きょうは火曜日。義父のお手伝いにいく日。
いっぺんに用事を済ませるために、義父宅へいくまえにいろいろ予定とコースを考えます。
宅急便のセンターに不在で受け取れなかった荷物をとりにいく、郵便局でスマートレターを買う、生協に義父の生協カードのチャージをする、銀行へいって生活費をおろす、銀行2へ行って義父の使っていない通帳を解約する、などなど。
9時半に家をでて、義父を迎えにいき、鍼治療のクリニックへ送る。「ここは予約していても時間がかかるんだ」とのこと。
そのあいだに、銀行で解約をしようとしたら、キャッシュカードがない場合は本人じゃないと解約できないらしい。そうか。やっぱり。それじゃ、すぐ近くにいるので呼んできます、といって治療院へ呼びに行く。ゆらゆら歩く。そして窓口(対応してくれた人が新人らしい)で解約の手続き。ちいさい解約の用紙に、窓口の女の子がちいさいハンコをじぃっと確認しながら押していく。それから手渡した義父のハンコに朱肉をつけて押そうとした瞬間、義父はそばにあった深緑のゴム製のマットをすっと差し出したのだ。
女の子は、「ああ、どうも」といって、マットを敷いてハンコを押した。お義父さん、気がまわるなぁ。
それからお義父さんが治療を受けているあいだに用事をすませ、迎えに行く。処方箋を持って、薬局へむかっていると、おいしいパン屋の前をとおって、「買っていこうかな」と義父がいうので、「ここ、おいしいですよね、買いましょう」。結局私や夫のぶんのパンも買ってくれました。それから、また少し歩くとトラック販売の八百屋さんがいて、八朔とみかんを買いました。2袋で300円。安い。薬局で薬をもらい、義父宅へつきました。私が鞄から義父宅の鍵をごそごそ探していると、
義父「ぼく、持ってるよ」といって、ポケットからすっと鍵をだして開けてくれました。動きが私よりスムーズ。完全に負けている。
義父は買ってきたパンと牛乳、はっさくを食べ、私が玉子焼きを焼いたら、それも食べました。
義父「ああ、きょうはおいしいお昼だったな、ありがとう」
私「いえいえ、それじゃあまた週末にきます」 すでに15時。
台風のときに雨樋がはずれてそのままになっているのが気になる、という新しい案件をもらう。ゴーヤカーテンの日よけよりそのほうが絶対急ぐやん・・・・ 義母の一周忌のことも相談しないといけないし。ひとつずつ対応していこう。