きりきり舞い

山本リンダ

尾崎亜美　

はらはらさせてごめんね
いいこでなくてごめんね
浮気ぐせはなおらないのよ
夜風が甘いだけでも
祭が近いだけでも
からだ中が燃えてしまうの
たいくつな時は死にそうになるのよ
突然悪いささやききこえ
私はあなたを
捨てて　捨ててしまう
きりきり舞いであなたの
人生さえも狂わせ
悪いことをしたと思うわ

はらはらさせてごめんね
いいこでなくてごめんね
だけどそれが魅力なのかも
油断をしたらするりと
どこかへとんで行きそう
だから強くつなぎとめてよ
たいくつな時は死にそうになるのよ
突然悪いささやききこえ
私はあなたを
捨てて　捨ててしまう
きりきり舞いをしている
あなたがかわいそうだわ
だから駄目といったじゃないの

「きりきり舞い」は、1973年（昭和48年）12月10日にリリースされた山本リンダ26枚目のシングルです。

デビュー以来、ヒット曲に恵まれなかった彼女でしたが、作詞・作曲が阿久悠・都倉俊一コンビに代わり、「どうにもとまらない」、「狂わせたいの」、

「じんじんさせて」と、連続オリコンチャート トップ10入りを果たしています。

そして、最後のヒット曲となったのがこの曲です。

オリコンチャートでは26位でしたが、近田春夫&ハルヲフォンが5年後カバーしたこともあり、息の長い曲になりました。


岸田総理、自党の女性議員に「きりきり舞い」。（笑）