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いつでも君のこと好きだったよ

京都文学フリマ ととと№12予告フリーペーパー配布します!

2019-01-18 23:45:45 | 日記

 ととと12号がもうすぐ配信されます。

 

 今回は白石瑞紀さん、永田愛さんの第一歌集刊行記念号で、メンバーがそれぞれの歌集から歌を選んで載せます。(私の第二歌集『白へ』からも選んでもらっています)新作もあり。私の書いている童話「とびらひらく」も続いています。

 

 あさっての京都文学フリマ(みやこめっせ)で、ととと12号の予告フリーペーパーを配布します。

 

 とととのブースはとくにないので、知り合いのブースにおかせてもらったり、私が手配りでお渡しする予定です。

 

 先着100枚なので、みかけたらもらってください。

 

 午前中は塔のブースあたりでうろうろしていると思います。

 

 どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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やっと会えた! 錦見映理子『めくるめく短歌たち』

2019-01-17 23:19:12 | 日記

 NHK短歌で連載されていた(三年半も!)錦見映理子さんのエッセイが1冊の本になって、それは去年のクリスマスくらいに発売された。錦見さんが出会った人や短歌を愛情深く書いていて、私は本になるのを楽しみにしていた。

 

 Twitterで目次が紹介され、「鳩地獄」というタイトルで私と東大の構内を歩いた話もあって、とりあげたひと一覧にも名前があった。

 

 まえに、「本になったら送るから」と言ってくれていたので、クリスマスくらいから、帰宅しては郵便受けを覗き、外出していたら夫に「にしきみさんの本、きてる?」と尋ねる日々が続き、そのうちにTwitterやブログで読んだ感想や紹介文がでて、ああ、私もはやく読みたい~と思いつつ、でも本人にきくのも忙しいのに悪いかなぁともじもじしているうちに年が明けた。

 

 もう買おうかなぁ、でもやっぱりにしきみさんから届くのを待つべきだ、と思い。

 

 錦見さんから年賀状が届いて、私のほうからは寒中見舞いを書いた。そこのはしっこに、「本、待ってていいのかな」みたいなことを小さく書いたら、すぐにメールがきて、「届いてないの!?ショック!!」ということで、私への本が迷子になっていたことがわかった。ちゃんと住所もあっているのに。そしてすぐに送ってくれた。それが先週の10日の木曜日。

 

 土曜日。まぁ、2日以上かかることもあるかな。と思うも、前にも迷子になっていたのでまた不安になる。

 

 日曜日、月曜日(祝日)は郵便の配達がないかもしれないから、やきもきしながら火曜日まで待つことにする。

 

 火曜日、宇治に出掛けていて、16時すぎに帰宅し、郵便受けをみるけど、まだ来ていない。ちょうど配達のひとが通りかかったけど、ぽそりと1枚関西電力からのおしらせ封筒がきただけ。これは絶対おかしい。私が自分でいって探したい!という気持ちが抑えられず、運動靴にはきかえて早歩きで城陽郵便局へ急いだ。16時で保険、預金の窓口は閉まっていて、郵便の窓口2つだけがあいていた。高校受験の願書を持った中学生が並んでいる。

 

 歩きながら、確認の電話もしていたので、閉まっていた窓口の人に事情を話すと、いま局に残っていないか確認しているという。

 

 ああ、もう私もいっしょに探したい。そして、いまはなにもない、17時の便があるからそれに入っているかも・・・といわれ、じゃあそれまでここで待ちたいというと(←かなり思い詰めた感じで)すぐには確認できないから電話するという。ほかに調べる方法をきくと、調査依頼票をだせば、投函したところから辿って行ってくれるらしい。それじゃあとその依頼票も書いて帰る。

 

