西郷輝彦
星空のあいつは気のいいあいつ
大きな夢をもっていた
男心のひとすじに
生きてゆこうといいながら
星をみつめて泣いていた
星空のあいつはすてきなあいつ
きらめく夢をもっていた
流れる星ならつかまえて
キラリかがやくペンダント
おれは作るといったやつ
星空のあいつはやさしいあいつ
いつもギターをひいていた
教えてくれたよこのぼくに
胸がちょっぴり痛むとき
ひとりギターでうたう歌
大きな夢をもっていた
男心のひとすじに
生きてゆこうといいながら
星をみつめて泣いていた
星空のあいつはすてきなあいつ
きらめく夢をもっていた
流れる星ならつかまえて
キラリかがやくペンダント
おれは作るといったやつ
星空のあいつはやさしいあいつ
いつもギターをひいていた
教えてくれたよこのぼくに
胸がちょっぴり痛むとき
ひとりギターでうたう歌
西郷輝彦の友情は男同士、一対一の対関係の友情。恋愛も含めたこの一対性が西郷輝彦の歌の基本設定です。
しかも、「あいつ」はもういない。一対の相手を失った「ぼく」は一人。けれども「さびしい」とも「かなしい」とも口には出さず、
しかも、「あいつ」はもういない。一対の相手を失った「ぼく」は一人。けれども「さびしい」とも「かなしい」とも口には出さず、
詞はただ元気だったころの「あいつ」の面影を生き生きと描き出します。
「あいつ」は星をみつめて泣く若者。
「あいつ」は星をみつめて泣く若者。
感情の高ぶりに涙を流すこの純情、この熱さも60年代青春歌謡ならではのものですね。