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いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会

2016-08-06 20:02:37 | 日記

 きのうは山城歌会でした。

 

 いま、家の車がつかえなくて、徒歩20分、炎天下を歩いて会場へ行ったら、もう私以外の人は全員席についておられました。 申し訳ない、一番近いのに。

 

 山城歌会のメンバーは京都初校メンバーと重なっているので、たまたまきのうが初校日になっていて、2名は初校へ行かれて、参加者は8名でした。

 

 司会のSさんは去年の8月からこられている人で、京都市内から熱心に来ておられます。 初めての司会ということでしたが、みなさん自主的に発言されたりして、滞りなく会は進みました。

 

 7月30日は高安国世の命日で、お葬式に行った日のことを思いながら詠んだ歌があって、「合歓の樹が来光寺にあって」とか「エンジュの白い花がお宅への道に散り敷いていたから、槐忌って勝手に呼んでいるの」と、懐かしそうに話されるのをきいていると、本当に大切な先生、大切な時間だったんだなぁと思いました。

 

 Kさんが、「来光寺といえば、あそこで歌会をやっていてね、坂田(博義)も来ていたんだよ。 あそこの入口に掛かっていた絵をみて、坂田はこれは誰誰の絵だなっていうんだけど、こっちはそういうのちっともわからんもんだから、へえって思ってきいてたね」

 

 人数がすくないといろんな話がきけて、しかももうそういうことでしかつながることのできない私たちは、高安さんや坂田さんの言葉や様子を知ることができて、とてもありがたいと思うのです。 

 

 山城歌会は2首出すのですが、私が出した1首

 

 ・明るさに南を向けばさみどりの風が光を揺らしていたり

 

 という歌に、屋外にいるか部屋の中にいるかわからないから、南の窓、とか具体的にしたほうがいい、というコメントがあったあとに、Mさんが

 

 「だけど、たぶん、この歌は絵画でいうと印象派みたいな、歌全体がさみどりで、光と色しかない世界を言葉にしたかったんでしょう」 というコメントを下さって、ほう、と思いました。 

 

 人数が少なくても、前評者の意見に惑わされないで自分が思ったことをきちんと言い合える、のはいい歌会だと思ったのでした。

 

 早く終わったので、時間のあった6人でお茶を飲みに行きました。 比較的高齢者が多かったのですが、抹茶フラッペ、チョコレートパフェ、3色アイスが4名。 と、みんな冷たいものをわいわい言いながら食べました。 いや~暑くて夏ばてとか言っている場合じゃない。 遠くからカートを引いて保冷材もいれて冷たいゼリーの差し入れを持って来てくださったり、元気にフラッペ食べたり。 見習わないといけないなぁと反省しました。

 

 来月はいちじくの最盛期。 お休みがとれたらいちじくを持って行きたいと思っているところです。

 

 

 

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