 家で待っていると18時ごろにかかってきて、きょうの便にはなかった、らしい。そして、そのことを錦見さんにメールすると、彼女もがっかりして、なんで届かないんだろう、もう自分で渡しにいきたいよ、といい、私ももう自分で貰いに行きたい!、と途方に暮れるふたり。いろいろ推理して、一回目は九州の出版社から、二回目は東京から送っているのに城陽に届かないということは、京都ー城陽間に難所があるんだ、それは誰だ、とかやりとりしているうちに可笑しくなってくる。どんなこともなんか楽しい方向に向かうのが不思議。

 

 そして、きのうの朝も問い合わせたけれど、まだ城陽の局には届かない、とのことで。錦見さんは最寄りの郵便局に行ってくれて。(ほんとに忙しいのに申し訳なさすぎ)すると、なんとそこの局に舞い戻って来ている、というのだ。ちゃんと私の住所が記載されているのに。どういうこと?? それで速攻で再送した、とのことだった。

 

 今朝、城陽郵便局から電話があって、「お探しの本が届いていますが、本日自宅へ配達していいですか」

 

 いいに決まってる! はよちょうだい。

 

 きょうも定時でぴゅーーっと帰宅したら、ポストに錦見さんの字の封筒が・・・!! ああ、やっと会えたーーー

 

 ああ、ありがとう。ほんとうに苦労して届いた本。 大事に読もう。この本を見るたびに、ここまでのプロセスも思い出すだろう。

 

 読み終えたらまたここに書きます。

 

 

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象牙彫刻と歯のメンテナンス

2019-01-16 21:14:50 | 日記

 きょうは数カ月に一度の歯のメンテナンス。会社は終業時間にタイムカードを押し、誰よりも早くエレベーターに乗り、すぐにきたバスに乗り、京都駅18時6分の快速に乗った。

 

 そして、19時半すぎに歯医者へついて、歯磨きルームで歯を磨き、受付をして待つ。19時からの予約。

 

 ここは毎回衛生士が変わる。同じ人にあたったことはない。もう3年くらい通っているけれど。

 

 きょうはわりと年配の女性。ちょっと怖い。なんか力づくなイメージ。

 

 歯を削られているあいだ、他の事を考える。象牙って歯かな。いや、あれは牙だから歯ではないな。でも上顎から出てるんだったら歯みたいなものかな。

 

 いつもはあの機械音から意識を遠ざけるために、私は骨だ。いま、全部が骨だ。骨の一部を薄くスライスされているだけだ、大丈夫だ、と呪文のように思っていたけれど、きょうはそれくらいではいかないくらい、衛生士さんの指の力が強くて、そんなに唇をのばさないでよぉ、とかいろいろ気になる。そこから気持ちを別のところへもっていくには、骨の想像くらいでは負けてしまいそうだった。

 

 そうだ、きょう、私は象牙だ。あのつるつるの、象牙なんだ。

 

 いま、このそばで作業をしている人は象牙彫刻家だ。しかもかなりの熟練工だ。かなりの荒技で削っている。ちょっとがまんしていれば、わたしは数十分後にはあの、故宮博物館で見たような美しい彫刻になるんだ。(象牙彫刻ってすごいものです。見たことない人は画像の検索かけてみてください)

 

 いつもより長い。機械で削ったあと、ノミを使って(イメージ)さらに削る。力任せな感じ。怖すぎる・・・ 象牙彫刻とかそんな美しいものではないような・・・そうだ、昔、中学くらいの美術で蠟の塊を彫刻刀で削って、友達の顔を彫ったことがあったな。とにかく彫刻刀って苦手で、目とか鼻とか彫っているうちにへんな力が入って、思ったようにまったくならなくて、ひどいものができあがったんだったな・・・・

 

 よけいに気持ちが沈んでくる。

 

 それで、このあと終わったらなにか食べに行こうと考える。城陽飯店って何時までだろう。水曜日は定休日じゃないよね。ああ、あそこのレバニラ、おいしいんだよなぁ。

 

 メンテ終了。いつものように先生がチェックして、数値の表をみて、注意事項をきいて、歯ブラシを貰った。

 

