ここまで黒い黒いと言われて、写真写りの関係かと思って標本を確認しましたが、やっぱり黒かったです
紋が消えるというのはどんな感じでしょう?黒紋がないということでしょうか?よくわからなくてすいません
網走周辺での記録はどれくらいあるんでしょうか?
もちろん紋が消失してたら判別出来ませんし、この赤いエリトラのAmpedusを同定するには神眼が必要です。数名の専門家以外には判る人はいないでしょう。(笑)
網走ではリアウシ湖と音根内から採集されています。あまり多くはありませんが、珍まではいかないでしょう。
記録有りましたか、すこし残念です。しかも同じところで
♀を採集したときに、黒紋のないアカコメツキも採集していましたが、それもクロモンアカコメツキの可能性がありそうですね。前回送ってからいくつか標本が出てきたので、また送っても大丈夫でしょうか?
標本漁ってみました(笑)網走支庁だと例のタマムシポイントでも得てました。2007年のは黒紋が大きくて2009年のは黒紋消失ぎみですね。ゲニ抜いて無いけどやはり赤い方は♂っぽいでかなあ。
例のタマムシポイントはあそこですよね?
水辺の近くとはいえ、湿地環境は近くにないと思うのですが、意外といろんな環境に生息しているのでしょうか?それとも自分が見逃しているのか?
話を聞く限り個体差がかなりありそうなので、なんとか数を集めてみないと