柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

アオハタ

2017年12月13日 18時04分42秒 | グルメ

青羽太半助の炊いたん

夏が産卵期なので、旬は初夏だと思うが

産卵期以外は、美味しい

我町では、アカハタばかりが獲れて、アオハタは珍しい

オオモンハタもよく獲れる

キジハタ(アコウ)やホウセキハタは、我町では見たことがない

アオハタは、塩をあてます

塩が浸透したら、熱湯で霜降りをして冷水に落とす

残った鱗や血合い、ぬめりなどを流水で丁寧に処理する

鍋に酒+水(半分以上は酒):醤油:味醂:砂糖=6:1:1:0.2~0.5を沸かし

生姜を加えて、アオハタを煮る

再沸騰したら火を弱めて灰汁をひき

落とし蓋をして5分煮る

落とし蓋を取って、ペーパータオル(煮汁から出ていると味が浸みない)などをかけて冷ます

食べる前に温めます

長時間炊いても味は浸みません

味は冷める時に浸透する

焚きすぎると、煮汁に味が出てしまい

魚は、出汁がらになってしまう

また、鍋にできるだけ、きちきちに詰めて炊く

隙間があると、煮汁がたくさんいって不経済だし、美味しくできない

隙間ができたら、冷蔵庫の残り物の野菜の切れ端などを詰める

野菜の旨味で美味しくなります