 あぁ、緊張して疲れた。そして、レバニラを食べて帰った。

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四都物語

2019-01-15 23:14:53 | 日記

 きょうで4連休が終了する。

 

 この連休は大阪、奈良、神戸、宇治(京都)と日替わりでいろんなところで楽しんだ。

 

 弱ってきている親のことも気になるけれど、なんとか細い時間にメールしたり電話したり、様子を伺い、出掛ける。

 

 去年はいろんなことを諦めたり見送ったりしていたけれど、今年は工夫して出掛けて行きたいと思う。

 

 きのう、神戸で何気なく入ったお店が動物とふれあう、というお店で。通りにあった看板のチーズケーキの安さに惹かれて、ふらふらと入ったら、小鳥が店内を飛んでいて、固まった・・・ 鳩とかじゃなくてよかったけれど。

 

 セキセイインコも、あの黒い線の模様が怖くて困る。お店の小鳥は水色とピンクだったので、まぁ、大丈夫だった。

 

 隣のテーブルではおじさんが犬をだっこしていて、近所の人が散歩に立ち寄ったのかと思ったら、その犬もそのお店の犬で。

 

 いかにも動物好きの女店主が、「だっこされますか」と布にくるんだ犬を私たちのほうへ持って来てくれたけれど、「いえ、ケーキをいただいてからにします」と言ったら、あまり積極的な客ではないことを悟ったようで、それから誘いはなかった。

 

 女店主「小鳥が床にいたりしますから、充分気をつけてくださいね。携帯での撮影は禁止です。こちらがタイミングを見計らって声掛けして、携帯を預かって撮らせていただきますので」

 

 はじめはどういうシステムなのか理解できなかった。よく、遊園地などで業者が勝手に写真を撮って、あとで高い金額で写真を売る、という商法かと思ったけれど、そうではなくて、どうやら動物のストレスを考えてのことのよう。

 

 ハーブティとチーズケーキをちょっとびくびくしながらいただいていると、女店主がやってきて、「はい、いま撮ります!」と、いきなり撮影タイムに入り、スマホを預けて何枚か撮ってもらった。あとでみると、すべて小鳥にピントがあっていて可笑しかった。

 

 なんだかそれぞれに濃い4日間だった。

 

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高安醇展

2019-01-14 19:33:36 | 日記

 きょうは神戸のギャラリー島田で開催されている高安醇展へ行ってきた。

 

 年始に届いた案内状にあった作品がとてもすてきでどうしても見たいと思っていて。実物は葉書とは比べ物にならないほどやっぱり素晴らしかった。写真にはうつらない色や質感や立体感や紙の特性などが目の前に広がる。もちろん大きさもあって迫って来る。

 

 いままでよく京都の白川ギャラリーへ見に行っていたけれど、ギャラリー島田はスペースが2倍くらいあって、展示数もたくさんあって見ごたえもあった。ちいさな椅子とテーブルがあって、これまでの個展の冊子なども置かれている。

 

 1980年の個展の冊子をぱらぱらとめくっていると、近藤芳美が醇さんの絵の横に文を書いているページがあった。はじめてみた。高安先生が依頼されたのだろうか。

 

 短い思い出を綴った文だけれど、高安家との戦後の交流や、その当時の様子が垣間見れて、これまでの高安夫妻と醇さんの歩いた道のりを思った。

 

 高安醇氏はもちろん私よりずっと年上の大人のすてきな紳士なのだけど、高安国世作品の中で何度も出会う醇さんはちいさな子供で、そのイメージが固定されたままになっている。だから、つい「醇さん」と呼んでしまうのだ。

 

 作品展の見学のあとは、イスラム教会へ行ったり、インド料理を食べたりしながら、久しぶりに神戸の街を歩いた。神戸も私にはいつまでもあこがれの街。

 

 学生のころに好きだったビルもまだあった。テナントはずいぶん様変わりしていたけれど、むかしはここにお菓子やさんがあったなぁと当時を思い出すことができた。

 

 歳月がどんなに流れても、壊れないものがある。

 

 

 

 

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